単に「祭」は、夏の季語であるから、夏以外は「春祭」「秋祭」と使わねばならない。祭は、神を「祀る」からきていて、春は豊作を祈り、秋は豊作を神に感謝することであり、又先祖や死者の霊を慰めることでもある。しかし、最近の祭と言えば、娯楽性の強い賑やかなどんちゃん騒ぎだけを「祭」と言っていることが多いような気がする。
さてこの句、祭のお囃子の笛に合わせて、赤ちゃんが手足を振っている。それを「乗る」としたところが味噌。
ダイモンジソウ(大文字草)
単に「祭」は、夏の季語であるから、夏以外は「春祭」「秋祭」と使わねばならない。祭は、神を「祀る」からきていて、春は豊作を祈り、秋は豊作を神に感謝することであり、又先祖や死者の霊を慰めることでもある。しかし、最近の祭と言えば、娯楽性の強い賑やかなどんちゃん騒ぎだけを「祭」と言っていることが多いような気がする。
さてこの句、祭のお囃子の笛に合わせて、赤ちゃんが手足を振っている。それを「乗る」としたところが味噌。
ダイモンジソウ(大文字草)