一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1056  金木犀次は婆さま立ち止まり   亜紀夫

2013年10月14日 | 

  金木犀は、静岡県の県花。面白いことに隣接している掛川市と袋井市が共に市の樹木に指定している。

  中国原産で江戸時代に渡来したというから割りと新しい。雄雌異株であるが、不思議なことに日本には雄株しかないという。だから花が咲いても実が生らない。

 銀木犀より、金木犀の方が香りが強いらしく、お酒やお茶に入れたり、芳香剤としても使われる。

 庭の道路側に金木犀を植えておけば、この句のように、散歩や買い物の人々が通るたびにきっと立ち止まるだろう。私のように写真を撮る人もいるだろう。

タイワンホトトギス

コメント
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