(ひきふりし じしょをつくろう くれのあき)
秋を分けると「初秋・仲秋・晩秋」。その「晩秋」に当たるのが「暮の秋」。これをひっくり返した「秋の暮」は、「秋の夕暮」のことだからややこしい。又、「暮の春」「暮の冬」は歳時記にあるが、「暮の夏」はないも同然、ほとんど使われていない。不思議である。
さて私にも、中学時代から使っている国語辞典があるにはあるが、最近はすっかり御無沙汰である。それに取って替わったのがパソコン。インターネットで検索すれば、辞書の何倍もの関連事項が出て来るのだ。これを使わない手はない。