一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1758   クレオパトラの湯浴み見ていた望の月

2016年11月06日 | 

 今年も早11月。そして7日が立冬。月は45億年前、地球に巨大隕石が衝突した時にできた、とする説が有力らしい。

 月は、男神又は女神として祀られていた時代があった。例えば、ローマ神話の女神luna。中国神話の嫦娥は月探査ロケットの名前になった。日本では、太陽が女神・天照大神、月は、男神(月読命(ツクヨミ、ツキヨミ)であった。世界各地の民族には、それぞれに月の神が存在していた。太陽が昼の神に対して、月は夜を統べる神である。

 45億年間、絶えることなく地球を見続けてきた月の神は、この地球をそしてこの私を、どう思って見ているのだろうか。いづれにしても人生80年なんて、どんなに長生きしたって、吹けば飛ぶような薪の灰である。

ミズヒキ(水引)

コメント
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