今年も早11月。そして7日が立冬。月は45億年前、地球に巨大隕石が衝突した時にできた、とする説が有力らしい。
月は、男神又は女神として祀られていた時代があった。例えば、ローマ神話の女神luna。中国神話の嫦娥は月探査ロケットの名前になった。日本では、太陽が女神・天照大神、月は、男神(月読命(ツクヨミ、ツキヨミ)であった。世界各地の民族には、それぞれに月の神が存在していた。太陽が昼の神に対して、月は夜を統べる神である。
45億年間、絶えることなく地球を見続けてきた月の神は、この地球をそしてこの私を、どう思って見ているのだろうか。いづれにしても人生80年なんて、どんなに長生きしたって、吹けば飛ぶような薪の灰である。
ミズヒキ(水引)