2003年に、NASAのハッブル宇宙望遠鏡が、一枚の写真を公表した。超新星爆発(死)の残骸E0102と星の形成(誕生)領域N76が,同時に写っている写真だE0102からN76の端までの距離は、わずか50光年だという。但し南天にあるため、残念ながら日本から見ることはできない。
現在の天文学は、私たち一般人の理解をはるかに越えている。例えば、ビッグバン理論である。138億年前に、宇宙は時間と空間の区別がつかない一種の「無」の状態から忽然と誕生し、爆発的に膨張してきた、とされている。
いづれにしても宇宙と同様、私たちは自分の生と死すらよく分かってはいない。
ハクサイ(白菜)