“艶歌の妖精”とのふれ込みでデビューし、着実に人気をアップさせている花咲ゆき美さんの「海峡雨情」に続く4枚目シングルとなる新曲は「冬恋花(ふゆれんか)」です。
今度の曲も前曲に負けず劣らずいい曲ですね。イントロから歌い出してしばらくは、何か荒涼とした冬景色を思い浮かべるようなイメージがあるのですが、途中からはすごくダイナミックな感じになります。彼女の声には張りと伸びがあって、聴いていてぐいぐいと感情が迫ってくる感じがあります。彼女の歌の上手さについては改めて実感しました。
また、歌詞についてですが、3番のあたまの部分、「もしも めぐり逢えたなら 言ってやりたい ことがある 夢に毎晩 来ないでよ」というのは印象的で、演歌の常套的な歌詞とは一味違う表現だと思いました。
この曲はカラオケで歌っても、聴かせどころがけっこうありますので、お勧めしたい曲です。