市川由紀乃さんの1年5か月ぶりの待望の新曲です。彼女はそのスラリとした長身、日本的な美貌で本当に見栄えのする歌手です。
歌手は見た目じゃない、歌そのものに魅力があればいいというのも一面の真理ではありますが、見た目がいいに越したことはありません。
まあ市川由紀乃さんは、美しいし歌はうまいし、非の打ちどころのない演歌歌手だと思います。演歌界の至宝としてこれからますます活躍してほしいものです。
そんな彼女の新曲発売まで間が空いたのはどういう事情かよくわかりませんが、デビュー20周年記念のため、満を持してというところでしょうか。
さて、この「風の海峡」ですが、彼女の得意の海峡もので、構成のしっかりした本格的な演歌になっています。しっとりと情感をこめた出だしに始まり、「一日早く 忘れたら」からのフレーズでは自分に言い聞かせる感じ、そして「褪せて淋しい」のところはリズミカルで印象的です。なかなか工夫された曲づくりだと思います。
今年はこの曲でヒット街道をぐんぐん進んで行ってほしいですね。