♬ 歌・唄・詩の日々

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島津悦子 “海峡みなと”

2018年05月13日 | 演歌・歌謡曲

島津悦子さんの曲をここで取り上げるのは2回目で、前回は2007年の「おんなの日本海」ですからもう10年以上前になるんですね。実は私が現在受講中の歌謡レッスンの練習曲がこの「海峡みなと」というわけです。

島津悦子さんはデビュー30年とのことで、けっこうベテランの域に達しており、地味ながら正統演歌をきっちり歌いこなして来られたとの印象があります。

さて1月に発売されたこの「海峡みなと」ですが、情景が映像的に浮かんでくるような歌詞が特徴です。港にある酒場で、お互いに見ず知らずの男女がお酒を飲んで身の上話をするうちに、何となく心が引かれ合うといった情景です。二人とも暗い過去を引きずっているだけに、その傷を慰め合い、これからの展開を期待するような微妙な心境がうまく表現されていると思います。

音程的にかなり低いところがあるので、その部分の歌い方や、またこの曲のわびしさや期待感をどう表現するかという難しさがあると感じました。

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