１２月２６日（火） チャーハンを求めて。

　6時半起床。

　朝食はソイプロテイン。

　妻と娘を見送ってから、スーツなどの洗濯をする。

　9時過ぎに家を出る。今日は先週土曜日に掛かった出張の振替休日である。

　新幹線、高崎線、川越線を乗り継いで指扇を目指す。高崎線が上野駅の手前で10分ほど止まり（ホームの非常停止ボタンが押された？）、川越線は理由はわからないが15分ほど遅れていた。これはこれで年末のバタバタ感があって悪くない。

　指扇駅に着いたのは11時前。何だかんだで自宅から2時間掛かる。

　あと2駅行くと義実家のある川越だ。このお正月は2日に伺う予定である。

　駅から20分ほど歩く。

　開店の10分前に「漫々亭」に到着。既に開店を待っている方がいらっしゃり、私は5人目。その後も続々と列は延び、開店時には10人以上が並んでいた。

　ここへ来るのは2回目である。前回は焼きそば（炒麺）を食べた。今回は、もうひとつの名物メニューであるチャーハンがお目当てだ。

　炒飯と餃子を注文。餃子は前回も食べたが、この独特の味は癖になる。

　お目当てのチャーハン。見た目が綺麗で、ついついお皿をくるくる回しながら見てしまう。

　噂通りの美味しいチャーハンだ。パラパラだがしっかり食べ応えもあって、味付けも絶妙。焦がしニンニク？玉ねぎ？の食感も印象的で、一気に平らげてしまった。

　大満足でお店を出る。次は定番のスタミナラーメンかスタカレーを食べてみたい。

　帰りは大宮駅までバスに乗る。

　高校時代に3年間通った街なので、今でもそれなりに思い入れがある。彼女とのデートで背伸びしたい時は、そごうの一番上にあった回転レストランへ行っていた。

　改札を出たところにある「まめの木」は待ち合わせ場所の定番で、逆にここ以外で待ち合わせたことはないくらいである。

　銀行でお年玉用の新札を両替してから、新横浜へ戻る。本当は映画でも観ようと思ったが、観たい作品にちょうど良い上映時間のものがなかった。

　「本家菓子舗おおくに」で焼き芋とどら焼きを買ってから帰宅する。

　芋の品種は紅あずまを選んだ。ほくほく系とのことだったが、蜜が詰まっている。これはねっとり系ではないだろうか。美味しいは美味しいが、私は昔ながらのほくほく系のほうが好きだ。まあ、妻はねっとり系のほうが好きだから喜んでくれるだろう。

　保育園のお迎えの時間まで、録り溜めていた「相棒」を見たり、カーペットでお昼寝をしたりして過ごす。

　保育園へ娘をお迎えに行き、久しぶりにパントラックに寄ってから帰宅する。娘のお腹の調子がまだ万全ではないので、妻から「チョコレート系は避けるように」という指令が下っており、娘は素直にクリームパンを選んでいた。まあ、クリームも乳製品なのだが。

　私はチキンと卵サンドを購入。久しぶりに食べたが、やはり美味しい。

　入浴と洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

　夕食は餃子を中心に。

　日付が変わる頃に就寝。

１２月２５日（月） 早起き早支度。

　6時15分起床。

　どうやらサンタさんは来てくれたようである。

　今日は娘の寝起きも抜群。

　お手紙でお願いしていた通りのプレゼントが届いたようだ。

　朝食はソイプロテイン。

　プレゼントに後ろ髪を引かれている娘を送り出してから、身支度を整えて家を出る。

　9時前に出勤。

　午前中は外部の関係機関の方と打ち合わせ。今年の春から私が担当になった事業で、前例踏襲でかなりきめ細やかに進めてきたものがあるのだが、そもそもそんな細やかさは全く必要なかったということがわかった。入社以来こういうことは多々あって、その度に業務内容を見直してスリム化させている。周囲は私の仕事が早いと評価してくださっているようだが、実際には早いのではなくて、単純に無駄なことをやっていないだけである。

　昼食は、上司に焼肉に連れて行って頂く。どうやら来年度は厄介なことになりそうだ。とてもとても嫌な予感がする。

　午後は、年内業務に取りこぼしがないか確認しつつ、締めの作業に着手する。気付けば、事務所でフルに勤務するのは今日が年内最後である。

　定時で退社し、一旦帰宅。ホットカーペットに寝転がって身体を温めていたら、危うくそのまま寝落ちするところだった。

　保育園へ娘をお迎えに行く。普段はまだ遊びたいと言ってなかなか帰ろうとしない娘だが、私を見つけるなり駆け寄って来て、「今日は早く帰るわ」と言いながら風のように帰り支度を始めた。早くクリスマスプレゼントのおもちゃで遊びたいのだろう。毎日これくらいのスピードにしてくれたまえ。

　帰宅した娘は一目散におもちゃに駆け寄り、おやつも食べずに遊びに熱中している。これだけ喜んでくれたら、サンタさんもやりがいを感じているだろう。

　私たちのそれぞれの実家から送って頂いたプレゼントも娘に渡す。1人で3つもプレゼントがもらえて羨ましい限りである。

　少し時間を後ろ倒しにして遊ぶ時間を設けつつ、入浴と洗濯を済ませる。寝かしつけの開始も若干遅めになったら、今日はそれでいい。

　夕食はクリスマスのチキンの残りやベーコンとポテトの炒め物、かぼちゃの煮つけなど。

　残っているケーキも食べる。娘のお腹の調子がまだ万全ではないので、見つかる前に全て食べてしまわないと。

　日付が変わる頃に就寝。

１２月２４日（日） 有馬Ｍ－１クリスマス。

　9時起床。

　朝食はソイプロテイン。

　午前中は、妻と手分けして窓とサッシの掃除をする。古い家なのでガスファンヒーターを使っていると結露がすごく、定期的なメンテナンスが必要なのだ。

　お昼過ぎに一段落したので、娘を連れて新横浜グレイスホテルまで予約しておいたクリスマスケーキを受け取りに行く。

　デイリーヤマザキとまいばすけっとにも寄り、チキンなど昼食用のおかずや飲み物も購入してから帰宅する。

　昼食は、各種のチキンとトーストを中心に。

　娘は竜田揚げ串がお気に入りのようである。

　娘にせかされ、3時を待たずにクリスマスケーキを食べることにする。今年はブッシュ・ド・ノエルを選んだ。

　娘はジュース、妻と私は先日「きりん珈琲」で買ってきたコーヒーを淹れる。

　こんなに黒いドリップ珈琲は初めて見た。味はかなりスモーキー。

　クリームが真ん中まで届いてないが、まあ高島屋の潰れた冷凍ケーキよりはマシである。

　テレビで有馬記念（G1）を見る。私の大本命、武豊騎手騎乗のドウデュースが見事に復活を遂げて優勝。馬券云々関係なく、素晴らしいレースに感動した。やはり武豊は千両役者である。また、引退レースとなったタイトルホルダーと横山和生騎手も見事な逃げだったし、不利な大外枠から2着に食い込んだスターズオンアースもルメール騎手の手綱捌きが圧巻だった。上位に食い込んだ馬たちは、見事に自分の競馬を貫徹していた。冬のグランプリにふさわしいレースだった。

　続いて、M-1グランプリの敗者復活戦を見る。準決勝まで勝ち上がるくらいなのでどのコンビも面白かったが、中でもトムブラウンのネタではお腹を抱えて笑った。スナックでホステスさんに嫌な絡み方をするおじさんを注意するという設定なのだが、そこからは全く想像できない展開が続き、次はどうなるんだろうという期待感がハンパなかった。彼らが決勝に進んでいたら、優勝争いに食い込んでいたのではないだろうか。

　早めに入浴と洗濯を済ませてから夕食。クリスマスイブに桜鍋（すき焼き風）という乙なチョイスである。

　馬刺しも好きだが、やはり馬肉は火を通したほうが美味しいと思う。

　M-1グランプリの決勝戦を見る。娘も敗者復活戦から続いて熱心に見ており、とても楽しんでいる。父としては、お笑いが好きになってくれるのは嬉しい。

　途中で切り上げ、娘を寝かしつける。今日だけは「寝ないとサンタさん来ないから」という必殺技が使えるのでありがたい。

　娘が眠った後、M-1グランプリの続きを見る。圧倒的に不利だと言われているトップバッターから最終決戦に進んだ令和ロマンが、ヤーレンズとの接戦を制して優勝。どちらも本当に面白かった。令和ロマンは昨年の敗者復活戦のドラえもんのネタもとても面白かったし、どれだけの手札を持っているのだろう。

　「来年からの新NISAの投資方針」というクリスマスイブにふさわしい夫婦の甘い会話を終えてから、1時過ぎに就寝。

　居間のテーブルには娘がサンタさんのために用意したケーキとお茶が置かれている。どうか来てくれますように。

１２月２３日（土） 充実の移動日。

　7時起床。今朝はゆっくりでいいのだが、自然とこの時間に目が覚めた。

　朝食は、イギリストーストと青森県産牛乳、飲むヨーグルト。

　時間に余裕があるので、ベッドに寝転がって海外ドラマを観る。

　荷造りをして身支度を整え、11時にホテルをチェックアウト。そろりそろりと歩く。

　1人だと歩道がどこかわからないので、地元の方について歩く。

　本八戸駅の近くにある郷土料理のお店「俵屋」で昼食。

　名物の「八戸前沖銀さばトロ漬け丼」を注文。2016、17年と連続で全国どんぶり選手権のグランプリを受賞しているらしい。

　八戸に来て鯖を食べないわけにはいかない。脂がのっていて美味しい。

　後半は出汁をかけてお茶漬けにする。サバの脂がお出汁と合わさって絶品である。もう1杯食べたいくらいだ。

　残ったご飯には七味にんにくのふりかけをかけてみる。八戸はニンニクも有名なのだ。

　一気にパンチの効いた味になる。このふりかけ、どこかで買えるのだろうか。

　デザートは、青森県南部の郷土菓子「きんか餅」とホットコーヒー。

　小麦粉のもちもち皮の中にくるみ、味噌、黒砂糖などで作った餡が入っている。胡麻のような香ばしさもあり、美味しかった。

　本八戸から八戸線に乗り、八戸へ戻る。この区間はSuicaが使えないので注意が必要である。

　八戸では、青い森鉄道の車両が止まっていた。青森県内の旧東北本線を走る第3セクターである。

　第3セクターでは珍しく、黒字経営を実現している。

　これぞ雪国の鉄道である。

　イメージキャラクターの「モーリー」。

　お隣の留置線にもう1両入って来た。

　青、ピンク、黄色の3種類の701系車両を見ることが出来て嬉しい。極寒の中ホームをうろちょろしていた甲斐があった。

　駅に隣接する複合施設「ユートリー」までお土産を買いに行く。

　本当は海産物を買いたいところだが、娘がお腹の調子を崩しているので、ジュースとお酒を選んだ。

　1階のロビーに八戸三社大祭の山車が展示されている。

　写真ではなかなか伝わりづらいが、間近で見るとすごい迫力である。

　八戸13:07発のはやぶさ24号に乗り、帰途につく。

　旅のお供はりんごサイダー。

　結局帰りもスジャータの誘惑に負ける。

　17時過ぎに帰宅。今日は川越から義母が遊びに来ており、手作りのシュトーレンを持ってきてくださっていた。プロ顔負けの美味しさである。

　夕食も、義母が持ってきてくださったロールキャベツを中心に。

　そもそも普通に作るのにも手が掛かる料理だが、義母は中にチーズを入れるという手の込みようである。本当に凄い。そして、美味しい。

　ネット通販のセールで購入した「温泉水99」が届いた。学生時代に一時期がっつりハマった水である。明日はこれでクリスマスコーヒーを淹れるぞ。

　入浴と洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

　深夜のデザートは、妻手作りのパウンドケーキ。「これは美味しいよね」という妻の自画自賛のとおり、とても美味しい。

　勢い余ってあん餅も食べる。さすがに今日は糖分摂取が多すぎた。

　1時前に就寝。

１２月２２日（金） 出張納め。

　6時半起床。

　朝食はソイプロテイン。

　娘のお腹の調子があまり良くなく、若干元気もないので保育園はお休みにする。妻が会社を休んでくれることになった。

　私は今日から1泊2日の青森（八戸）出張である。

　荷造りをして身支度を整え、9時半前に家を出る。

　東京駅まで出て、日本橋へ寄り道。「COFFEE LOTUS」（珈琲ロータス）で（かなり）早めの昼食にする。

　焼きサンドイッチ（ミックス）と珈琲を注文。

　焼きサンドイッチを食べるのは2度目だが、やはり美味しい。

　フレッシュフルーツに柿が入るのもそろそろ終わりだろうか。

　東京駅へ戻る途中、日本橋高島屋に寄る。さすがは高島屋、クリスマスツリーに留まらず店内にメリーゴーランドまで設置している。本当に乗れるようだが、さすがにおじさん1人では恥ずかしい。

　東京駅11:20発の東北新幹線はやぶさ21号に乗り、八戸へ。所要時間は約3時間。

　前半の約1時間は珍しく仕事をする。今日は久しぶりに人前でプレゼンをするので、何度か脳内リハーサルをしておく。

　一段落したところで、貴重になりつつある車内販売でスジャータのアイスクリームを購入。

　盛岡を過ぎると、雪景色が見られるようになってきた。

　八戸で八戸線に乗り換える。事前に下調べはしていたが、やはり寒い。最高気温、最低気温ともに東京より10℃低い。

　八戸線の八戸－鮫間は「うみねこレール」とも呼ばれており、車両もうみねこデザインが施されている。

　八戸を出てすぐ、八戸臨海鉄道の線路と並走が始まる。

　馬淵川を渡る手前と渡った後で分岐していく。手前で分岐する線路は北沼駅へ向かい、三菱製紙の原料や製品の輸送が行われている。渡った後の分岐線（写真）の先には車庫（複数の留置線）があるようだが、何に使われている（いた）のかはわからない。

　本八戸駅で下車。八戸中心街の最寄り駅である。

　1,000歩って、何メートルなんだろう。

　強烈なインパクトである。八戸名物のサバだろうか。

　さあ、中心街まで歩こう。

　今日は1,000歩では難しそうだ。歩幅を狭めないと危ない。

　一応、防水仕様の靴を履いてきているが、凍っている路面では普通に滑る。今日も2度ほど危うかった。今はまだ踏ん張って転ばずに済んでいるが、10年後はどうだろうか。

　さくら野百貨店（左）で飲み物や朝食などを購入してから、ダイワロイネットホテル八戸（右）にチェックイン。

　ちょうど改修工事が終わったばかりだそうで、とても綺麗な部屋だ。家具の配置も変わり、机が広く使えるようになった。

　16時から仕事。会議の後、忘年会、2次会（スナック）、3次会（屋台村）まで参加する。第一線で活動されている方々から地域や業界の現状、将来の展望についてなど、たくさんのお話を聞かせて頂いた。とても幸せな時間だった。

　ホテルへ戻り、お風呂でゆっくり身体を温める。

　蔦温泉のお湯、白神山地の水。

　〆は、奥入瀬のむヨーグルト。

　ベッドで少し読書をしてから、日付が変わる頃に就寝。