7時起床。
朝食は、焼きおにぎりと山上蒲鉾店のチーズ入りしんじょう。
休日出勤に出る妻を見送ってから、娘と今日のプランについて話し合う。
娘に行きたいところややりたいことがあるか聞いたら、「シャインマスカットが食べたい」とのこと。そういえば、今年はまだ一度も食べていない。毎年恒例となっている石岡の農園からも買っていないし、シーズンも終盤なのでこの機会を逃すともう食べられないかもしれない。
というわけで、シャインマスカットを買いに行くことにする。行くと決まってからの娘の身支度の早さはすごかった。私がまだ食後の片付けをしている間に着替えを終え、玄関で靴を履いている。普段からそのスピードにしてくれたまえ。
娘に急かされて身支度を整え、8時半過ぎに家を出る。
横浜線とグリーンラインを乗り継いで、川和町へ。初めて降りる駅である。地下鉄なのに地上駅なんだ。
横浜市営地下鉄の地上駅は、どこもデザインが似ている。相鉄いずみ野線の高架駅も同じようなデザインである。設計者が同じなのだろうか。
駅から目的地までは徒歩8分。鶴見川を渡るとすぐ。
「わたなべの浜ぶどう直売所」に到着。
オープン時間(9時半)の10分前に着いたのだが、既にたくさんのお客さんが待っていた。私たちの受付順は15番目。
開店から10分ほどで私たちの順番が来る。受付順に呼ばれて1組ずつ商品を買うシステムなので、ゆっくり選べて良い。娘に選んでもらい、シャインマスカットを3房と浜なしアイスを購入。
「浜なし」(浜梨)は横浜市内で生産された梨のブランドで、生産量が少ないので市場にはほとんど出回らず、ここのような農園の直売所でしか買うことが出来ない。しかも、味が美味しいのでかなりの人気がある。今シーズンの販売はもう終わってしまったようだが、アイスは残っていた。
梨そのままの味と食感である。これは美味しい。400円はちょっと高くない?と思いながら買ったのだが、全然高くなかった。
梨じゃなくてぶどうのアイスが良かったと言っていた娘だったが、一口食べて表情が変わり、美味しい美味しいと夢中で食べていた。
追加で茄子と獅子唐も購入。アイスを食べている間に後から来た方々もどんどんシャインマスカットを買っていき、開店から30分で全てのお客さんがいなくなった。この販売方法は効率的で、忙しい農家さんにとっては理想形のひとつかもしれない。もちろん、人気があるからこそ出来る方法ではあるが。
直売所の向かいには果樹園が広がっている。ぶどう、梨に加えて柿の木もあったと思う。
お米も栽培しているようで、直売所でも無農薬のはるみ米が売られていた。妻も一緒にいれば試しに買ってみたが、さすがに私1人では持ちきれないので我慢した。
川和町駅へ戻る途中に「モスバーガー」を見つけた娘が「たくさん歩いたからお腹が空いたなぁ」と言い出し、案の定ハンバーガーを食べたいという展開になった。まだ10時過ぎだよ。
さすがに早すぎるのではと思いつつ、昼食にする。
どうせすぐにお腹いっぱいとか言い出すだろうという私の予想は覆され、娘はお子さまチーズバーガーとポテト、オレンジジュースを完食した。本当にお腹が空いていたようだ。
12時前に帰宅。朝早くから行動したので、まだこんな時間かと驚く。
戦利品を開封する。
とりあえず、少しだけシャインマスカットを食べる。娘が大喜びで頬張っている。
保存用にひとつひとつを切り取り、冷蔵庫で保存する。
再びつまみ食い。娘の食べる勢いがすごい。これだけ嬉しそうに食べてくれると買った甲斐がある。
食後は居間でうとうとする。娘は横になっている私の腰に座って絵本を読んだり英語アプリで遊んでいる。
3時のおやつはもずくスープ。
18時過ぎに妻が帰宅。シャインマスカットを買ったと知って苦笑いしている。どうやら、サプライズで毎年恒例の石岡の農園へ発注済みらしい。いつ届くかはまだわらかないが、シーズン終盤の駆け込みどころかしばらくはシャインマスカット祭りが続きそうである。
夕食は、私は中華丼、妻と娘は唐揚げとコロッケ。
食後のデザートは、もちろんシャインマスカット。豪快にバクバク食べる。
入浴と洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。
日付が変わる頃に就寝。