社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

2月11日(火・祝) 異人町巡り。

2025年02月13日 18時07分22秒 | 2025年

 8時起床。

 朝顔の水やりをする。

 朝食は蜂蜜入り豆乳ヨーグルト。

 妻が大さん橋ホールで開催されている家具の展示会を見に行きたいというので、家族でお出掛け。娘が「家具は見たくない」と不機嫌モードなので、試しに「その辺りって異人町(龍が如く7の舞台)なんだけど、行ってみない?」と誘ったら一気に乗り気になってくれた。

 妻が家具を見ている間、私と娘は異人町を巡る。「龍が如く7」と「ロストジャッジメント」の主要な舞台となっている『横浜・伊勢佐木異人町』は、関内・桜木町周辺から中華街・山下公園の辺りを模してデザインされており、その精度はかなり高い。

 なお、ここからは現実世界とゲームの世界の話が混ざるので、ゲームの世界に関する記述(名称やエピソードなど)は青字にしておく。

 この時期は街全体が春節のお祝いモードである。

 歩き出してほどなく神奈川県民ホールが見え、娘が「一番ホールディングス!」と声を上げる。「龍が如く7」で春日一番が社長を務めた一番ホールディングスの本社ビルはこの場所に建っている。

 ホール内のロビーには棟方志功の作品「宇宙讃 (神奈雅和の柵)」が飾られている。娘は一番ホールディングスの中に入れるのが嬉しくて仕方ないようである。そんなにあのゲームにハマっていたのか。

 続いては山下公園(ゲーム内では「浜北公園」)へ。

 近江連合と東城会の同時解散に成功し、春日と荒川の親っさん(組長)が最後に別れた場所である。

 翌朝、親っさんの遺体がこの海に浮かんでいるのが発見される。

 娘は「赤い靴はいてた女の子像」が気に入ったようである。パブリックアートだ!とのこと。確かにパブリックなアートではある。

 芝生広場で追いかけっこをする。娘の足がかなり速くなっていて驚かされる。本気で走らないとすぐに追いつかれる。

 お花や噴水を眺めつつ、しばし休憩。

 追いかけっこはほどほどに、お散歩を続ける。

 天気は良いが、寒いし風が強い。

 ちょうど正午になり、氷川丸の汽笛が鳴る。近くで聞くと迫力満点である。

 海がエメラルドグリーンに輝いている。この辺りって、こんなに水が透き通っていたっけ。

 娘がまたパブリックアート(?)を見つけた。「日米ガールスカウト友好の像」で、1962年に米国ガールスカウト連盟発足50年と日本ガールスカウト連盟の世界連盟加盟を記念して建てられたものだそうだ。

 実際にモデルになった日米の少女たちは、その後長い間消息不明だったが、2014年にこの場所で再会したそうである。

 シーバス(観光船)の船着き場。「龍が如く7」ではここに藤沢さんが立っていて、ドラゴンカートの受付をしている。

 「ロストジャッジメント」では、ここをスケボーで走るのが面白い。実際には多分禁止だろう。

 スケボーグループの溜まり場。

 ゲーム内では様々な素材を売るキッチンカーが並んでいるが、実世界のほうが数が多い。

 娘が小腹が空いたというので、フライドポテト(バーベキュー味)を買って食べる。

 揚げたてで美味しい。マクドナルドをボイコットして長いので、久しぶりにこういうポテトを食べたような気がする。

 妻から連絡が入り、大さん橋へ戻る。娘は浜北公園を満喫したようである。

 妻と合流し、そのまま大さん橋を散策。家具は思っていたよりも種類が少なく、お目当てだった椅子もこれといったものが見つからなかったそうである。

 先ほどまで歩き回っていた浜北公園(山下公園)。

 ゲームではみなとみらい方面は範囲外で、背景として見えるだけだ。

 延べ10年以上横浜に住んでいるのだが、未だにベイブリッジをレインボーブリッジと言いそうになる。ハマっ子への道は遠い。

 車で福富町方面へ移動する。この景色も異人町プレイヤーにはお馴染みだろう。

 長者橋近くの駐車場に車を止める。これぞ異人町という街並みである。

 コミジュル横浜流氓のアジトのような建物がたくさん並んでいる。

 福富町の国際通りを歩く。

 メインは韓国、たまに中国といった感じで商店と飲食店が並んでいる。

 灰皿でゴミまで焼くスタイルか。異人町っぽいな。

 お目当てのお店を見つけた。

 韓国料理「ヤンさんの台所」に入る。

 これは私の予想だが、「オモニの誓い」のモデルはこのお店だと思う。

 久しぶりにスジョンガ(水正果)を飲む。柿とシナモンのジュースである。癖は強いが美味しい。

 娘を本格的な韓国料理屋に連れて来るのは初めてかもしれない。キムチなどの副菜が豪華で美味しい。

 娘のメインはカルビ焼肉。めちゃくちゃ美味しかったらしい。

 妻はチャプチェ。きのこがたっぷりなのでお裾分けは遠慮する。

 私はサムギョプサル。「オモニの誓い」の主要メニューである。

 豚肉にネギの酢漬けキムチをたっぷり乗せ、胡麻ダレで食べる。驚くほど美味しい。すごい。

 味噌レバーは妻とシェアして食べる。濃厚。

 最後にハラミも追加注文。上ではなく普通のハラミでこれだけ美味しいとなると、上は一体どんな味なのだろう。

 腹ごしらえを終え、もう少しだけ異人町巡りを続ける。

 スナック街(野毛都橋商店街ビル・通称ハーモニカ横丁)。左手の道を進むと突き当たりにサバイバーがある。ゲーム中ではよくチンピラに絡まれる場所なので、娘の表情が若干こわばっている。

 大岡川側の2階に上ってみる。

 川向いにはコミジュルのアジトが…ない。

 イメージとしてはこのマンションが近いかもしれない。

 中央の階段から降りる。

 階段下にあるのは青木遼と会える駐車場へのエレベーターではなく、トイレである。

 日中なのでほとんど人気はない。

 大岡川沿いを黄金町方面へ歩く。花山がマスコミに囲まれていた広場を通る。

 一番製菓の店舗のある場所は、実際には洋食屋さんが建っている。

 地下街へ続くマンホールのある桟橋。

 ブリーチジャパンが抗議にやってきそうな場所である。

 浜子さんの経営する小料理屋兼アパート。かつては本当にそういう意味での小料理屋さんが並んでいた。

 今は普通のスナックが一部残っているだけで、あとは一般企業の事務所のような使い方になっている。

 サバイバル缶拾いの受付がある駐車場。ここに限った話ではないが、ゲームの世界と瓜二つである。

 2階へ続くスロープも完全に同じと言っていい。やはり龍が如くシリーズの街の再現度は異常に高い。

 缶拾いの受付があるスロープ下も見に行く。当然誰もいないのだが、いてもおかしくない雰囲気がある。

 親っさんと若の葬儀をしたセレモニーホールは、実際には一般企業の事務所のようである。

 近くで見ると益々コミジュル感満載のマンションだ。この建物がモデルなのかもしれない。

 駐車場へ戻り、帰途につく。急遽思い付いた聖地巡礼だったが、面白かった。

 15時半前に帰宅。

 「ロストジャッジメント」をプレイする。先ほどまで実際にいた街を、今度はバーチャルの世界で歩き回る。

 早めに入浴を済ませてから夕食。鰹と帆立のお刺身、蓮根と人参のあんかけなどを食べる。昼食が充実していたのでそれほどお腹が空いていないかと思いきや、いざ食べ始めたら結局普段と同じくらいの量を食べていた。

 洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

 妻と諸々の相談ごと。娘の誕生日のあれこれを手配したり、少し先だが春には私の出張に合わせた北海道旅行を企画している。

 日付が変わる頃に就寝。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。