社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

1月26日(水)

2011年01月26日 23時34分29秒 | 2011年

  6時起床。昨夜の深夜に及んだサッカー観戦の影響で、めちゃくちゃ眠い。そのため、東十条駅でいつも乗る始発電車を1本見送り、最初から確実に座って通勤時間を睡眠時間にあてた。

  午前中は、明日行われる大規模なセミナーの準備を行ってから、11時過ぎに上司と一緒に近くの商店街組合の賀詞交歓会(新年会)に伺う。私にとっては、初めての賀詞交歓会である。ここは県内でも有数の活発な商店街で、会場には政治家や官僚、金融機関のお偉いさんなどが勢揃いしていた。冒頭から横浜市の市歌を全員で歌ったのには驚いたが(当然私は知らない)、内容はごくごく普通の立食パーティーだった。ただ、こういう席ではあまりガツガツ食べられないし、食べても食べた気がしない。そのため、結局終わった後にコンビニでおにぎりを購入し、オフィスに戻って食べることとなった。

  午後からは、事業承継に関する支援機関向けの情報提供会に参加する。高齢化が進む日本社会において、事業承継は今後益々重要な課題となってくるだろうから、今のうちから少しずつ勉強しておくことは重要だ。その後、夕方からは、チーム全員で明日のセミナーの会場設営。レイアウトを大幅に変更するので時間が掛かることを覚悟していたのだが、他のチームの先輩も手伝ってくださったため、1時間ちょっとで終えることが出来た。先輩に感謝である。

  18時半過ぎに退社し、先輩と丸亀製麺で夕食(明太釜玉)。チームが違うとなかなか2人だけで話をする機会がないので、新鮮で楽しかった。彼は私より1年先輩(年は2歳上)で、入社当初に彼を見た私は「1年でこんなにすごくなるのかー」と思ったのをよく覚えている。そして、もうすぐ私も当時の彼と同じ立場になる。4月に入ってくる後輩は、私を見てどう感じるのだろうか。ちょっと恐い。それにしても、1年ってあっという間だなー。

  21時過ぎに帰宅。昨年末に予約していた清水エスパルスの年間総集DVDが届いていた。「待ってました」と言いたいところだが、実は予約したことを忘れていた。まだ観ていないので何とも言えないが、2010年シーズンでは本当にたくさんの名場面があったし、同シーズンをもって退団した選手も多数いることから、このDVDはまさに永久保存版になるだろう。

  さて、明日は丸一日セミナーに費やすことになるが、明後日は休み(先週土曜日分の振替休日)である。どこかへ出掛けるか、家でゆっくりするかはまだ決めていないが、せっかくの平日休みなので有意義に活用したいと思う。


1月25日(火)

2011年01月26日 23時00分22秒 | 2011年

  6時起床。朝一で国からの受託事業に関する打ち合わせを行ってから、上司と一緒に中山にある組合の事務所へ。先週の木曜日に私の凡ミスによって作業が出来なかったため、再度の訪問である。今回は全ての書類がきちんと揃っていたので良かったが、今回この組合では用意する書類が多かったので大変だった。通常、行政への提出書類には、正規の書類であることを証明するために役員全員の印鑑を押印するのだが、この組合は役員数が多い上に書類の種類や枚数も多かったため、割り印や捨て印等を含めると本当に大量の押印作業が必要で、終わる頃には指に大きな水ぶくれが出来ていた。その後、体調不良で自宅療養中の理事長のお宅を訪問し、最後の作業(理事長印の押印)と今後の組合運営に関する話し合いを行う。全てが終わって関内へ戻り、昼食にありつけたのは15時前だった。

  一旦オフィスに戻り、出来上がったばかりの書類を持って県庁と法務局へ。登記申請は珍しくスムーズにいったが、県庁では多少の不備の指摘を受けた。確かに担当の方のおっしゃることは正しいし、我々指導機関としては組合に対して法律に沿った運営をさせる義務があるのだが、現実的にはなかなか難しいこともある。

  ほぼ定時で退社し、20時前に帰宅。22時過ぎから、サッカーアジアカップ準決勝、日本vs.韓国の試合を見る。今大会においてはこれまでも凄まじい試合が続いたが、今日もまたドラマのような激戦だった。リードされてから逆転した日本の勝負強さも、最後の最後で追いついた韓国の粘りも素晴らしかったと思う。唯一、審判だけが低レベルだった。倒れたものを全てファールにするのなら、私にも出来る。あえて言おう、カスであると。次は、ついに決勝戦。ここまで来たら、何としてでも優勝して欲しい。


1月24日(月)

2011年01月24日 23時39分14秒 | 2011年

  6時起床。筋肉痛で肩やら腕やらがカチカチである。いかにスイングに無駄な力が入っているかということだろう。午前中は、来会対応やら事務処理やらであっという間に過ぎていく。

  12時前にオフィスを出て、さいたま新都心へ。昼食は、移動中に崎陽軒の「炒飯弁当」を食べる。崎陽軒といえばシューマイのイメージが強いし、実際シューマイが一番おいしいのだが、炒飯もなかなか捨てたものではない。お弁当でこれだけおいしいのだから、出来立ては相当なものだろう。その後、そのまま寝てしまい、赤羽で下りるはずが大宮まで寝過ごしてしまう。まあいい、さいたま新都心は大宮から1駅引き返せばいいだけだ。

  今日ここへ来たのは、国の合同庁舎で行われる次年度の各種政策に関する説明会に出席するためである。しかし、先輩との待ち合わせまで少し時間があったので、まずは駅周辺を少し散策する。さいたま新都心駅は、私の出身高校の最寄り駅である。今でもここに来ると、当時のことを思い出す。私にとって、高校生活はそれほど楽しいものではなかった。友人には比較的恵まれていたと思うが、受験第一主義的な雰囲気が嫌で、頻繁に授業をサボって遊んでいたし、先生と大喧嘩したこともあった。今から考えると、最もつまらない時期だったが、最も子どもらしい反抗期を過ごした時期だったのかもしれない。今は駅前の開発も進み(卒業直後に大型ショッピングモールがオープンした)、道を歩いている人の数も増えた。その中には、懐かしい制服の姿もちらほら見える。もし今からもう一度高校生活をやり直せるとしたら、何をどう変えるだろうか。いや、そもそもこの高校には入らないかもしれない。


この景色を見ると、高校時代を思い出す。


昔はこんなお洒落な空間はなかった。


最後はカフェで少し休憩。

  先輩と合流し、説明会の会場へ。会場では、他の支援機関の方やコンサルタントさんもいらっしゃった。私たちが最も聞かなければならないのは経済産業省の話で、それもそれなりに面白かったのだが、最も印象的だったのはNEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の話である。この組織では、先進的かつ実用的な産業技術の開発に補助金を出して支援を行うのだが、それによって開発されたものがとても魅力的なのだ。一例を挙げよう。

(1)東京女子医大の医師が助成を受けて実施した開発に、「脳腫瘍完全摘出システム」というものがある。これまで、脳腫瘍の摘出手術は手術前のMRI画像を見ながら腫瘍の位置を特定し、摘出していた。そのため、最低限の切除で腫瘍を完全に取り除くということは難しく、腫瘍の一部を残してしまったり、切除部分が必要以上に大きくて患者に後遺症が残るということが多かった。しかし、このシステムを使うと、MRI画像をリアルタイムに確認しつつ手術を行うことが出来る。それにより、腫瘍と正常部分の区別がはっきりし、「最大限の摘出」と「最小限の合併症」の両立が可能となった。現在、このシステムを活用した手術は568件行われており、その腫瘍の摘出率は93%となっている。それまでの全国統計の摘出率が50~75%だったそうなので、これは大きな技術革新である。

(2)北海道大学発のバイオベンチャー企業である株式会社イーベックが助成を受けて実施した「任意の標的分子に対する完全ヒト抗体作製システムの開発」では、「完全ヒト抗体」なるものが開発された。抗体医薬は、病気の原因となる特定の標的のみを攻撃するもので、従来の医薬品に比べて効果が高く、副作用は少ない。今回開発された「完全ヒト抗体」では、人間の体内から採取したリンパ球を用いるため、副作用がほとんどなく、ガンや感染症などに効果的な新薬の開発に役立つといわれている。この開発により、その企業はドイツの大手製薬会社とのライセンス契約を締結。その金額は80億円とも言われている。医学的にも、経済的にも、夢のある話だ。

  こういう話は聞いていて飽きないし、「こういう使い方をするなら税金も気持ちよく払えるわなー」と思える。そして、いきなりこんな規模の大きなことは難しいにしても、私もこういう事業の支援が出来たら嬉しい。

  説明会終了後、先輩と喫茶店に寄ってから、17時半過ぎに地元へ戻る。神奈川在住の先輩方からすると埼玉出張は大きな負担だが、私にとってはありがたい(但し、直行もしくは直帰の場合に限る)。せっかくなので、美容室で髪を切ってから帰宅。それでも、18時半過ぎには家に着いた。普段なら、どんなに早くオフィスを出ても、せいぜい東京駅ぐらいにいる時間である。

  帰宅後すぐに入浴したのだが、あまりの寒さに就寝前にもう1度お風呂に浸かる。今年の冬は、例年より寒いような気がする。しかし、ニュースなどでも、今年は特に気温が低いなどという話は耳にしない。もしかしたら、私が段々と年を重ねて、もはや「風の子」ではなくなっただけなのだろうか。

 


1月23日(日)

2011年01月24日 22時17分43秒 | 2011年

  7時半起床。8時半過ぎに家を出て、JRと西武線を乗り継いで狭山ヶ丘へ。今日は、大学の先輩と友人と、ゴルフ練習である。普段はあまり乗り気でない友人が、来月仕事で強制的にゴルフをさせられるとのことで、珍しく(おそらく初めてだろう)言い出しっぺになってくれた。当初、私は「仕事でも無料でゴルフが出来るならいいじゃん」と楽天的に思っていたが、当日のメンバーを見ると社長だらけで、どう考えてものびのびとプレーが出来そうな感じではない。本当に、お疲れ様でございます。

  先輩に車で迎えに来て頂き、まずは入間のアウトレットでゴルフ用品の物色&腹ごしらえ。いつも同じ讃岐うどんを食べるので、今回は趣向を変えて「鶏三和」というお店の「名古屋コーチンの親子丼」にしてみた。おそらく私は名古屋コーチンと普通の鶏肉の違いはわかっていないが、まあ美味しかったから良いのだ。次回は、コラーゲンラーメンを食べたい。


写真を見ていたら、また食べたくなってきた。

  1ヵ所目の打ちっ放しゴルフ場は、とにかく広くて開放的。屋外なので最初こそ寒かったが、打ち始めればすぐに暑くなる。相変わらずボールはあっちへ行ったりこっちへ行ったりだし、意識しなければならないことも多くてなかなかうまくいかないが、ひたすらゴルフのことだけを考えて淡々とスイングするというのは楽しいし、貴重な時間である。それに、段階に合わせてやるべきことを教えてもらえることで、少しずつだが上達していることも実感できる。これまで出来なかったことが出来るようになるというのは、単純に嬉しいものだ。


厳しい指導が行われています。

  休憩を挟んだ後、2ヶ所目へ。今度のところは時間制打ち放題のところなので、先ほど以上にひたすらボールを打ち続けた。1ヵ所目と合わせて、400スイング以上はしただろう。この頃には手のマメも潰れ、体中の筋肉が悲鳴を上げていたが、限界を超えたところで見えてくるものがある…はずである。


いつの間にか日が暮れていた。

  夕食は、もはや定番となった「サイボク」でとんかつを食べる。食事の前に併設の施設で子豚の姿を見ていたので、直後に豚肉を食べることには若干抵抗があったが、我々がそうやって生きているのだということを意識するのは必要なことだろう。そして、食事をしながら話をしていると、あっという間に時間が過ぎていく。毎度のことだが、本当にお世話になりました。今後とも、是非よろしくお願いします。


フラッシュのせいで危うく起こしてしまうところだった。


この2枚の写真を並べるのは忍びないのだが…。

  22時前に帰宅。この頃になると、既に筋肉痛が起こり始めていた。まだまだ若い証拠だと思えば喜ばしいことだが、明日普通に起きられるかどうか少し心配である。


1月22日(土)

2011年01月24日 21時36分51秒 | 2011年

  8時起床。今日は休日出勤なのだが、仕事は午後からなので、午前中はテレビを見ながらダラダラと過ごす。

  11時半前に家を出て、蒲田へ。今日は、国からの受託事業を活用してコンサルタントさんにお願いしている某企業の社内勉強会に同席させて頂いた。今回は、全3回中の2回目で、各社員が自らの考えた今後の事業戦略を発表したのだが、それに対する社長の指摘がとても厳しいもので驚いた。やはり、(私たちに対するような)外部向けの顔と、内部で見せる顔は違うのだ。そして、そういう厳しさがないと、会社を経営することなど出来ないのかもしれない。この仕事をしていて度々思うことだが、社長というのは本当に大変な立場である。

  勉強会終了後、上司と喫茶店に寄ってから帰途につく。途中、川口駅で下りて市立図書館に寄ってから(鉄道雑誌を読んだだけ)、20時過ぎに帰宅。あっという間に土曜日が終わってしまった。