社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

1月21日(金)

2011年01月24日 21時26分01秒 | 2011年

  6時起床。今日は1日、じっくりと腰を据えて事務作業に取り組んだ。そろそろ年度末が近づいてきているのだが、このままいくと間違いなく3月は事務処理地獄に陥ることになる。それはある程度は仕方のないことだが、出来るだけその負担を少なくするためにも、出来ることは今のうちにやっておきたい。3月はJリーグの新シーズンも開幕するから、週末にきちんと休んで静岡へ行くためにも、今からコツコツと進めることは重要だ。昼食は、いつものパスタ。

  20時半過ぎに帰宅。22時から、サッカーアジアカップ準々決勝、日本vs.カタールの試合を見る。この試合は見た人が多いと思うが、本当に凄まじい試合だった。先制されて追いつき、再度リードを許しても追いつき、最後に逆転という、ドラマのような試合。特に、2点目以降は人数的に不利になってから奪ったものなので、余計に価値が高い。香川選手が覚醒したのも、今後を考えると大きな収穫である。そして何より、得点後のザッケローニ監督のガッツポーズが最高にかっこよかった。まさに、「絵になる男」である。国内リーグ中は毎回複数の試合を観に行くなど精力的に動き回る姿勢も非常に好感が持てるし、彼に監督をお願いしたのは本当に正解だと思う。

  さて、今述べたように今日は日本代表の活躍に沸いた1日だったが、一方で清水エスパルスにとっては、新体制発表の日でもあった。このオフは、エスパルスサポーターにとって非常にやきもきするものとなっている。市川、伊東といったチームを象徴する選手の放出に始まり、レギュラー陣が続々とチームを離れていった。正直言って、自らの意思で出て行った選手たちに対しては恨み言のひとつでも言ってやりたい気持ちだが、サッカー選手というのは選手生命が短い上に給料がそれほど高くもないので、より自分を高められると思えるところや少しでも良い評価をしてくれるところでプレーしたいと思うのは当然のことである。しかも、どこへ行こうと、これまで彼らが清水エスパルスというチームのために頑張ってくれていたという事実は変わらない。だから私は、他のチームへ行っても、彼らの活躍を願っている。ただし、エスパルス戦以外での話だが。最後に、中でも特に思い入れの強い選手については、下記に少しだけ今の気持ちを記録しておきたい。

  • 藤本淳吾選手(名古屋グランパスへ移籍)
    彼のプレーを初めて見たのは、2008年3月15日。フクダ電子アリーナで行われたジェフ千葉戦だった。この試合は、私が始めて観に行ったエスパルスの試合だったので、今でもよく覚えている。前半開始早々、豪快なミドルシュートであげた先制点は衝撃的だった。その後、大きな怪我に悩まされたこともあったが、特に今年はリーグ戦で13得点をあげるなど、背番号10を背負うにふさわしい大活躍だった。彼が移籍するとしたら海外だと思っていたので、国内の他チームに移籍してしまうのは残念ではあるが、私の中では彼が日本最高のレフティであることに変わりはない。
  • 本田拓也選手(鹿島アントラーズへ移籍)
    彼は、私と同い年である。そのため、何となく思い入れも強い。法政大学卒業後にエスパルスへ入団し、1年目から20試合以上に出場。特に今期は攻撃的な4-3-3のシステムにおいて、負担の大きいアンカーの役目を見事に果たした。彼がいなければ、このシステムは確実に機能しなかった。今期、エスパルスの失点はかなり多かったが、彼がいなかったらもっと恐ろしいことになっていたと思う。ここ最近は、日本代表にも呼ばれるようになった。今後は間違いなく日本を代表するボランチになるだろうし、そうなってくれることを願っている。
  • 西部洋平選手(湘南ベルマーレへ移籍)
    「一番好きなゴールキーパーは?」と聞かれたら、私は迷わず彼の名を挙げる。ハイボールの処理など多少の弱点はあるが、あの天才的な反射神経を目の前で見せられたら、誰でも思わず感嘆の声を上げるだろう。彼のおかげで決定的なピンチを凌いだという場面を、私は何度も見てきた。また、「若手のために」と自らの減俸を申し出るような人柄も、彼の大きな魅力のひとつである。湘南ベルマーレはJ2に降格してしまったので、今年エスパルスとの試合を見ることは出来ないが、今後も多くの場面でサポーターの悲鳴を安堵のため息に変えてくれることを願っている。平塚競技場は近いので、私も是非また彼のプレーを観に行きたいと思う。
  • 兵働昭弘選手(柏レイソルへ移籍)
    彼もまた、エスパルスの誇る魅力的なレフティである。持病に悩まされたこともあったが、中盤の球の出所として常に重要な役割を担うと同時に、大切な場面での得点力も光っていた。キャプテンとしての統率力にも優れていたと思う。それに何より、普段のクールな印象を覆す、試合中の熱いプレーが印象的な選手である。チャント(応援歌)で「清水の光」と呼ばれていたことからも、彼の果たしてきた役割の大きさが伺える。昨年の天皇杯準決勝での骨折の具合が心配だが、エスパルスの開幕戦の相手はレイソルなので、その時に元気な姿を見せてくれることを願っている。
  • フローデ・ヨンセン選手(母国ノルウェーのチームへ移籍)
    彼がエスパルスに在籍したのは、わずか2シーズンである。しかし、これほど強く印象に残り、サポーターに愛された外国人選手がいただろうか。その最大の要因は、もちろん彼のプレーのレベルの高さである。強力なヘディング、足元のテクニック、一流のポストプレー、献身的な守備力と抜群の運動量…彼の魅力は挙げればきりがない。昨年末の天皇杯準決勝での2得点を含む活躍を見れば、それがよくわかるだろう。それに加えて、試合中はもちろん、ピッチの外でも、常に彼は紳士だった。そんな彼の人柄も、これだけ愛された大きな要因だろう。今後は、母国ノルウェーに戻ってプレーを続けるとのこと。日本でのプレーが見られなくなるのは悲しいが、これからもたくさんのサポーターを魅了し続けて欲しい。そして、彼のような素晴らしいサッカー選手がいたことを、私は一生忘れないだろう。
  • 岡崎慎司選手(ドイツブンデスリーガのシュツットガルトへ移籍?)
    彼の移籍は、まだ正式には発表されていない。しかし、報道等を見る限り、移籍は秒読み段階に入っているだろう。もちろん、残ってくれればこれほど嬉しいことはない。彼のプレーを初めて見たのは、藤本選手と同じ試合(2008年3月15日のジェフ千葉戦)である。当時彼はまだ控え選手で、1-1の同点の場面で投入され、終了間際にバイタルエリアから豪快なミドルシュートを決めた。その後も私がサッカーを観に行くようになったのは、彼のゴールによってもたらされた興奮が忘れられないからかもしれない。その後、彼はあっという間にエスパルスのエースに成長し、ご存知の通り今では日本を代表する選手になった。先にも述べたように彼の移籍は決定ではないので、残ってくれれば本当に嬉しいが、ブンデスリーガで活躍する彼の姿を想像すると、それだけでワクワクしてくる。

  「思い入れの強い選手」に限定したはずが、随分たくさんの選手の名前を挙げてしまった。本来であれば伊東選手や市川選手や、長谷川健太監督についても言及したいのだが、彼らのすごさは今更語るまでもないだろう。そして、出て行く選手がいれば、入ってくる選手もいる。高原選手や小林選手をはじめ、魅力的な選手が新たに加わったことで、来季の展望にも少しずつ光が見えてきた。友人たちからは「来季は残留争いじゃない?」と言われたり、J2のチームを応援している同期からは「J2で待ってます」などと馬鹿にされているが、私としては案外やれるんじゃないかと思っている。今から3月5日の開幕が待ち遠しい。


1月20日(木)

2011年01月20日 23時08分03秒 | 2011年

  6時起床。今日は、ほぼ1日中出張に出ていた。午前中は、先輩と一緒に幸浦の卸商業団地でBCP関連の打ち合わせ。午後は、上司と一緒に中山にある協同組合で行政への提出書類の作成。午前中は何事もなく過ぎていったのだが、午後の訪問で大きな失態を犯してしまった。内容は省略するが、かなり初歩的なミスの結果、再度の訪問が必要になってしまったのだ。時間を作って待っていてくださった組合の方には、本当に申し訳ないことをしてしまった。また、忙しい上司の時間を無駄にしてしまったことも、非常に心苦しい。組合の方は「全然気にしなくていいよ」と言ってくださったし、上司も「こういう間違いをして覚えていくもんなんだよ」と励ましてくださったが、これは本当に反省しなければならないし、2度とやってはいけないことである。この経験を今後に活かすためにも、間違いが発覚した際の背筋が凍る感覚を忘れないようにしなければならない。

  帰宅は20時前。昨日一昨日と遅かったので、意識的に早く帰って来た。夕食は、近所の中華料理屋のチャーハン。ここのチャーハンは相当おいしいので、たまに無性に食べたくなるのだ。今日は昼食もラーメンだったので、中華づくしになってしまった。


昼食は、移動途中にふらっと入ったラーメン屋にて。


夕食は、大好きなお店のチャーハン。

 


1月19日(水)

2011年01月20日 22時52分17秒 | 2011年

  6時起床。当然ながら、めちゃくちゃ眠い。もうそんなに若くないのだ。午前中は、眠気と戦いながら事務作業に取り組む。久しぶりに、レッドブルの力も借りた。やはり、翌日の仕事に影響が出る以上、平日の前日に遅くまで飲むのは良くない。昼食は、いつもの中華料理屋の角煮定食。

  午後も事務作業に取り組み、16時過ぎに先輩と一緒にオフィスを出て、川崎へ。今日は、国からの受託事業を一緒に実施している金融機関さんと一緒に、創業希望者向けのセミナーを開催するのだ。別の出張に出ていた上司も、現地で合流する。開始は18時からで、最後の片付けが終わったのは21時過ぎだった。内容としては、講師の方の話もわかりやすかったし、個別相談会も大盛況で、ほとんどの案件が今後も継続支援していくものとなったので、非常に有意義なものだったと思う。

  その後、近所のお蕎麦屋さんでお疲れ様会。こちらの金融機関の方々とは普段から仕事のやり取りこそ頻繁に行っているのだが、ゆっくり話をするというのは初めてだった。私たちとは組織体制が全く異なるため、仕事のスタンスに始まり、普段の立ち振る舞いや上下関係のあり方などもかなり違うので、一種の異文化コミュニケーションのような感じだ。しかも、皆さんとても前向きで明るい方々なので、めちゃくちゃ楽しかった。これまで、金融機関というと固くて冷たいイメージが強かったし、皆さん曰く現実においても大半の部署がそのイメージ通りらしいが、中には異なる雰囲気を持っている部署もあるようだ。

  0時過ぎに帰宅。昨日に比べれば早い時間だが、連続の日付またぎは体力的に結構つらい。しかし、今日は1日とても充実していたので、気分的には爽快である。まあ、明日の朝までその気分が続くことはないだろうが。


1月18日(火)

2011年01月20日 22時27分44秒 | 2011年

  6時起床。朝は一旦オフィスに出勤したものの、10時過ぎには出張に出掛ける。箱根湯本には、12時前に到着。別の出張先から来る先輩との待ち合わせは13時なので、まずは駅周辺を散策する。ちなみに、これは昼休みの時間にあたるので、決してサボりではない…多分。

  昼食は、自然薯のお蕎麦で有名な「はつ花」で、「貞女そば」を食べる。冷たい蕎麦に自然薯と卵がかけてある、シンプルなお蕎麦だ。実は、私はそれほどお蕎麦は好きではないのだが(決して嫌いではない)、自然薯は好物なので、この「貞女そば」はかなり気に入った。素材の良いものは、このようにシンプルな組み合わせで食べるのが一番だ。また、最後に蕎麦湯を入れて飲む汁は、自然薯が良い具合に混ざっていて、これもまたおいしかった。


そういえば、なぜ「貞女そば」という名前なのだろうか。

  さて、先輩との待ち合わせは13時だったのだが、前の出張が長引いたとのことで、1時間ほど遅くなる。この時間は、不可抗力ながらも完全にサボり時間だ。最初は、せっかくなので温泉にでも浸かろうかと思ったのだが、入浴後にもう1度スーツを着るという情緒のなさを考慮した結果、結局駅前の喫茶店で時間を潰すことになった。


あんみつを食べながら、ダラダラと1時間ほど本を読む。

  先輩と合流し、箱根温泉旅館の協同組合へ。話を聞いていて驚いたのだが、箱根界隈の旅館では事業承継が円滑に行われており、近年はどんどん世代交代(経営者の若返り)が進んでいるらしい。中小企業における後継者不足が叫ばれている昨今、これは珍しいことだ。そういった流れの中で組合もHPをリニューアルし、現在はオープン記念として「旅スマイルキャンペーン」を行っている。箱根で撮影した笑顔の写真を応募すると、最高で10万円分の宿泊券がもらえる。是非、お試しあれ。ちなみに、組合のHPでは、箱根地区の観光案内や旅館検索の他、温泉の歴史や各地区の泉質の違いといった情報提供も行っているので、箱根観光の際にはかなり参考になると思います。

・箱根温泉旅館協同組合HP:http://www.hakone-ryokan.or.jp/index.html


応募締切は、3月15日です。

  17時に帰社し、ISO14001内部監査に関する会議。今日は、先日全職員に実施したISOに対する意識調査の結果について、話し合いを行った。詳しい話はここでは書けないが、無記名アンケートゆえの本音が並んでいて、かなり興味深い。はっきり言って否定的な意見が多いし、中には相当辛辣なものもあるのだが、それをそのまま「じゃあISOはやめちゃいましょう」とするのか、「じゃあ運用方法を実際業務に活かせるような形にしなきゃね」と考えるのかは、難しいところである。個人的には、現在の有名無実な状態で維持するぐらいならやめちゃえばいいと思うし、やるんだったら徹底的にやるべきだと思う。

  その後、そのまま内部監査チームの飲み会へ。近所の和風居酒屋で、23時過ぎまで延々と(私はウーロン茶を)飲み続ける。内容自体はそれなりに面白かったのだが、いかんせん時間が長すぎた。元々、私は飲み会の時間をダラダラと延ばすのは好きではないし(これは飲み会の種類にもよるが)、体調も万全ではなかったので、最後のほうは結構つらかった。

  終電に乗り、帰宅は1時半過ぎ。今日が金曜日なら全く問題ないのだが、残念ながらまだ週の前半である。明日、きちんと起きられるだろうか。


1月17日(月)

2011年01月20日 21時47分05秒 | 2011年

  6時起床。めちゃくちゃ寒いし、やはり若干体調が良くない。社内でも風邪が流行っているらしく、うちの部では先輩が2人お休みだった。

  今日は、とにかく事務作業に没頭した1日だった。その作業が終わらないと、国からの受託事業で各企業を支援してくださっているコンサルタントさんに謝金が払えないので、出来るだけ急がなければならない。

  19時過ぎに退社し、横浜駅ダイヤモンド地下街の有隣堂へ立ち寄る。今日は、普段お世話になっているコンサルタントさんの著書の発売日なのだ。さっそく購入し、帰りの電車の中でほとんど読み終える。私の通勤時間が長いというのもあるが、文章がわかりやすいのでスラスラ読めるのだ。内容は、「チームをうまく機能させるために必要なことは何か」というもので、基本的には中小企業のチームマネジメントについて書かれているのだが、この話はおそらくどんな組織にも当てはまる。会社という枠を超えて、学生ならば部活動やサークル運営、場合によっては家族運営(という言葉があればの話だが)にも参考になるかもしれない。


小池浩二『プレイングマネージャーの仕事術』

  21時過ぎに帰宅。明日は、出張で箱根へ行くことになっている。「週末に行ったとこじゃん!」という感じだが、箱根になら何度でも行きたい。昼食には何を食べようかな。