社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

9月14日(水)

2011年09月14日 23時18分22秒 | 2011年

  6時起床。午後に行われる金融機関との会議に向けて、午前中から準備を行う。どれだけ事前に準備をしていても、直前に資料の追加があったり、会場や飲み物の準備など、何だかんだで当日はバタバタする。

  午後からは会議の本番。経済産業省の担当者から国の支援施策や金融連携プログラムの説明をして頂いたり、各機関の現状や今後の事業展開に関する情報提供を行い、結果的には私の予想よりはかなり充実した内容の会議となった。また、行政からの通達で、今年度からは地域の金融機関と私たちのような支援機関が連携して中小企業支援を行うよう指示が出ているため、そういう意味でもこのような機会を持つことは非常に重要である。次回は年末に開催し、懇親会(忘年会)もセットで行う。懇親会の幹事は私が務めることになるだろうが、金融機関のお偉いさん方が満足するような懇親会って、一体どういうものなのだろうか。やっぱり、白木屋とかじゃダメなんですよね…。

  終業後、上司2人と一緒に中華料理を食べに行く。ラーメン、餃子、唐揚げと、たらふく食べさせて頂いた。以前の同じような機会の時にも感じたことだが、管理職同士が話をしている中に自分がいるというのは、なかなか面白い状況である。お酒が入っていることもあって、普段はなかなか聞けないような本音が聞けるのも楽しい。中でも特に印象的だったのが、「やっぱり金融機関の人たちって、身内に対しても上下関係や礼儀がしっかりしているよね」という部長の一言である。裏を返せば、うちの組織は上下関係はあまり尊重されていないし、(私を含め)礼儀にそれほど気を遣わない職員が多いということだ。確かに私自身、当然ながら対外的には常に気を遣っているが、内部の上下関係や礼儀には少し配慮が足りない部分がある。しかし、本来はどんな場面でも、目上の人間に対しては敬意を払わなければならない。部長の一言を聞くまでこんな当たり前のことを忘れていたなんて恥ずかしい限りだが、これを機会に初心に帰って、社会人として当然のことをしっかり意識するようにしたい。

  22時半前に帰宅。あっという間に、今週も折り返し地点を過ぎてしまった。明日は大半の時間をオフィスでの事務処理に充てられるので、少し溜まりつつある報告書をしっかり片付けてしまいたい。

 


9月13日(火)

2011年09月13日 23時49分57秒 | 2011年

  6時起床。一旦オフィスに出社したものの、すぐに出張へ出掛ける。国の支援施策を活用した経営コンサルタントの派遣に同席し、ひたすら話を聞く。事業者とコンサルタントの顔合わせは済んでいるし、実際に私がやらなければならないのは日程調整ぐらいなのだが、施策の規定で支援機関の人間が同席することになっているのだ。この規定はかなり厄介なのだが、それぞれのコンサルタントさんの支援の方法を観察することが出来るというメリットもある。支援機関の人間としては、自分自身の支援能力を向上させることはもちろん、「この分野ならこの人」という”鉄板”のコンサルタントさんを少しでも多く把握することが重要なのである。

  関内へ戻り、「Vegetable Market」で昼食。相変わらずメニューの名前が長くて覚えられないので、写真で載せておく。今回のメインであるカジキマグロの味はそれほどでもなかったが、やはり野菜は美味しいし、豆腐を使ったクリームソースも素晴らしかった。あと、セットのパンにもう少しこだわってくれれば文句ないのだが。全体的な料理の質がかなり高いだけに、ついつい細かいところにもワガママを言いたくなってしまう。

  その後、昼休みの時間に余裕があったので、「馬車道十番館」のカフェに入る。ここの定番デザートである「十番館プディング ロワイヤル」と「ティーレモネード」を注文。十番館の外観、赤レンガをイメージしたプリンが主役となっている「プディング ロワイヤル」は、上品な甘さのプリンとアイスクリームが印象的だった。「ティーレモネード」も、ほのかな蜂蜜の味がしておいしい。今日は昼休みなのであまりゆっくり出来なかったが、本来であればお店の雰囲気も含めてゆっくりと楽しみたいメニューである。

  午後は、明日行われる金融機関との会議の準備と、来月から立て続けに行うセミナーの起案作成に費やす。いずれも急ぎの仕事だったために集中して取り組んだので、あっという間に時間が過ぎていった。普段からこれくらい集中して仕事が出来れば良いのだが…。とにかく、とりあえず諸々の準備が終わったので、これで少し肩の荷が下りた。

  20時半過ぎに帰宅。人身事故やら線路内人立ち入りなどの影響で京浜東北線が遅れており、帰るのに2時間も掛かってしまった。座っているとはいえ、帰りの電車が遅れるのは結構つらいものだ。

 


9月12日(月)

2011年09月12日 23時04分25秒 | 2011年

  6時起床。朝一で、ISO14001の内部監査チーム会議。リーダーから「内部監査の意義について皆で分担して論文を書いて、懸賞に応募しよう」という提案がある。しかし、私は全然やりたくない。内部監査自体やりたくないのに、その意義を論文で書くなんてもってのほかである。大体、期限までちょうど1ヶ月という状況で、結論に対する意見の異なる人間が分担して1本の論文を書くなんて、非現実的だ。「この際、質はどうでもいい」とのことだが、質にこだわらない論文なんて一体何のために書くのだろうか。やりたくないのは同期も同じようで、2人で間接的な抵抗を試みたものの(はっきり嫌だという度胸はない)、結局は取り組むことになってしまった。私に度胸がないのは認めるが、立場的に難しいって…。「やるかどうかは皆で決めよう」と言われても、実質的には決定権などあるはずがないのだ。それに、雰囲気で私たちがやりたくないと思っていることはどう考えても伝わっているはずなのに、あくまで形式的に「皆で自発的に考えた」という形を作ろうというやり方が気に食わない。月曜日の朝一から最悪の気分である。

  昼前に私の担当先の事務局長がいらっしゃり、昼食に誘って頂く。突然だったので驚いたが、純粋にとても嬉しい。普段から通っているというとんかつ屋に連れて行って頂き、ヒレカツとエビフライの定食をごちそうになった。エビフライの海老は天然のものを使っているとのことで、身も大きくてプリプリ。カツに関しても、随分と油にこだわっているらしく、さっぱりとして美味しかった。しかし、何より良かったのは、事務局長とゆっくりお話する機会が得られたことである。単純に年上、目上の方の話を聞くのが好きな私にとって、こういう人生の大先輩を独り占め出来るのは幸せなことである。短い時間だったが、非常に楽しい時間を過ごすことが出来た。

  午後からは、上司と一緒に愛甲石田にある私の担当先の一企業へ出張に出掛ける。詳しい話は書けないが、事業や業界のあり方そのものについて非常に熱い想いをお持ちの経営者の方で、心から尊敬の念を抱いた。こういう経営者に出会えた時が、この仕事をやっていて一番良かったと思える。ただ、それではただ自己満足で終わってしまうので、その想いにどうやって協力できるかをしっかり考えなければならない。そうしないと、私(の組織)の存在意義がない。

  また今日は、上司の提案力にも驚かされた。元々ある程度の打ち合わせをして提案の方向性を固めてはいたのだが、私は正直その提案を受け入れてもらうのはちょっと難しいだろうと思っていた。元から難しいと思っている提案を私がうまくこなせるはずもなく、しどろもどろになったところで上司が助け舟を出してくださったのだが、その話の持って行き方が本当に上手だった。私の場合、ついつい必要以上にへりくだって話をしてしまうのだが、上司はそこのバランス感覚が絶妙で、相手を立てつつもこちらの提案の利点を明確に提示していた。そして、難なくその提案を受け入れてもらうことが出来た。今更ながら、やっぱりすごい人だ。

  当初、今日はロマンスカーで帰る予定だったのだが、昼過ぎに起きた人身事故の影響でロマンスカーが運転中止になっており、仕方なく快速急行で帰って来る。先日の小田原出張の時もそうだが、私がロマンスカーに乗ろうと思った時にこういうトラブルが起こる。乗れないと言われると余計に乗りたくなるのが人間(鉄道マニア)の性というもので、本当に悔しい。次こそはと思うが、次にこういう機会が訪れるのは一体いつになるだろうか。帰宅は21時前。

 

 


9月10日(土)

2011年09月11日 22時39分22秒 | 2011年

  7時半起床。旅行の分の日記を更新してから、車に乗って西新井大師へ。当初は「かどや」で食事をしようと思っていたのだが、国道から参道への入口付近で「まめつばき」というカフェを見つけ、何となく惹かれたので入ってみる。「もなかカフェ」というキャッチフレーズが印象的だ。注文は、ランチでは最も人気が高いという「手ごね煮込みハンバーグセット」。コラーゲンたっぷりの牛スジが入っているとのうたい文句通り、柔らかいハンバーグの中に小豆ぐらいの大きさの牛スジがいくつも入っている。これは新しい。デミグラスソースも濃厚で、全体的にも質の良いハンバーグである。また、せっかくなので最中を3種類(白桃、ラムネ、いよかん)食べてみる。これも、おいしい。ミニサイズを頼んだということもあるが、あっさりした甘さで非常に食べやすい。次回は是非王道の小倉あんで食べてみようと思う。

  その後、どうしようか少し迷ったのだが、結局予定通り「かどや」にも立ち寄り、かき氷のコーラ味(練乳入り)を食べる。練乳入りのかき氷を注文する際、私は練乳は上からかけるのではなく底の部分に入れておいて欲しいのだが、店員さんもそれを覚えているようで、私が「練乳は…」と言った所で、「あ、下に入れときますね」と言ってくれた。些細なことだが、ちょっと嬉しい。久しぶりに家と職場以外で承認欲求が満たされたような気がする。

  午後は、テレビでプロ野球、日本ハムvs.楽天の試合を見る。かつて甲子園を沸かせた斎藤、田中の投げ合いということで、地上派で放送された。チケットも数日前に完売したらしい。結果は、4-1で楽天の勝利。1点は取られたものの、マー君のピッチングは文句の付けようのないものだった。一方の祐ちゃんも、結果的には4失点を喫したが、初完投。6回に3失点したあと、7回8回をゼロに抑えたのは大きな成長と言えるだろう。今回の対決は完敗だったし、投手としての実力的にも今は大きな差をつけられてしまっているが、勝負はまだまだこれからなので、これを糧にしてこれからどんどん良い投手になってほしい。

  夜、テレビでサッカーJリーグ第25節、ジュビロ磐田vs.清水エスパルス(@エコパ)の試合を見る。6日に眞田雅則さんが亡くなり、普段のダービー以上に大きな意味を持つ試合だったが、結果は1-2。内容的にも今季最低だった。大きな見せ場は、小野・アレックス・大前とつないだゴールシーンと、ユングベリの惜しいFKの2つだけ。あとは、90分間ひたすらしょーもない試合だった。この試合は生で観に行くかどうか迷っていたのだが、本当に観に行かなくて良かったと思う。失礼ながら、お金を払ってみるに値しないサッカーだったと思う。ただ、新加入のユングベリ選手のプレーは今後に期待が持てるものだった。次節の浦和戦は既にチケットを購入済みなので、彼のプレーはもちろんだが、チーム全体としてしっかりとしたサッカーを見せて欲しい。