１０月１３日（日）

　 ９時半起床。身支度を整え、11時前に母と一緒に家を出て、大阪からやってくる祖母を迎えに東京駅へ。

祖母が乗ってくる列車の折り返し運転作業のために待つ作業員さんたち。

　 祖母と合流し、まずは日本橋にある千疋屋総本店のレストランで昼食。全員、フルーツサンドイッチを注文する。甘さ控えめの生クリームにたくさんの種類の果物がふんだんに使われたサンドイッチで、さすがは千疋屋という味だった。

　 続いては、同じ建物に入っている三井記念美術館へ。今は陶器の展示会をやっていて、お茶の先生をやっている祖母にとっては非常に魅力的な作品が並んでいるらしい。ただ、母と私は全くの門外漢なので、そのへんで売っている一般的な陶器との違いはほとんどわからず、むしろ美術館の建物そのものの重厚さに目が行った。財閥の力、恐るべし。

　 地下鉄を乗り継いで、新宿御苑へ。私も行くのは初めてで、思っていたより遥かに広いことに驚かされた。都会のど真ん中にこんなに広くて開放的な場所があるとは。珍しい花も咲いているし、バラ園も華やかで、今季初めてのどんぐりも見つけることが出来た。また、木陰の芝生に寝転んでおしゃべりしたり、本を読んでいる人たちの姿を見て、こういう時間の過ごし方もいいなと思わされた。ただ、一周歩くと、それなりに疲れる。

ホトトギスの花。ホトトギスって、鳥の名前だけじゃないんですね。

綺麗なバラには棘がある。

　 19時過ぎに帰宅。夕食をとり、テレビを見ながら祖母とゆっくり話をする。祖母は話好きなので、父ももう１人の祖母（元々実家にいる父方の祖母）も、いつもよりおしゃべりだった。たまには、こういう騒がしい実家になるのも悪くない。 

１０月１２日（土）

　 ８時起床。洗濯をして布団を干し、１時間ほど掛けて部屋の掃除をする。外は快晴で気持ちがよく、布団やカーペットなどを十分日光にさらすことが出来た。

カーペットも外に干したので、しばらくはベッドを机代わりに使用。

 　昼前に家を出て、戸塚の美容室へ。久しぶりに髪をばっさり短くする。「女子か！」と突っ込まれるかもしれないが、何か気分を一新させたい時には、思い切って髪をばっさりいくのが効果的である。

　 TSUTAYAに寄ってDVDをレンタルしてから、モスバーガーで昼食を調達して帰宅。定番のロースカツバーガーに加えて、期間限定のとびきりハンバーグサンド（デミグラスソースアリゴ添え）を買ってみたら、かなり美味しかった。アリゴというフランス風のマッシュポテトが良いアクセントになっていて、ハンバーガーというよりも、普通にハンバーグステーキを食べているような感覚だった。

わずかに見えるマッシュポテトが良い仕事をしている。

定番のロースカツバーガー。

　 午後からは、借りてきたDVDを観て過ごす。

　 夕食は、ガストのデリバリーで購入した辛口チゲうどん。別注でライスも購入し、最後は雑炊風にして食べる。ガストのメニューの中では、これが今一番のお気に入りである。

　 本来は明日から実家へ戻る予定だったのだが、夜10時頃に友人から銭湯に誘われ、急遽急いで埼玉へ。西川口に着いたのは、日付が変わった後だった。

　 友人と銭湯へ行き、主に私の恋愛話を聞いてもらう。先日別れた彼女はこの友人から紹介してもらったので、残念ながらうまくいかなかったご報告と、今考えていることなどを聞いてもらった。話をすることで自分の気持ちや考えが整理されていくということはよくあることで、何でも話せる相手がいるということのありがたみを強く感じた。明日朝早くから出かける予定だったにも関わらず、付き合ってくれた友人に感謝である。

　 帰宅は４時前。

１０月１１日（金）

　 ７時起床。

　 午前中は事務処理。外気温同様に室内の温度も高く、じめじめしていて気の滅入るオフィス環境だった。

　 昼食は、いつもの中華料理屋のチンジャオロース。メニューには、「牛肉とピーマンの細切り炒め」と書いてあって、これまで何度も食べたことのある料理だったのだが、これがあのチンジャオロースだとは知らなかった。先輩に指摘されて初めて気付いたのだ。これまで一度もチンジャオロースを食べたことがないと思っていたのだが、実はかなりヘビーローテーションで食べていたことになる。

　 午後からは、後輩と一緒に出張。支援先の公開前の施設を見学できる会合に参加させて頂く。上司の代役だったので、知っている方が誰もおらず、しかも直前に「挨拶をお願いします」と言われて焦ったが、後輩の手前それを表に出すわけにもいかず、何とか余裕のある振りをして乗り切ることが出来た。また、見せて頂いた施設が非常に立派なもので、しかも普通は入れないような場所まで見せてくださり、大変勉強になった。

　 夜からは、「ダルジェントクローチェ（d’argento croce）」でアンオフィシャルな新人歓迎会。上司や先輩、後輩と一緒に、新人さん３人をお迎えする。相変わらずフルーツのカクテルは絶品だった（特に黒ブドウが最高だった）し、料理も安定感のある美味しさだった。また、元々お酒へのこだわりが素晴らしいお店なのだが、今回はウイスキーフェアをやっていたため、先輩たちも珍しいウイスキーを幸せそうに飲んでいた。少し長丁場になって新人さんたちは疲れただろうが、金曜日だし、こういうちょっと豪勢な飲み会も良いものだ。

　 23時半前に帰宅。今日を筆頭に、今週は全体的に夜が遅めだったので、体がぐったり疲れている。そのため、シャワーを浴びる前に眠ってしまった。

１０月１０日（木）

　 ７時起床。

 　直行で茅ケ崎へ出て、上司と待ち合わせて支援先へ。新たな施策への挑戦を提案し、是非お願いしますと快諾して頂いた。この施策は直接的に補助金等へつながるものではないが、そのための土台として必ず有用なものなので、出来るだけ早く認定が取れるようにお手伝いしたい。

　 昼食は、テラスモール湘南に入っている蕎麦屋「花旬庵」で天ざるを食べる。

　 次の出張へ行く上司と別れ、私はオフィスへ戻る。残りの時間は、事務処理。

　 定時で退社し、18時半過ぎに帰宅。

　 付き合い始めてから約４か月、結局、という言い方が適切かはわからないが、彼女と別れることになった。正直な気持ちを言うと、やっぱりダメだったか、という感じである。これまで何度も別れの危機があって、その度に何とか解決して持ちこたえてきたが、さすがに頻度が高過ぎたし、その原因となる感覚の違う部分が多過ぎた。真面目な話、本当に魅力的で尊敬できる女性だったし、今回はかなり具体的に結婚までの道筋を考えていたので、脱力感が大きい。そして、またいちからグリーフワークをすることになるのかと思うと、気が重い。しかし、この手のマイナス感情は時間と自己開示と周囲の力で解決できることもわかっているので、今はただ、この先もう感じることがないかもしれないこの感覚を、じっくりと満喫することにしようと思う。

１０月９日（水）

 　７時起床。

　 今日は、一日オフィスで事務処理。新人さんを教えながら、自分の事務作業に取り組む。新人さんが安心して過ごせるよう、出来るだけこういう日を増やしたい。

　 昼食は、上司の支援先の方々に「勝烈庵」へ連れて行って頂く。棟方志功に愛されたことでも知られる、横浜の誇る老舗のかつれつ屋である。桃園豚（山形の銘柄豚）のロースかつ定食を食べさせて頂いたのだが、ジューシーかつ歯で簡単に切ることが出来る素晴らしいとんかつで、驚かされた。これは、期待以上である。支援先の方々に感謝。

　 21時過ぎに帰宅。