社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

3月25日(月) 頼れる先輩、頼もしい後輩のありがたさ。

2019年03月27日 23時37分23秒 | 2019年

 7時起床。娘は朝ご飯を元気に食べている。まだ少し鼻水が残っているが、体調はかなり回復したようだ。

 いつものように朝食はオフィスで。今日は梅のおにぎりとチョコレート入りのフレンチトースト。味のバランスはめちゃくちゃだ。

 今日は終日オフィスで事務処理。今年度の主な報告書類関係は終わったので、来年度の事業の企画書など、前向きな作業に時間を費やす。

 昼食は「鎌倉山ラメール」のカレー弁当。

 考えている企画の提案方法について、先輩から有意義なアドバイスをもらう。私がやろうとしているのはかなりラディカルな組織改革の取り組みで、提案方法を間違えると一瞬で潰されかねないものなので、慎重さが求められる。イケイケガンガンタイプの私に足りないその慎重さを、先輩がしっかりフォローしてくれた。本当にありがたい。

 21時半過ぎまで残業し、同じく残っていた後輩と一緒に帰る。お互いにやるべきこと、やりたいことがたくさんあって大変だが、前向きな話ができてとても良い刺激になった。

 22時半前に帰宅。夕食は人参の豚肉巻きと金目鯛の干物。

 今日は娘が夕食後すぐ、18時半頃に眠ってしまい、そのままずっと眠っているということで、何となく嫌な予感がしたのだが、案の定私たちが寝ようとした日付が変わる頃に起きてきて、そこから元気満々だった。私はお世話を妻に任せて布団に入っていたのだが、なかなか寝ずに遊びまわったり泣いたりしている娘の横で眠れるはずもなく、結局3時頃まで起きていた。


3月24日(日) 芦毛の天使よ、永遠なれ。

2019年03月27日 22時55分20秒 | 2019年

 8時起床。珍しく娘もゆっくりで、一緒に起きる。

 1時間かけて本格的に掃除をする。

 10時過ぎからウォーキングに出掛ける。まずは、ウインズ(場外馬券売場)で今日の高松宮記念(G1)の馬券を購入。これが引退レースとなるスノードラゴンの応援馬券一択である。

 そのままウォーキングを開始。ラジオを聴きながら、2時間ほどゆっくり歩く。春満開といった景色をたくさん見ることができた。

途中でちょっと水分と糖分を補給。

最後に、神社で今日のスノードラゴンの無事を祈る。勝利は必要ない。ただ無事に走り終えてくれればいい。

 12時過ぎに帰宅。昼食は出前でとったとんかつ弁当。

 午後、初めて娘を電動自転車に乗せてみる。先に妻が乗り、次に私が乗る。運転自体は娘が乗っていても安定感があって、特に問題は感じない。一方で、娘がどんなリアクションをするかを楽しみにしていたのだが、何ともいえない微妙なリアクションだった。一応新しい感覚を感じているようではあるのだが、ほとんどリアクションがなかった。

 テレビで競馬、高松宮記念(G1、中京競馬場、芝1200m戦)を観る。スノードラゴンの結果は、17着。3コーナーで不利があってヒヤッとしたが、最後のレースを無事に走り終えることができた。良かった。本当に良かった。

 私が初めてスノードラゴンの走りを見たのは、2014年の3月30日。5年前の高松宮記念だった。8番人気だったが、当日は大雨で不良馬場になっていて、それまでダートでの戦績が良かった彼に目をつけて馬券の軸にした。結果は、2着。休日出勤中に上司と一緒に職場のテレビで見ていて、手を叩いて喜んだのを覚えている。それと同時に、泥んこ馬場の中を飛ぶように駆けてくる白い馬体が鮮明に記憶に残った。

 当時の私はG1くらいしか馬券を買っていなかったので、次に彼の馬券を買ったのは同年10月5日のスプリンターズステークス。前走のキーンランドカップで8着に敗れていた彼の人気は、13番人気。単勝オッズは46.5倍だった。出走馬全18頭の中で最も持ち時計(自己最高タイム)が遅いということもあって、先輩たちからは「絶対来ない」と言われていたのをよく覚えている。当日は、当時何としても振り向かせたかった女性との初デートで、その前に朝イチで銀座のウインズ(場外馬券売場)に駆け込んで馬券を買った。今日買ったのと同じ、単複3000円ずつの応援馬券だった。デート中だったので、私はこの日のレースをリアルタイムでは見ていない。デートも終盤、これから夕食というタイミングでたまたま見たニュースで結果を知った。そこで意を決し、「実は俺、競馬をやってるんだけど…」と切り出して、「大きく勝ったから」という理由をつけて夕食代を出したのだった。その時デートをした女性とは、それから1年後、2015年の10月5日に結婚した。

 結果的に、このスプリンターズステークスでの勝利が彼にとって最後の勝利となった。ずっと彼の馬券を買い続けていた私は、たまに複勝が当たって大喜びということはあったものの、基本的には彼が出走するたびに財布が軽くなった。しかし、それでも不思議と何の後悔もなかった。今日もどう考えても馬券圏内に入ることはないとわかっていたが、買わないという発想は全くなかった。結果はともかく、私が買い続けている限りは怪我なく無事にレースを終えられるはずだと(半ば本気で)思っていた部分もある。そんなジンクスが本当にあったかどうかは定かではないが、今日も無事に走りきってくれた。

 脚部不安で1年3ヶ月の休養があったり、決して順風満帆の競走馬生活ではなかったが、61戦8勝、2着13回、3着7回というのは本当に立派な競走成績だと思う。ここ数年は芦毛ではなく白毛なんじゃないかと思ってしまうほど本当に真っ白になっていて、レースでも一目でどこを走っているのか見つけることができた。まだ走るの?来年も走るの?ということを繰り返しているうちに11歳になっていた。

 数年前には早く引退させてあげて欲しいという気持ちが強かったが、彼の頑張り続ける姿を見続けているうちに「こうなったらとことん最後まで応援するぞ」と思うようになった。同じように考える人がたくさんいたのだろう、競馬場でもネット上でも明らかに彼を応援する人が増えていった。

 そして今日、最後のレースを無事に走りきり、彼は現役生活に別れを告げた。テレビでその姿を見て、ようやくこの日が来たかという安堵感と、もう彼の走りを見ることは出来ないという寂しさで、涙が止まらなかった。ニュースサイトやインターネットの掲示板、SNS上では、たくさんの写真と共に彼への感謝や労いの言葉が溢れていた。

 私にとって彼は、人生で最も心を動かされた競走馬である。「芦毛の怪物」といえばオグリキャップだが、私にとってスノードラゴンは「芦毛の天使」だ。

 その天使は今後、北海道・静内のレックススタッドで種牡馬としての生活を始める。種牡馬も楽な仕事ではない。種付けは命懸けの作業だし、産駒の実績次第ではすぐに需要がなくなってしまう。これからも戦いは続くのだ。私にできることは、種牡馬としての成功を祈り、末永く安らかな余生を願いながら、彼の動向に興味を持ち続け、たまに人参を持って会いに行くことくらいだろう。ここまで頑張った彼には、きっと競馬の神様が最高の余生を授けてくれるだろうと信じて。

 スノードラゴンくん、これまでたくさんの感動をありがとう。そして、これからの馬生に幸あれ!

 夕食は豚肉のステーキ。

 23時過ぎに就寝。


3月23日(土) ザ・休日。

2019年03月24日 22時43分53秒 | 2019年

 8時起床。朝食はトーストを食べる。

 久しぶりに1日家で過ごした。

 昼食はパスタ。

 妻がお出掛けしている間、娘と2階で遊ぶ。娘はもう階段を自分で上れるようになっている。階段のある玄関には1人で出られないようになっているのだが、いずれ自分でドアも開けられるようになったら危ない。

 夕食は鶏肉と大根の照り焼き。

 0時過ぎに就寝。


3月21日(木・祝) 貴重な時間。

2019年03月23日 21時13分32秒 | 2019年

 7時起床。妻と娘は眠っている(明け方に1度起きて再度眠ったのだろう)ので、起こさないように身支度を整えて家を出る。

 地下鉄と京急線を乗り継いで、追浜へ。駅で先輩と後輩と待ち合わせ、支援先の理事長に迎えに来て頂いて横須賀市のリサイクル施設「アイクル」へ。ここで開催されるイベント「第62回アイクルフェア」に参加する。イベントの詳細にご興味をお持ちの方は、リンク先の情報をご参照ください。一応私がまとめたイベント概要も、前回(昨年11月25日)の日記から引用します。


アイクルフェアいうのは、横須賀市が市民の方々に向けて「ごみの減量化と資源化」について理解を深めてもらうためのイベントで、横須賀市資源回収協同組合が協力し、古本市や古着市、リサイクル自転車販売、再生家具販売といった様々なイベントが行われている。また、「ごみトーク」と呼ばれるイベントでは、ごみの分別や資源回収の仕組みなどについて解説が行われた後、参加者の中から抽選でトイレットペーパーのつかみ取り大会が行われる。


メイン会場。古本市は毎回大盛況で、オープンと同時に人が押し寄せる。

ジーンズ販売コーナー(オープン前)。どれも1着300円。

布や帯などの販売コーナー(オープン前)。女性たちで賑わう。

「ごみトーク」も大盛況。また、この前には警察署から交通安全教室も開催されていた。

トイレットペーパーのつかみどり。「ごみトーク」参加者の中から抽選で参加権利がもらえる。

 私たちの役目は、会場の一角にブースを設けて、バルーンアートを作って子どもたちにプレゼントすること(無料)。10時から15時まで、忙しい時間帯もあるが、基本的にはやってくる子どもたちとわいわいお喋りをしながらバルーンアートを作るという楽しいお仕事である。自分が親になってから更にそうなったのだが、子どもたちの笑顔を見ているとこちらまで笑顔になる。

 子どもたちが途切れたタイミングで、昼食にお弁当を頂く。食べて戻ると、すでに子どもたちが待っていた。

 イベントは15時で終了。片付けを済ませ、会場の外へ出て休憩。施設が海沿いにあるので、景色が良い。今日は風が強いので、荒々しい海が見られた。

 横須賀中央へ移動し、理事長にお寿司屋さんへ連れていって頂く。前にも何度か連れてきて頂いたことのあるお店で、何を食べてもとんでもなく美味しい。いつもこのイベントの後は会場近くのとんかつ屋さんに連れていって頂くのだが、数日前にお会いした際に私が冗談で「次はお寿司ですかねぇ」とおねだりしたら、定休日にも関わらず大将にお願いして開けて頂いたとのこと。わがまま言ってすいません。本当にありがとうございます。

 「好きなもの勝手に頼め」というお言葉に甘えて、どんどん食べる。やはり、びっくりするくらい美味しい。「え?これが○○!?これまで食べてたのと同じ魚とは思えないんですけど!」という感動が連続してやってくる。また、理事長や大将とのお話も面白くて、とんでもなく楽しい時間を過ごさせて頂いた。中でも最も印象的だったのは、「偉くなればなるほど偉そうにしちゃいけない」という言葉だった。俗に言う「実るほど…」というやつだ。諺としてはよく耳にするものではあるが、それを体現している方の言葉として聞くと説得力が違う。

全ての写真を載せるととんでもない量になるので、一部を抜粋して。

鮑。分厚く切ってもらう。歯ごたえと甘みに翻弄される。醤油と穴子のタレで食べる。

牡蠣。ぷりぷりで濃厚。

「ちょっと面白いものを」と大将が出してくれたマグロの筋。穴子のタレで食べる。食感が良く、お肉のような旨みがある。

雲丹。苦みが一切なく、とんでもなく濃厚で甘い。

本マグロの赤身。味が濃い。赤身でこれだけ美味しいとなると…。

東京湾の鯵。通常の仕入れルートではなく、常連さんが釣ったものを持ってきてくれたらしい。個人的にはこれが一番のツボ。

穴子。ふわふわ、いや、ふわっふわだ。

ねぎとろの握り。理事長発案のオリジナルメニューらしい。赤身とは一味違い、濃厚な旨みがある。

赤貝の巻物。筋の部分を巻物にしてもらう。食感がたまらない。

ガリ巻き。さっぱりして癖になる美味しさ。

鯵とガリ、大葉の巻物。これもさっぱり。

玉子焼きがとんでもなく美味しい。

最後はトロ。もはや言葉は必要ない。ごちそうさまでした。

 古き良き飲み屋街「若松マーケット」を歩き、理事長行きつけのお店へ。優しくて気さくなママさんがやっているカウンターだけの小さなお店だ。それがとてもアットホームな雰囲気を醸し出していて、居心地が良い。また、入った瞬間のやりとりで、理事長がお店のママさんや他の常連さんから愛されているのがすぐにわかった。やはり、この方の人を魅了する力はすごい。私も、自分が女性だったら間違いなく惚れている自信がある。もちろん食事も絶品だったが、この方と一緒に過ごせる時間が一番貴重なものだ。

若松マーケットは「横須賀ブラジャーが飲める街」として有名である。ちなみに、横須賀ブラジャーとはブランデーとジンジャエールをカクテルしたお酒のこと。

地元の農家さんが育てているブランドトマトを食べさせてもらったのだが、甘くてとても美味しかった。

 22時過ぎに帰宅。これだけ横須賀を満喫させて頂いたからには、次はもっと風船を上手に作れるようにならないと。レパートリーももっと増やしたい。