社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

5月20日(月) 伝統と格式。

2019年05月21日 22時11分57秒 | 2019年

 6時起床。娘には必要以上に早く起きる癖がついてきているらしい。まあ、これくらいに起きると保育園に送るまでのオペレーションにもかなり余裕が出るから良いのだが。

 8時半過ぎにオフィスに出勤。朝食はおにぎり2つ。

 午前中は事務作業。

 昼食は「鎌倉山ラメール」の牛肉と野菜のトマトチーズ焼き弁当。私の好きなメニューである。

 午後からは支援先の総会へ。山下公園沿いに「ホテルニューグランド」という老舗の高級ホテルがある。マッカーサーが新婚旅行で宿泊したところとしても有名で、その後の太平洋戦争でもこのホテルを破壊しないように空爆を避けたという本当か嘘かわからない逸話が残っている。他にも、チャップリンやベーブ・ルースなども宿泊したことがあるそうだ。私は今回初めてゆっくり中を見て回ったのだが、伝統と格式を感じられる素晴らしい空間だった。

エレベーターホール。

宴会場へ続く通路。

ロビー。

会議室。

オーディオがなかったころは、この場所に人が配置されて音楽を奏でていたらしい。

中庭もお洒落だ。

 総会と懇親会の間に少し時間があったので、山下公園を散策する。ちょうど今が薔薇の見頃のようで、とても華やかな雰囲気に包まれている。こんなにたくさんの薔薇を見たのは初めてかもしれない。また、遠くには大桟橋からちょうど出航する大型客船(おそらく飛鳥だと思う)も眺めることができた。

 懇親会を終え、帰途につく。元町中華街駅からみなとみらい線(東横線)で菊名へ出て、家まで歩く。このルートだと大半が上り坂なので、いい具合に足が痛くなる。摂取したカロリーはすぐに消費しないと。

 23時過ぎに就寝。


5月19日(日) 長い隙間時間。

2019年05月20日 21時35分13秒 | 2019年

 6時起床。気配を感じて目を開けると、ちょうど娘がこちらにハイハイしてくるところだった。

 朝から妻がスーパーに出掛けている間に朝食。昨日スーパーで見つけて懐かしくて買ってきた「シャルロット」を娘とシェアして食べる。

 身支度を整え、11時に家を出る。今日はこれから仕事で箱根へ行く。

 横浜から東海道線で小田原へ出て、小田原からロマンスカーに乗る。小田原から箱根湯本までは200円で乗れるのだ。

 箱根湯本のホテルで支援先の総会に出席する。今回の来賓挨拶では少し具体的なテーマについて話をしてみたのだが、皆さんに響いたのかどうかは定かではない。

 14時過ぎに総会が終了。懇親会にもご招待頂いているのだが、開始は夕方からなのでかなり時間に余裕がある。用意して頂いた部屋にチェックインしてゆっくり温泉に入るという選択肢もあるのだが、それでも時間が余るので、とりあえず箱根湯本の駅に戻る。日曜日の午後なので、駅周辺はこれから帰途につくのであろう観光客で賑わっている。

 勢いで改札の中へ入る。とりあえず、箱根登山鉄道の車両を眺める。鉄道マニアならではの時間の潰し方であろう。

 小田原行きの各駅停車に乗り、2駅戻って風祭駅で下車。ここに、小田原蒲鉾の最大手である鈴廣蒲鉾が運営する「鈴廣かまぼこの里」がある。

 「鈴廣蒲鉾の里」は、蒲鉾の販売コーナーだけでなく、かまぼこ作り体験コーナーや飲食施設、蒲鉾以外の各種お土産品の販売店などが集まった施設である。施設や商品の魅力はもちろんのこと、風祭駅直結かつ小田原と箱根を結ぶ幹線道路沿いにあるという立地の良さを存分に生かして、高い集客力を誇っている。

 施設をゆっくり見て回る前に、線路沿いに少し先まで歩いてみる。何となく「匂い」がして吸い寄せられるように歩いていったところ、絶好の撮影スポットを見つけた。鉄道マニアの嗅覚はまだ鈍っていないようである。30分ほど滞在し、行きかう電車の写真を撮る。GSE(70000系)やEXEa(30000系)といった新型車両を写真に収めることが出来た。

 「鈴廣かまぼこの里」へ戻り、かまぼこバーで休憩。ここでは、お土産で売られている商品の中から構成された蒲鉾を中心とした練り製品(ドリンク付き)を、ワンコイン(500円)で楽しむことが出来る。価格設定からいっても、このサービス自体で利益を上げようというわけではなく、販促のためのワンランク上の試食サービスといった位置づけなのだろう。

 注文は、「手どりしんじょ浜の月と特上蒲鉾セット」。飲み物は足柄茶。グチの身だけで作ったというしんじょうはふわふわの食感と魚の旨み、ほのかな塩味が印象的なとても美味しい一品だった。もちろん蒲鉾も美味しかったが、この「浜の月」は強く印象に残った。また、5月24日は「伊達巻の日」(伊達巻の由来とされている伊達政宗公の命日)ということで、サービスで食べさせて頂いた。これも美味しい。それにしても、伊達巻の日なんてものがあるとは。

 箱根湯本へ戻り、駅前の喫茶店「ベル」で休憩。最初はフルーツパフェを、途中で紅茶を注文し、1時間半ほどゆっくりと本を読む。世の中の喫茶店に言いたい、こういうパフェが本物のパフェであると。フルーツ、生クリーム、アイスクリーム。それだけでいいのだ。

 湯本周辺を少し散策する。須雲川に沿ってゆったり歩き、湯本温泉の源泉を訪れたり、お土産屋を覗いたり、観光気分で楽しむ。

湯本温泉の源泉のひとつは、箱根温泉発祥の地でもある。

各旅館へ温泉を運ぶパイプが並んでいる。

 18時にホテルへ戻り、懇親会に出席する。一般的に、懇親会への出席は一見すると半分遊びのように思われるかもしれない。実際、美味しい料理を食べられるし、お酒を飲む人にとってはたくさん飲めるから、遊びの要素がないとは言えない。しかし、私のような支援機関の人間にとって、懇親会で経営者の方々と話をするというのはかなり大切な時間である。公式な会合の場や昼間では聞けない本音トークが聞けるからである。実際今日も、本音ベースでの課題や要望を聞かせて頂くことができた。日中の総会の時では間違いなく聞けなかった話である。

 懇親会を終えて外へ出ると、もう辺りは真っ暗になっていた。箱根の夜は早いのだ。

 湯本駅の近くで唯一営業していた居酒屋さんの提灯を見ると、箱根のインバウンド対応の浸透具合が見て取れる。この場所では、もはや外国人観光客を相手にしないという選択肢はない。

 帰りは小田原から新幹線で帰ってくる。接続がちょうど良かったこともあって、ホテルから家までほぼ1時間ぴったりで帰ってくることが出来た。新幹線を使えば、箱根は案外近い。

 洗濯を終え、妻と少しおしゃべりをしてから、23時半前に就寝。


5月18日(土) 若駒入厩。

2019年05月19日 09時46分59秒 | 2019年

 7時起床。「週末だから朝はゆっくり」という価値観は娘にはないので、私たちも半強制的に早起きになる。健康的だ。

 朝食はあんずジャムトースト。

 先日(5月4日)相模大野で作者さんご本人から購入した馬の絵画が我が家に入厩した。包装を開けてハッとする。やはり素晴らしい絵だ。それに、おまかせでお願いした額装も作品の雰囲気にぴったり合っている。今回購入したのは「5月の風」という作品で、モデルとなっているのは作者の斉藤いつみさんが通っている乗馬クラブのダノンシャンティ産駒の女の子(当時3歳)だそうだ。若駒らしい愛くるしさと穏やかな表情が印象的である。人生で初めて購入した絵画がこの作品で本当に良かった。さて、どこに飾ろうかな。

斉藤いつみ「5月の風」

 妻が病院に行っている間、娘と過ごす。2階を歩き回ったり、裏庭を散歩したりして遊ぶ。遊び疲れて眠そうになってきたところで妻が帰宅し、また覚醒する。母が帰ってきた喜びは眠気に勝る。

 昼食はお好み焼き。山芋が練り込まれているので柔らかくて美味しい。

 娘がお昼寝に入ったところで、髪を切りに蒲田まで出掛ける。

 理容室の予約は15時から。まだ1時間ほど余裕があるので、「テラス・ドルチェ」で休憩。紅茶とピーチパフェを頂く。

 「コワフールアバンセ」での散髪は1時間ほどで終了。長さが短くなったのはもちろん、毛量をかなり減らしてもらったのでかなりすっきりした。

 東神奈川駅から歩き、途中のスーパーで買い物をしてから帰宅。

 娘の夕食と入浴を終え、今日は娘が眠る前に私たちも夕食をとる。美味しいが、娘が「私にも食べさせて」と突撃してくるので落ち着いては食べられない。

 娘を寝付かせようと寝室でゴロゴロしていたら、私たちもそのまま眠ってしまった。おそらく、21時より前には眠ってしまったのだろうと思う。


5月17日(金) 理想の朝食、不健康な昼食。

2019年05月19日 07時32分29秒 | 2019年

 5時50分起床。まだ寝ていられる時間だが、娘の声で目が覚める。目が合うと、娘はニコニコの笑顔で私のほうへやってきて、ほっぺたをすりすりしてから思いきり私の髪を引っ張った。「もう起きよう」という意思表示である。これはもうなだめられそうもないので、諦めて娘を抱き上げる。

 娘を保育園へ預けてから、家で30分ほど休憩。やはりちょっと眠い。

 8時半に家を出て、直行で町田へ。仕事の前に、「The Cafe」に寄ってモーニング(トースト、サラダ、ハムエッグ、ミネストローネ、ヨーグルト、ドリンクはキウイジュース)を頂く。ここのモーニングは朝食の理想形に近いと思う。また、帰り際に、伝票(レシート)の裏面にメッセージが書かれていたことに気付く。こういうちょっとした心配りも嬉しい。ありがとうございます。

 仕事を終え、昼前にオフィスへ戻る。

 昼食は、ローソンの「バスチー」(バスク風チーズケーキ)とセブンイレブンの「焼き栗モンブラン」、「みかんの牛乳寒天」というスイーツ尽くし。前2者は、昨日の総会懇親会でコンパニオンさんから教えて頂いたおすすめスイーツである。どちらも初めて食べたが、確かに美味しかった。バスチーはかなり濃厚なチーズケーキだし、モンブランも専門店の味と遜色ない。また、食べやすさを考慮して各種ケーキをカップ型にするという発想も素晴らしいと思う。

 午後一番で先輩と一緒に本鵠沼へ出張。仕事の打ち合わせを終えてから、駅前の商店街を散策。「スワン洋菓子店」でお土産に焼菓子などを買ってからオフィスへ戻る。

 後輩と一緒に来客・打ち合わせを1件。

 18時過ぎに退社し、岸根公園駅を出てすぐのところにある「ほっともっと」でお弁当(おかずのみ)を買ってから帰宅。

 今日は妻が夜遅いので、19時過ぎに娘を保育園へ迎えに行き、薬を飲ませ、入浴をして、ミルクを飲ませて寝かしつける。最近はこの手のワンオペも随分楽になった。娘が眠ったのは20時半前。

 もう1度ゆっくりお風呂につかってから夕食。「ほっともっと」では肉野菜炒めとカルビ焼肉を買ってきた。どちらも食べたくて両方買ってしまったのだが、さすがにちょっと量が多すぎた。

 洗濯を済ませ、「スワン洋菓子店」で買ってきた焼菓子をいくつか食べる。フロランタンが美味しい。

 妻が帰ってくるまで待っていようかとも思ったのだが、どんどん眠気が襲ってくるので、23時過ぎに就寝。


5月16日(木) 神奈川は広い。

2019年05月17日 22時02分05秒 | 2019年

 6時半起床。今更ながら思うのだが、娘がお世話になっている保育園の保育士さんたちは本当に笑顔が絶えない。それも無理している感じではなくて、本当に子どもたちを大切に考えているのが伝わってくる。言葉にするとシンプルかもしれないが、これって実はとてつもなくすごいことなのではないだろうか。おそらく娘は、私たち夫婦が家で1日中面倒を見ていた時よりもずっと充実した日々を送っている。少し前にツイッターで「#保育士さんありがとう」というツイートが流行したが、私も心からそう思う。本当に、ありがとうございます。

 8時半に出勤。朝食は目玉焼きベーコントーストとくりーむパン。

 午前中は事務作業。この時期特有のやけに電卓を叩く作業に没頭する。この時期にしかやらないので毎回やり方を覚えていなくて四苦八苦するが、それが案外楽しかったりもする。

 昼食は「鎌倉山ラメール」のハッシュドビーフ弁当。

 14時過ぎにオフィスを出て、愛川町へ。愛川町は、鉄道が通っていないことから「陸の孤島」と呼ばれているらしい。今日の訪問先も、本厚木の駅からバスで小一時間行った場所だった。かなり遠いが、景色は綺麗だし、遠足気分でワクワクする。

本厚木のバスターミナルから乗車。

バスを降りて最初に見える景色がこれ。空気も気持ち良い。

川沿いに歩く。完全に遠足気分だ。

来た道を振り返ってみる。

周囲は山が何層にも連なっている。

 支援先の総会に出席させて頂く。初対面の方ばかりなので(とはいっても今年度はほとんど全てがそうだけど)緊張したが、皆さんに良くして頂いて、懇親会までとても楽しい時間を過ごすことができた。また、行政の首長さんや議長さんもいらっしゃっていたのだが、威厳がありつつも明るくて気さくな方で、興味深いお話もたくさん聞かせて頂いた。更に、コンパニオンさんの場の盛り上げ方の上手さに舌を巻いた。相槌の打ち方や話の広げ方、近くの人を話に巻き込む技術など、彼女たちのこういうスキルを何とか盗みたい。一見簡単なようで、実際にやってみるとめちゃくちゃ難しいことだと思う。総じて、楽しみつつも勉強になることの多い3時間だった。

 21時半過ぎに帰宅。私が担当なのだから当然なのだが、洗濯物の取り込みは終わっておらず、娘が脱いだ服は床に放置され、お風呂上りにつかったタオルはベビーサークルに掛かったままになっている。明日の保育園の準備も手つかずだ。妻は居間でテレビを見ている。ワンオペ終わりの束の間の休息時間なわけだし、そもそも私の担当業務だというのは重々承知しているのだが、せめて汚れ物を洗濯カゴに入れておけないものだろうかと思ってしまう。正直、イライラする。しかしまあ、逆に私が気付かずに出来ていないこともあるのだろうから、お互い様だ。

 入浴を済ませ、洗濯をして23時半過ぎに就寝。