6時起床。気配を感じて目を開けると、ちょうど娘がこちらにハイハイしてくるところだった。
朝から妻がスーパーに出掛けている間に朝食。昨日スーパーで見つけて懐かしくて買ってきた「シャルロット」を娘とシェアして食べる。
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身支度を整え、11時に家を出る。今日はこれから仕事で箱根へ行く。
横浜から東海道線で小田原へ出て、小田原からロマンスカーに乗る。小田原から箱根湯本までは200円で乗れるのだ。
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箱根湯本のホテルで支援先の総会に出席する。今回の来賓挨拶では少し具体的なテーマについて話をしてみたのだが、皆さんに響いたのかどうかは定かではない。
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14時過ぎに総会が終了。懇親会にもご招待頂いているのだが、開始は夕方からなのでかなり時間に余裕がある。用意して頂いた部屋にチェックインしてゆっくり温泉に入るという選択肢もあるのだが、それでも時間が余るので、とりあえず箱根湯本の駅に戻る。日曜日の午後なので、駅周辺はこれから帰途につくのであろう観光客で賑わっている。
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勢いで改札の中へ入る。とりあえず、箱根登山鉄道の車両を眺める。鉄道マニアならではの時間の潰し方であろう。
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小田原行きの各駅停車に乗り、2駅戻って風祭駅で下車。ここに、小田原蒲鉾の最大手である鈴廣蒲鉾が運営する「鈴廣かまぼこの里」がある。
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「鈴廣蒲鉾の里」は、蒲鉾の販売コーナーだけでなく、かまぼこ作り体験コーナーや飲食施設、蒲鉾以外の各種お土産品の販売店などが集まった施設である。施設や商品の魅力はもちろんのこと、風祭駅直結かつ小田原と箱根を結ぶ幹線道路沿いにあるという立地の良さを存分に生かして、高い集客力を誇っている。
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施設をゆっくり見て回る前に、線路沿いに少し先まで歩いてみる。何となく「匂い」がして吸い寄せられるように歩いていったところ、絶好の撮影スポットを見つけた。鉄道マニアの嗅覚はまだ鈍っていないようである。30分ほど滞在し、行きかう電車の写真を撮る。GSE(70000系)やEXEa(30000系)といった新型車両を写真に収めることが出来た。
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「鈴廣かまぼこの里」へ戻り、かまぼこバーで休憩。ここでは、お土産で売られている商品の中から構成された蒲鉾を中心とした練り製品(ドリンク付き)を、ワンコイン(500円)で楽しむことが出来る。価格設定からいっても、このサービス自体で利益を上げようというわけではなく、販促のためのワンランク上の試食サービスといった位置づけなのだろう。
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注文は、「手どりしんじょ浜の月と特上蒲鉾セット」。飲み物は足柄茶。グチの身だけで作ったというしんじょうはふわふわの食感と魚の旨み、ほのかな塩味が印象的なとても美味しい一品だった。もちろん蒲鉾も美味しかったが、この「浜の月」は強く印象に残った。また、5月24日は「伊達巻の日」(伊達巻の由来とされている伊達政宗公の命日)ということで、サービスで食べさせて頂いた。これも美味しい。それにしても、伊達巻の日なんてものがあるとは。
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箱根湯本へ戻り、駅前の喫茶店「ベル」で休憩。最初はフルーツパフェを、途中で紅茶を注文し、1時間半ほどゆっくりと本を読む。世の中の喫茶店に言いたい、こういうパフェが本物のパフェであると。フルーツ、生クリーム、アイスクリーム。それだけでいいのだ。
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湯本周辺を少し散策する。須雲川に沿ってゆったり歩き、湯本温泉の源泉を訪れたり、お土産屋を覗いたり、観光気分で楽しむ。
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湯本温泉の源泉のひとつは、箱根温泉発祥の地でもある。
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各旅館へ温泉を運ぶパイプが並んでいる。
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18時にホテルへ戻り、懇親会に出席する。一般的に、懇親会への出席は一見すると半分遊びのように思われるかもしれない。実際、美味しい料理を食べられるし、お酒を飲む人にとってはたくさん飲めるから、遊びの要素がないとは言えない。しかし、私のような支援機関の人間にとって、懇親会で経営者の方々と話をするというのはかなり大切な時間である。公式な会合の場や昼間では聞けない本音トークが聞けるからである。実際今日も、本音ベースでの課題や要望を聞かせて頂くことができた。日中の総会の時では間違いなく聞けなかった話である。
懇親会を終えて外へ出ると、もう辺りは真っ暗になっていた。箱根の夜は早いのだ。
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湯本駅の近くで唯一営業していた居酒屋さんの提灯を見ると、箱根のインバウンド対応の浸透具合が見て取れる。この場所では、もはや外国人観光客を相手にしないという選択肢はない。
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帰りは小田原から新幹線で帰ってくる。接続がちょうど良かったこともあって、ホテルから家までほぼ1時間ぴったりで帰ってくることが出来た。新幹線を使えば、箱根は案外近い。
洗濯を終え、妻と少しおしゃべりをしてから、23時半前に就寝。