岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

品川宿 寿し貞@品川駅高輪口

2007-04-10 23:53:57 | 外食レポ



【地図】東京都港区高輪4-10-20

2007年4月9日 午後10時半頃訪問

仕事でずいぶん遅くなった夜。
「遅くなったので夕飯は食べて帰りま~~」
と電話で宣言して岐路に着きます。

立石で餃子でも・・・なんて思いながらいつもの京急品川駅へ向かうと、なんと人身事故で遅れの情報・・・。
まだ10分から20分の遅れがあるということで、急遽この近くで夕食スポットを・・・探そうと思ったら目に入ってきた寿し貞!

じゃあ今夜は寿司で・・・ということで決定。

ガラリッと戸をあけてやや狭い店内はカウンターの一番手前に座ります。
まずはビールを注文して、チラッとおススメのホワイトボードを見ると「細魚」の文字が!

その細魚と小肌を頼んで、ビールをクイッと開けます。


白身の中にやや癖のある風味の細魚は最近では、年中あるもののやはり春のイメージが強いですね。
「山菜の様な魚」というのは私的な感想ですが、わけのわからん表現でもありますね。


逆に小肌はちょっと時期はずれ、6~7月から小ぶりの「新子」が出始めて、9月に小肌、そのあとなかずみ、このしろと名前が変わっていく出世魚ですが、今の時期はちょうど端境のハズ・・・。
とはいえ、これくらいの大きさの小肌が一番美味いと思います。
最近寿司通の間で持てはやされる、新子よりも味がある気がします。


続きまして生の鳥貝!
ゆでた鳥貝は何度も食べたことがありますが、生は珍しい!
恥ずかしながらワタクシ初めて食べました。
なんか、こう青柳の身をもっと癖が無く上品にしたような。
茹でたのとは別物ですね。


比較に出てきた青柳の貝柱を集めたのがこの小柱。
小柱といえば豆粒くらいのがごろごろという印象ですが、これはかなり大降りの小柱がドサッと乗っております。
これだけの大きさの小柱ということは、これを内包していた青柳の大きさに興味があります。


さて、酉に近づいてきましてこれは鮪赤身!
何度も書いていますが、ワタシャ鮪はトロよりも赤身を選びます。
板さんには聞きませんでしたが、脂の乗りはあまり無く、さっぱりした味は目鉢ですかね。
ちょっと寿司だねを厚めに切りすぎていて、シャリとのバランスが気になりますが、最近の人の好みに合わせているのでしょう。
この赤身は鉄火やヅケでいただきたい一品かもしれません。


最後はしゃこ。
本当のところ締めには穴子を頼みたかったのですが、懐具合と相談してしゃこにしました。
大好きな寿司ねたでありながら、最近今一つ満足しきれないことが多かったのですが、今日わかりました。
このしゃこ2枚づけなんです。
しかも回転寿司とかのしゃこは小さい上にパサパサでシャリとのバランスも悪かったのですが、そういったこともありません。
価値ある一品といえるでしょう。

行きつけにしたいお寿司屋さんですね。
ごちそうさまでした。

■寿司おたく、ジバラ街道をゆく

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酢飯仕立 ひつまぶし

2007-04-10 01:07:03 | 飲食レポ
さて名古屋の仕事も終わって、ホームできしめん食べてすっかり帰宅モードです。
じゃあ前回の名古屋帰りはひつまぶし風太巻きでしたが、今回はしっかりひつまぶし弁当!

えっ?さっききしめん食べたんじゃないか?って?

「それはそれ・・・・これはこれ・・・」

それでは話を進めさせていただきますよ。


酢飯仕立 ひつまぶし 1000円

蓋を開けると、いきなり美味しそうな鰻の草原が広がります。



ご飯は酢飯なのですが、甘辛い鰻のタレがたっぷり含ませてありまして、このタレとご飯だけで何杯かお代わりできてしまいそうです。
鰻は蒸さない関西風の仕上がり。
蒸して脂を抜いた、さっぱり鰻もいいですが、このこってり鰻もいいもんだがね。

それにしてもパッケージに「電子レンジ温めて食べるとウンヌン・・」なんて書いてあります。
実際に温めた方がホカホカでひつまぶしっぽくなるのでしょうが、私個人的には駅弁にそんなもの求めてはいませんし、大体駅で売っている以上電車の中で食べる人がほとんどでしょう。
冷えてても美味しく、いや、むしろ冷えていた方が美味しいって言うくらいの勢いで作って欲しいものです。

「レンジで・・・」って書いてあると、ちゃんと電子レンジに入れないと・・・なんて思ってしまうじゃないか!
だったらせめて牛たん弁当みたく、紐を引っ張ると温まるような機能が欲しいモンです。

さて、最後に少々文句も書きましたが、駅弁としてはかなり満足のいく出来で美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。

【あじみ屋】

■うなぎひつまぶしセット

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名代きしめん 名古屋@名古屋駅新幹線上りホーム

2007-04-10 00:58:24 | うどん・そばレポ


2007年4月8日 17時半頃訪問

近年仕事で(プライベートでも)名古屋に来ることが滅多に無かったのですが、今年は1月と今回と2回も来ております。
名古屋といえば、味噌カツ、土手焼き、手羽先、まあ甘味も含めればういろうとかもありますね、その中にあってきしめんというのは名物の中にあってもなかなか美味しいものに出会うのが難しい食べ物だと思います。

そんなことをぶつぶつ言っていたら、いつの間にか仕事も終わってあっという間に帰りの新幹線のホーム。
昨日先方さんに連れられて、美味しい鯛しゃぶをごちになったものの、何とか名古屋っぽいもののレポートを!

ということで、ホームのきしめん屋さんに駆け込んで、大急ぎできしめんをいただきます。


海老天きしめん 550円

ええ、ワタクシ趣味でこういったレポートをやっているわけですが、こうなるともう仕事です。いや、義務感か・・・。

急いで食券を買って大急ぎで写真とって(ここが間違っている!)



きしめんをずずぅ~~ぅ



このお店は冷凍麺を使っているようですが、最近の冷凍麺の技術は発達しておりまして、茹で時間さえしっかり守ればなかなかしこしこしてて美味しいですね。
つゆは関東風にしては薄め、関西風にしては濃い目という中途半端加減が名古屋という土地を物語っております。

しかしこのきしめんというのがなかなかアレな食品で、地元の人に「ここのが美味いだがや」と紹介されても「美味いなあ~」とあまり思ったことがありません。
その代わり、この新幹線のホームで食べるきしめんはその「うみゃあだがや」というきしめんと大差ないのですが、食べたときの値段設定に大きく満足感が左右されている気がします。
こちらにおいてのきしめんは関東においてうどんやそばだと思うのですが、私の場合こういったものは立喰いで食べることが圧倒的に多く、値段も「そんなもんだ」という気があります。
500円払えば十分な食べ物なのに、それと大差ないものに一杯800円とか取られると・・・「800円の味じゃねえだろう」という気分になりますしね・・・歯切れ悪し。

いやいや、名古屋で一番美味いきしめんは名古屋駅の新幹線上りホームということで・・・。
「そんなことにゃあでよ」っていう名古屋の方、「この店行ってみればいいだがね」ってのがあったら紹介してください。
ではでは。


■名古屋学

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