岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

雑司が谷エレジー

2007-04-20 19:20:11 | 雑記
さて、引続き南池袋から鬼子母神のある雑司が谷までやってきました。
祖母の経営する文具店は雑司が谷の神社、鬼子母神に向かう参道の入り口にあり、そこをプラッとたずねて祖母と世間話をし、雑司が谷をうろうろと散策しました。


この辺は昔から変わらない地域を言われていますがどうでしょう?
私がこの町に住んでいたのは昨年まで約14年間、変わらないとは思いつつも、気がつけば、閉店した個人商店が目立つようになり、木造の民家はビルやマンションに変わってきています。


喫茶店、金物屋、鶏肉屋、中華料理屋と四方を囲まれていた都電荒川線鬼子母神前駅は、漫画「こち亀」の表紙を飾ったこともあるのですが、今では工事中の壁に囲まれ、すっかり「絵にならない駅」になってしまいました。


そうは言っても埼玉の田舎に住んでいた18歳の小僧が住み着いて、いつの間にか結婚して、子供も出来て、32歳の一人前のオッサンになり千葉に引っ込む。
私もずいぶん変わりましたね。町だけに変わるなというのも自分勝手な郷愁なのでしょう。


人が移り変わり、町も移り変わる中で、せめて鬼子母神と境内の駄菓子屋さんくらいは変わらないでいて欲しいなあ、と思う雑司が谷はいま昼時であります。

■「江戸~昭和」の歴史がわかる東京散歩地図

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六花そば@南池袋

2007-04-20 00:07:53 | うどん・そばレポ

【地図】東京都豊島区南池袋3-15-11

2007年4月14日 午前10時訪問

さてやや重い頭を引き摺りつつ南池袋までやってきました。
この辺に美味しいうどん屋さんがあったと思ったのですが、悲しいかな閉店しております。
うどん屋に嫌われ、どうしようかなぁ・・と思いつつ気がつくと「六花そば」の看板が。

ご存知の方もいるかと思いますが(というかご存知の方の方が多いでしょうが)ワタクシ昨年の2月までは都内豊島区の雑司が谷に住んでおりまして、この辺はホームグラウンドもいいところでした。
特に一人もんの頃は池袋駅に向かう途中にあるこのお店は、比較的安い上に、時々大盛りサービスをしてくれるので重宝しました。

こちらのお店は茹で蕎麦を使わずに、お店で小ロットずつ生蕎麦を茹でるタイプで以前レポした「富士そば」に近いタイプ。
そういえばオープンの頃は富士そばで、店名変更をしたんだっけ・・・。
多分富士そば傘下の分裂かなんかがあったのでしょう。
そんな難しい話は二日酔いに差し支えるので置いておいて、頼んだのは冷やし豚天そば。 更に大盛り(無料サービスだったのでつい・・・)


冷やし豚天そば 450円

その二日酔いと暑い(この日は気温が高かった)のとですっかりあったかい蕎麦なんか食べる気になりません!

「じゃあ食うな」って言いました? 言ってない?
じゃあ話を進めましょう。


そばつゆは濃い目のもり汁で蕎麦の下に隠れています。
これをぐちゃっと絡めながらいただくのが立喰い蕎麦形式。


蕎麦の風味は薄めですが、茹でたての食感はかなり良い蕎麦。
豚天は、少々胡椒を降ってあり、天ぷらというよりはフライに近い感じです。
これだけのお店は近くにあるというのは、本当にこの辺に住んでて幸せだったなあ。
蕎麦を手繰りつつ物思いにふける蕎麦屋の午前。
ごちそうさまでした。


■立喰師、かく語りき。

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