岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

上海出張記~3日目中編~

2007-05-12 00:18:34 | 旅レポ
さて、市場から出てきました。
先ほどの食事の前の軽い食事から小一時間。
そろそろ本格的にお腹が空いてまいりましたよ。
というわけでさっきの肉まん屋さんの隣のワンタン屋さんに行きます。


店先でお嬢さん(みのもんた的)が大なべの前に立ってワンタンを茹でています。
う~~ん美味そう!
というわけでメニューを見て「香菜肉大餛飩」を注文。
もちろん発音できるわけもなく、指差しコレコレ作戦であります。

ここで話を中断してちょっと豆知識です。
「ワンタン」というと日本語では「雲呑」の字を当てますが、こちらでは「餛飩」と書きます。
なんかの字に似てると思いませんか?

そうです「饂飩(うどん)」

日本の歴史上中国から入ってきた料理は多いのですが、「饂飩(うどん)」は「餛飩(わんたん)」を祖とする食べ物らしいのです。
「餛飩(わんたん)」は日本に伝わり、小麦の団子を茹でた「水団(すいとん)」にアレンジされ、現在の「饂飩(うどん)」のように独自の麺料理になったようですな。
現在中華料理として広く認知されている「雲呑(わんたん)」は明治維新後、いや戦後に中華料理店が日本で増えてくる頃からメジャーになっていたのだと思います。

そんな豆知識を語っているうちに運ばれてきましたよ!うどんのご先祖様!


大き目の餛飩がごろごろと12個も!
太っ腹だな~お嬢さん・・・あっお嬢さんはスリムですよ・・・何をお世辞使ってんだか・・・。


香菜肉大餛飩の「香菜」ってなんだろう?と思って後日調べたのですが、「香」とは「シイタケ」のことっぽいですね。
「菜」が何の「菜」なのかが謎なのですが、「香菜炒」と書くとシイタケとチンゲンサイの炒め物を指すらしく、確かに癖もない青菜だったのでチンゲンサイが当たりではないかと思うわけです。
スープは薄めの味付けですが、薬味の小葱と揚げ葱のアクセントが良いですね。
これは当たりの一杯だったと思います。


これはテーブルの上に乗っていた謎の粉、隣で食べてる人とかワサワサ振りかけてます。
どれどれ・・と自分も試してみると、これは「五香粉(ウーシャンフェン)」大人しかったスープの味が一気に「これでもか!!」という中華味に!
さっきまでのあっさり薄味も品が良くて好きですが・・・これはこれで中華中華していて良いと思いますなあ~。

■お・ま・け・
さて、「餛飩(わんたん)」で腹も膨れたことだし、じゃあ買い物にでも行ってきますか~。
とは言いつつも、ちょっと気になったお店が・・・。


正宗北京千層餅
これ「餅」と書くものの、クレープのようなものです。
小麦粉や米粉などを練って焼いたもの、を餅というのですね。


ということで買ってみた卵のクレープ。
食事の後の軽い食事であります。
ふむふむ・・・軽く塩味がついていて・・・期待通りクレープ。
微妙な言い方ですが、美味過ぎず不味過ぎず・・・子供のおやつに良さそうですね。


■【冷凍便】上海ワンタン24個(1パック) 

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