ありがたいことにいただきもので久米島の車海老をいただきました。
ただ、これに悲劇が起こります。
冷凍便で届いたこれを受け取った長男が、私やカミさんが帰るまで、
常温放置し、完全に解凍されてしまったのです。
オイ!やっちまったなあ!
今日全部食べるしかないじゃん!!
ということで・・・
全部干焼蝦仁にしてやるわ~~!!!
干焼蝦仁(カンシャオシャーレン)っていわゆる海老チリソースなんですけど、
海老チリってどちらかって言うと陳健民氏の日本の家庭向けアレンジなんですよね。
なので、今日は本式の"干焼蝦仁"を目指していきたいと思います。
というわけで解凍されてしまった海老。数えたら44尾ありました。
これを・・・
剥いていきます。
大量に出た殻と頭は
油で揚げて
蝦油に
さらに揚げた後のこれを
フードプロセッサーでガーッ!っと
蝦醤に!
この蝦油と蝦醤も使っていきます。
片栗粉をまぶして、こすり合わせるようにしてぬめりと臭みを取ります。
塩、胡椒、紹興酒、卵白、片栗粉、油でシャコシャコとまぜ。
油で揚げましょう。
ここから完成まで写真が無いのですが、基本的に自分でやって自分で撮ってるので、
この後忙しくてとても撮ってる暇が・・・。
というわけで文章でのみ説明。
中華鍋に油を敷き、
おろしにんにく、おろし生姜、豆板醤、郫県(ピーシェン)豆板醤を入れて加熱し、火を入れていきます。
更に、酒醸(チューニャン)、先ほどの蝦油、ガラスープを入れて、味を見て、塩胡椒と白醤油を少々。
これが沸騰したら、先ほどの上げた海老を加えてひと混ぜ、みじん切りしたねぎを加えて、更に水溶き片栗粉。
最後に、蝦油をタラーリ♪
んで完成したのがこちら。
干焼蝦仁!!
お皿に盛ったら、中央に白髪ねぎを!
車海老で作る本格干焼蝦仁!
美味しくないわけがない!
今思えば、エビフライとか、海老天とかにしても良かったのですが・・・けっこう揚げ物になるとヘヴィーなので。
これも、ひとえに荷受けした長男のやらかしによるところですね。
グッジョブ・・・いや、違うな。
とはいえ、全部完全解凍っていう事件が無ければ
車海老で作る干焼蝦仁
には至らなかったでしょう。
多分、もう二度とやらない・・・いや、出来ないと思います。
おそまつさまでした。
ではでは
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よくその、帰宅してからの悲劇で、この展開に行けますね~。
蝦醤とか・・言葉も知りませんでした~。
家に郫県豆板醤と酒醸があって良かったです。
蝦油と蝦醤は先日Youtubeの中華料理のチャンネルで見て作ってみたかったんですよねえ。
この二つ、今日のお昼の担仔麺でも大活躍でした♪