水曜の朝早く車を走らせ
ここから 1時間先 にある病院に
バッキーを連れて行ったのは
大腸内視鏡検査(Colonoscopy)を受ける為、、。
麻酔がかけられるので
帰りは私の運転になる。
義父が大腸癌だったこともあり
バッキーの兄弟姉妹 ほとんどの者が
定期的に受けているこの検査、、、
最後は何年前に受けたのか?
はっきり記憶にない私たちだったが
この春 激痛に襲われ
救急に行った バッキーの医療費は
私達の医療保険の 免責額2000ドル(20万円)を超え
その後 医療費は
100%から80% 保険でカバーされるようになった為
高額な この大腸内視鏡検査を
今年中に受けることにした訳だ。
救急に行ったこの春
MRIの検査で 腎臓結石と診断された、、、が
その日に治療が受けられなかったバッキーは
鎮痛剤を処方され 帰宅、、、
翌日 専門医の診察を受ける直前に
病院のトイレで石を出した。 ポロ ポロ、、、
その程度の検査費と救急費が20万円以上、、、、
アメリカ人のバッキーも それには驚き 文句を言っていた、、っけ、、。
病院の待合室にはWi-Fiもあったので
ネットしながら待っていると
予定より 半時間早く ナースに呼ばれた。
いくつものカーテンで仕切られた リカバリールームの
小さなベッドに横たわっていたバッキーは
"いつもより 頭がぼんやりする、、。" と
腫れ気味の瞼から
とろんとした 目を出して ゆっくりと話す。
"予定より早く終わったし
きっと検査は順調に運んだんだろうね" と、、、
元から何の心配もしていなかった私は
軽く そんな言葉をかけた。
何人かのナースが バイタルを取ったり
身の回りのケアーをする為
何度か カーテンを開けて 出入りした後
インド人のドクターが部屋に入って来た。
*カルテに描かれた大腸の絵の
上行結腸と下行結腸の部分を指で指し
そこにポケット(憩室)がある事
*前回除去したポリープの部分にも
他の部分にも ポリープは全く見られないこと。
等を 伝えてくれ
”次回は5年後に、、、、” と云い
急いだ様に 腰を上げる。
5年後 と言う言葉に
すっかり安心した私は
部屋を出ようとするインド人のドクターに
頭を下げ お礼を言った。
麻酔がさめきれていないバッキーも
5年も 検査を受けなくていい事に
驚いたのだろう。
ゆっくりと
”5年ですか” と
疑問でも持つように 呟いた。
ナースから
30グラムの繊維を食品からとるように と
食事指導 があり
リカバリールームまで車椅子を押して
迎えに来てくれた高齢のボランティアのお爺さんと一緒に
病院の出口まで出た。
5年後 60才になるバッキー
還暦のお祝いは 大腸内視鏡検査、、、だ。
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