"そのポケットのを六つ
作ってくれますか?" と
寿司コーナーにやって来た一人の婦人が
いなり寿司を指し 注文をした。
指で指してもらわなかったら
何のことだか すぐに分からなかった表現、、、。笑
"一パック四つ入りになってるんですが、、" と 言うと
"じゃあ 2パックください。
今日は主人の誕生日なの" と 婦人、、。
"これは <いなり寿司 >って言うんですよ" と
揚げにすし飯を詰めながら
目の前に立って私をみている婦人に
話しかけたら、
"イエース、イナァーリ" と
嬉しそうな表情で婦人は言うや
アメリカ人のご主人が 日本で生まれ育った ことや
義理の妹さんは今も日本に住んでいること等
嬉しそうに話し始められた
梅がとても綺麗な街はOO街だったかしら? とか
ゴツゴツした緑の野菜はミツワに置いてあるか ? などなどの
質問もしてくれたが
". I don't know ". " I'm not sure" と
頼りない返事しか返せなかった、、、わたし、、、。汗
出来上がった いなり寿司のパックを手渡し
お辞儀をし
"It was nice meeting you " と挨拶をすると
婦人は ちょっと恥ずかしそうに
ぶきっちょな お辞儀で
同じ言葉を返してくれた。
そして
"貴方はいつ働いているの?
きっと主人は貴方と日本語が話せたら
喜ぶと思うわ。"と
言ってくれたので
一週間の大体の スケジュールを伝えた。
聞くと ご主人は
この町の大学で 副学長 (Vice President )をされていると言う。
わっ、、と驚く 大物だった! 笑
短い会話だったが
婦人からのリスペクトを感じ
気持ちのいい時間であった。