別店舗で寿司を握っていた20歳のアマンダさんが
私が働く店に移って来て
2週間ほど経ったある日、、、
彼女が一人で寿司コーナーで働いていた最中に
突然 パニックアタックを起こし
昼前だったが
寿司コーナーを閉めるという出来事があった。
翌日そのニュースを聞いた私は
"パニックアタック" という表現を使った従業員に
アマンダさんのその時の行動を細かく説明してもらった。
無言で裏の部屋に行き
セメントの床に 壁に向かって 座ったアマンダさんは
お米の入った小さな容器に両手を入れ
無表情で
容器の中の両手を 開いたり閉じたりしていた と言う。
その様子を想像し
病の重さを感じた私は
アマンダさんが店に戻ってくるまでには
長い月日がかかるかも知れない と
思っていた、、、、、、。
すると 今日
"来週からアマンダさんが戻って来る様よ!" と
中華で働いていたシェリーさんが明るい声で言う。
アマンダさんとは 2回しか一緒に働いたことはなかったが
38歳の彼女の母親より ず~~~っと 年上の私にも
気さくに 話しかけてくれ、
いい時間を過ごした私は
彼女に 又 会える日を 楽しみにもしている。
そして何よりも
彼女が いい医者 に出会え
今後の治療もうまく運んで行く事を心から願う思いだ。