今週、寿司子が有給休暇を取ったので
月曜から金曜まで5日間働く。
仕事を終え
イリノイの街に帰って来ると
午後、大きな嵐に襲われたこの町では
あちこちの歩道が
倒れた木の枝で塞がれていた。
我が家は裏庭の向日葵が
全滅
まだまだ沢山の蕾をつけていたのに
残念!
”きっと会長はこの嵐にのって
天に舞い上がったんだろう。”
と
丁度嵐が訪れた時間に
息を引き取られた会長を想ってバッキーが呟いた。
大きな木々まで倒すほどの嵐を起し
天に舞い上がるなんて
あの会長らしくて
そう思い始めると
誇らしくもなって来た。
コロナに感染してから
あっという間に
肺も心臓も侵され
何度かストロークまで起こされた会長の生死の選択が
医師と家族で行われた昨日の午後
取り付けてあった人工呼吸器を外す事にしたと云う。
苦しみから解放された会長は今
いつものあの
自信たっぷりの豪快な笑い声を上げているに違いない。