明日からバッキーは又、他州に出張
今回は3泊4日だ。
新しくオーナーになった会社の集まりで
15分間のスピーチもしなければいけないらしい
”貴方は大勢の前で話をするのが得意だから心配しなくても大丈夫よ。” と
言うと
自分でもそれは分かっているとでもいうような
自信が見られる表情になって黙って頷く。 笑
でも 今回の出張には
それはナーバスになっているバッキーだ。
”わっぁ、ナーバスになってるもんやから
デキモノまで出来てしまった。” と
顎に出来た小さなニキビを鏡で確かめ嘆くバッキー クスクス
新しい会社では今までと違って
教養のある人たちに囲まれることも
ナーバスになる理由だろう。
そういう時は
せめて格好だけでも一人前にしておいた方が良いと
その会で履く靴を探しに日曜の午後、隣町まで行った。
衣類もろくに買わないバッキーは
特に靴はよれよれになるまで履く
以前 靴を買いにショップに行き試着する際に
バッキーが履いてきた靴を見てびっくりした事があった。
何しろ
灰色のゴムテープを破れた箇所に巻き付けて履いていたからだ。汗
照明がやけに明るい店内で
若い店員さんを前に、二人で笑うしかなかった。 苦笑
今バッキーが履いている仕事用の靴もよれよれで
新調しなくては と思いながら
明日の出張を前日にして
やっと買い物に行くことになった。
店を3件回ったけれど
バッキーのサイズ13(日本サイズ31センチ)がなく
仕方がないので古い靴を磨いて履くことにした。
帰り、
デッキのポスト(支柱)に被せるキャップを買いにホームセンターへ。
ソーラーのキャップと
そうでないキャップを交互につけることにし約20個購入。
ところがそれらのキャップがポストにはまらず
口の4箇所を少々削る必要ができた。
すると
ボックスカッターで角を削る作業をしていたバッキーが
カッターで手を4センチ程切ってしまう。
そのボックスカッターは手を切りやすいので
職場では使用禁止になっている代物でもある。
怪我の処置をしていると
ここから30分先にある店(ガススタ)の従業員から電話が入り
夕方、店まで出向くことになった。
スピーカーにしたスマホから従業員との会話が私にも聞こえた。
困っている従業員を褒める事を忘れず
従業員を安心させる為、わざわざ店まで出向く事にし
従業員を励ますバッキーに感心して
二人の会話を聞いていた。