はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
はちきんイジーとアメリカンいごっそうバッキーの
山あり谷ありの国際結婚ブログです。

ドーナツのナツオさんは

2023-08-02 | 嬉しかった事

私が働くスーパーのお客さんはシニアの方が多い。

 

今朝 ベーカリーにやって来たおじいさんは

老人ホームに入居された奥さんのお見舞いに行く度に

そのホームで働くナースたちにドーナツを持っていかれる。

 

ドーナツ屋さんもないこの田舎町で

ドーナツが買えるのは、このスーパーのみ

 

 

      

 

そのおじいさん ナツオさんが

オーダーしたドーナツを取りにベーカリーに来るや

パン子さん(ベーカリーマネージャー)や他の従業員が

パッと優しい笑顔になって

おじいさんに挨拶をする。

 

 

 

おじいさんが誰なのか知らない私まで

気持ちが高揚するほど皆ハッピー

 

 

 

パン子さんと会話する常連客のナツオさんの様子を見ていて

ナツオさんが何らかの認知症を持っているのに気づいた。

 

そうしてナツオさんは会話中に 何度も

 

”2ダース入ってるんだよね。” と

 

箱の中に入ったドーナツの数を確認されていた。

 

”2ダース入ってますよ。” と

パン子さんが伝えると

その度に小さな笑顔を浮かべて

”そうか そうか” と

納得したように頷くナツオさんの表情は子供のよう。

素直で純粋な子供の心だった。

 

 

”2ダース入ってるか?” ”入ってますよ。”

 

そんな繰り返しをした後

ドーナツの代金をその場で支払おうと

財布を取り出すナツオさんを

パン子さんがレジまで案内した。

 

ベーカリーに戻ってきたパン子さんが

それは良い顔をしてて

私まで温かいものに包まれた。

 

パン子さんは相手がいい気持ちでいると

幸せを感じる人だ。

 

 

 

でね

 

老人ホームで働くナースたちが

この店に来た時

 

”ダイエットに悪いドーナツはもう要らないって

ナツオさんに伝えてぇー” って

ベーカリーの従業員に言っているらしい。 笑

 

 

もしかしてナツオさんは

2ダースのドーナツを老人ホームに持っていった事を忘れてしまって、

訪問する度に持って行っているのかも知れない。

 

それとも ドーナツを持っていくと

ナースたちが大きな笑顔をして喜ぶから

それが嬉しくて、毎回持っていくのかなぁ  笑

 

 

(今日の運動)

 

左右の足をクロスさせ座ったり立ったりするシニア用の運動を

インスタのリールで観た。

 

”こんな簡単な運動が出来ない訳がない。” と

たかをくくった私

 

 

足をクロスして座ったは良いけど

立ち上がる途中で よろけてしまった。 

 

いつのまにかバランスを失いはじめている。 (泣)

 

表の庭で草抜きをしていたら

 

     ルナモスがいた。