格安空港とイディオム（臨機応変）

月曜の朝は

　霧が濃く神経をとがらせ

　　アイオワに向かって車を走らせた。　




ミシシッピー川にかかる橋を渡っていると

　　前方から煙でも押し寄せて来るかのような光景に


　　　　思わず　パシリ





今日（火曜日）の夕方　仕事を終え次第

　またイリノイに帰り

　明日の午後　北部にあるミルウォーキーの空港に向かう。


この空港を利用するのは

　今回初めてだけれど

シカゴの空港に行くより道路が混んでいないので

　　利用してみる事にした。



午後５時前に発つフライトは

コロラド　デンバーに6時半着。

　１時間の時差があるので

　　　約２時間半のフライトだ。




今回は格安航空会社のサウスウエストエアラインを利用

　　　片道６４ドルだった。


　日によっては３９ドルのチケットもあり


金銭的に考えても　コロラドは遠くない




因みに

サウスウエスト航空は

　　預ける荷物が　無料


　これは魅力！　






さて　私が今週やって来ると言うので


早速　ミックママから週末の誘いがあった。


家族で街の劇場に　

　メリーポピンズを観に行こう　　　と

　　プランを立ててくれたので

　早めにチケットを買っておくように伝えると

週末婿がボーイズを　

　　スキーに連れて行くかも知れないと言いだし


　”we will just play it by ear”　と

その時の成り行きで決める事になった。



この　Play it by ear　　の云いかたはよく使われるので


　　　　ご紹介、、、しました。


今日はこれで、、、、


では　これから仕事に行ってきまぁーーす。

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デートは、食事と映画で、、

水曜日に私がコロラドに発つので

　”土曜はデートだ”　　と

誘ってくれたバッキーとの

　　　デートは、、、






中華のテイクアウトに無料映画鑑賞、、、




退役軍人の日（ベテランズデー）だった土曜日に

　町の映画館で

退役軍人とそのゲストが映画鑑賞無料出来ると知り

　　映画を観に行く事にした。




隣町にあるチェーンレストランでも　その日

　退役軍人に　

無料のディナーサービスがあったけれど


　　　
この街の小さな中華レストランで

　　テイクアウトをする事にした。



　この中華レストランは

英語があまり話せない中国人夫婦が経営していて

　ファーストフードのように

　カウンターでオーダーするようになっている。


週末の夜は

　高校生のお嬢さんが店に出ているけれど

主に夫婦二人で切り盛りしている。



英語は話せなくても

　　調理人であるご主人の腕は良く　

　その上料理に使われる海老が大きくて　

　　値段もリーズナブル



私たちのお気に入りレストランだ。



　テイクアウトした料理を家で食べ終えてから

メインストリートに建つ

　　小さなレトロな映画館に向かった。




二人で選んだ映画は

　”Thank you for your service ”　

　（日本タイトル　帰還兵は何故自殺するのか）　と言う

　PTSD（心的外傷後ストレス障害）を患う

　　　イラク戦争から帰還した兵士たちとその家族の話


　　　


実際にいた帰還兵やその家族に取材し

　　　書かれたノンフィクションでもある。



　　
トラウマを持った帰還兵だけでなく

　　その家族も抱える問題など

　ずっしり重い気持になる内容、、、。

戦場を去っても

　　別の形の戦場で生きて行かなくてはいけない彼らにとって

　　　　戦争は永遠に続く、、、。

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ハッピー バースデー

目を醒ますと

　窓の向こうで雪が静かに降っていた。


うっすらと積もった雪に心を踊らす私と

　　冬の到来を感じ眉間に皺をよせる男と、、、。^0^






12日の今日はミックママの誕生日


身体の調子も良く

　デンバーにバスケの試合を観に行ったり

　　家族で外食に行ったりと、、、

退院直後に起こった不安感もなく

　外出も出来るようになった様だ。


ローラーコースターのような感情のもとで

　　それでも娘が冷静を取り戻せるのは一番に

　傍で暖かく見守ってくれる婿のおかげであろう。

　　　　　　感謝！


”お母さんが来たら　

　　街の劇場であるメリーポピンズを観に行こうよ”　と　


早速　今朝

　バースデーガールから誘いが入った、、、。^0^



私のコロラド出発まであと３日



１３日から始められる予定だった地固め治療２は

　　2週間後の27日に変更されたので

自宅療養のミックママとの時間になる。

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１１時に黙とう

今朝は6時に目が覚めたので

　１時間の瞑想をすることにした

瞑想は早朝にするのが一番、、だ。




１１月１１日の今日が

　 退役軍人を称える日(Veterans Day　ベテランズデー)である事もあり

イラク戦争から復員後　

　病を患い命を落とした親戚の者や

第二次世界大戦で戦死した私の伯父に想いを寄せた。






私が働くスーパーでは　毎年この日に

　　無料の朝食が退役軍人や現役軍人にたちにおくられる。


長いバッフェテーブルが店内に設置され

　そこに並ぶ軍人たちに料理を盛りながら

”Thank you for your service ”　　と

　国の為に仕えてくれた、、、

又仕えてくれている事への感謝を表す。


この言葉を彼らにかける時

私には想像も出来ない戦地に立った彼らを想い

　　胸に熱い物がこみ上げることだ。


そして今日の１１時　

　１分間の黙とうが捧げられると言うので

　　　　バッキーと家で黙とう



　それは平和への祈り



（　↓は海軍入隊時のバッキー）

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ホームが温かく残って、、

子供時代を思い起こして帰るところは

　居間兼寝室兼ダイニングでもあった4畳半の部屋　　^0^

　そこにいる自由奔放な自分にかえる。




　
子供たちが幼い頃を思い起こし

　まず目の前に広がるのは

　　キッチン兼ダイニングの部屋、、


8人掛けのテーブルは

　食事に使われるだけでなく

　　子供たちの勉強机としても活躍。



宿題だけでなく

　工作やお絵かきにも使われたダイニングテーブルでは

　　　子供たちのエネルギーがはじけていた、、。






　心に残る　　ホーム　が

　　こうして温かい色で残っている事に

　自分がどれほど　恵まれていたか、、いるか　　を感じ

　
　　感謝する今日の始まり、、、です。

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贅沢は、、

"ピアノの音で目を覚ましたいな、、" と言う

私のリクエストに応え

朝起きると まず

ピアノの稽古をしてくれるカメ君

　 その音色で目覚める、、。



　贅沢な一日の始まり、、。



気温も下がり今日は摂氏０度のこの地方


　


お蕎麦を朝食にするけいちゃんが

　　フーーフーーしながら食べるさまに

　　　心もほっこり





寿司半額の水曜も仕事が忙しく

　　帰宅したのは8時過ぎだった。


木曜の夜のレストランも

　　短時間ではあるけれど忙しく

”夏が終わると暇になるから、、”　　と

　仕事に来なくてもいい　　と言われながら

今も数時間働きに出ている。


2時間働くと 30ドル現金で頂く

小さな額でも1ヶ月にしたら 120ドル


そう考えると 急に有り難みがわく、、、^0^




それにしても平日の夜でも

　外食する人達が多くなった、、


この街のレストランの数も目に付くほど増え

週末になると

　多くのレストランはテーブル待ちの客が並ぶ、、。


待つのが嫌いなバッキーは

”スーパーが暇なのは

　　家で料理する家庭が減ったからや！”　　と

　　　　　プンプン ^0^




今週末は私がイリノイの家に帰る。

"来週 お前はコロラドに行くし

お別れも兼ねて土曜の夜は外食でもするか" と

バッキーからお誘いあり、、、


外食は私たちにとって

何か意味を持つ 小さな贅沢、、。

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私の場合は、、

気温も低くなってきたので

短毛のレイラにジャケットを着せてみたら

　去年はぴったりだったそれが

　　　きつくなり　

　マジックテープの端ぎりぎりの所でとめるありさま



　　


　　　　　あーーー　太らせてしまった、、、。


　




仕事が休みだった火曜日は
　
いつもの散歩コースをゆっくりと

　　　何回かぐるぐるウォーキング　






自然の中にいると

　　何ていうか


　


私は、、

　安心感のようなものに包まれる。





　何百年もこうして流れる川の水を眺めたり

何百年もこの地に立つ木々を目に

　全てはうまく運ぶように出来ている、、、ような

　　そんな思いに包まれる。

　　




　悲しみや怒りや

　数多くの負の感情の中で

　　　苦しむ事も必要なんだろうけれど

何時までもそこにとどまっていては

　　”苦”を深めるだけ、、、。




冷静な心を取り戻す方法は

　人それぞれだろうけど

　私の場合はこうして

　　　自然の中で

その偉大さを感じる時、、だろうか。




偉大なそれを

　信頼する心が深まっていく事で

　　安心に繋がっているように思う。



だから　”物事がうまく運ぶ　”　と言う事は

　自分が立てる人生設計のような　　

そんなものの上に成り立っているのではなくなる、、んだろう。



あっ

読みようによっては

　諦めの人生にもとれる、、、




うーーーん　




　上手く表現出来ない、、　けれど



静かな時間の中で

　心穏やかな一日、、、でした。




さあ　今日は

７時まで寿司を握りに行って来まぁーーす。

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お城のような高校で

私が娘家族と平日住むアイオワ州の街は

　フランスからの入植人たちによって開拓され

　歴史も古く１８世紀にまでさかのぼる。



　

　　　　　　　　（　↑　ネットより拝借）



とんがり頭のカトリック教会他

　　歴史的建造物も多い。



　　


土曜日にあったけいちゃんのバスケトーナメントは

　　その街の高校で催された。



人口約６万人のこの街には

　　私立1校に公立２校の３つの高校があり

　その中で最も古いエス高校は

　　けいちゃんたちが通う年に１００年祭を迎える。








ライムストーン（Limestone)の建物が

　　　何ともいい味を出している。


　ヨーロッパに建つお城のよう、、、^0^


　　



　　　　　　（↑　傾かないように気を付けて撮ったのに、、汗）





１学年上のチームを相手にするトーナメントではあったけれど

　　皆　精一杯プレイし

　負け試合にしても　どれも接戦



厳しいコーチ、、（ニックママ）も

　　選手たちを誇らしく感じる１日だった。



　





　
のっぽのけいちゃんより背の高い選手も多く

　　リバウンドが上手く取れない事も

　　　目に付いたけれど

　けいちゃんのディフェンスはいい。


　相手選手にシュートさせないだけでなく

　　ボールをひったくる　　　のも上手

そんなけいちゃんを見るのが　　好きだ。

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3人でマッチング服装

　　　（↑ネットより拝借）

期限付きの商品券があったので

　　日曜の午後　買い物に出掛けた。



ここアメリカ中西部の田舎町では

　　この秋　若者から婦人向けまで

　プレイドのシャツが多く店に並ぶのが目に付く。





Chaps　と言うブランドのコーナーにも

　　違った色合いのプレイドのシャツが並んでいたので


　何気なく手に取って見ていたら

　　　赤と黒のプレイドの綿シャツは


　　　ボタンでなく　フルジッパーが付いているせいか

　　シャツと言うより　ジャケット風


　　


試着してみると

　暖かいだけでなく

　カットが体系をスリムに見せてもくれる。

　
それに何よりも

　去年バッキーとカメ君が

　　ペア―で着ていたバッファローチェックのシャツと

　　　お揃いにもなるじゃないか、、、


　


そう思っただけで　ウキウキ


　




それと

　　足首もカバーしてくれる

　　　　ウールが入ったクルーソックスも買って来た。


動脈が皮膚近くを通っている　足首　手首　首　は

　　温めておくのに限る。


　　　冷えは大敵




　　冬ももうそこ、、、だ。

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不安に襲われる

日曜日から冬時間になったアメリカ

　ここ中西部は日本との時差が15時間になる。



さて　

血液成分値がなんとか退院できる値に達したミックママだけれど

今回は　不安に襲われ

　　心が非常にアンバランスのようで

外出は勿論

３ボーイズとの時間もうまく過ごせないようだ。


同じ街に住む義理両親が

　　週末ボーイズを見ていて下さり

ミックママは夫婦で家で過ごしている。





多分この不安感は

　今回使われたステロイドによる副作用のように思われる。


必要な薬の副作用で心が乱れるているんだと

　そんな自分を見つめる

　　もう一人の自分を持ち

自分を責めずに　

　十分な時間を与えて行く事だろうか



　

　この長い旅のひと時として

　　すべては過ぎ去る、、のだから、、。



　　


ミックママが来ているシャツは

　　売り上げの一部がチャリティーに行くブランド　”Sevenly ”より、、。

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でかいお土産とグッドニュース

先週末 三ヶ月に一度ある棚卸しで

けいちゃんのバスケの試合観戦ができなかったバッキーも

今週末はアイオワにやって来て試合観戦!






金土とアイオワで過ごす事になった。






金曜日の夜アイオワにやって来たバッキーが持ってきた

2人へのプレゼントは



　


焚き火でマッシマロを焼く時に使うスティック



　　　


　　　Wooden Marshmallow Roasting Sticks　は


30インチ (75センチ)もあるぞ!




マシュマロだってスティックには負けていない


こんなジャイアンツ









そうして金曜日

ミックママが退院した、、、


13日から始まる地固め治療＃２まで

　　家族と家で過ごせるよう祈る。　




それでは　けいちゃんのバスケ観戦に行って来まぁ――す


トーナメントなので４－５試合あるらしい。

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じゃぁ５年後に、、と言われ

歯茎のチェックをしてもらった後

ハイウェイを飛ばし

　バッキーが大腸内視鏡検査を受けた病院に向かった。

　
霧もかかってグルーミー（gloomy）な天気のもと

　丘の紅葉が違った魅力を放っていた。

　　

病院のリカバリールームで

　ガウン姿でベッドに横になっていたバッキーは

　検査で使われた鎮静剤のせいか　

焦点の合わない目を向け


　　”おー来たか”　　とでも言うように

　　無言で私に挨拶をする。



ナースに血圧を測ってもらい

　異常がないので　服に着替えるように言われる。


片足で立ちパンツをはく事も出来たが

　　動きはスロー





暫くして　インド人のドクターが入って来る。


入口に近い椅子に座っていた私に

　握手を求め

挨拶をするドクターに


”今もこいつは私と一緒に暮らしてるんですよ。”　　と


　そんなアホなセリフを言うバッキーは


　鎮静剤で頭がぼんやりしているせいで


いつもの力強さがなく

　　　　面白くもなんともない。



　


　　　　　　　　　　　　（しらぁーーーー）－＿＿＿－；




　　
インド人のドクターは

　アクセントのない英語で


ポリープが一つあったので

　　切除した、、と

何の問題もない　かのように言い


”じゃぁ　５年後に、、、”　　と言って

部屋を出て行った、、、。


それこそ　1分もしないうちの事だった、、、。




ナースからもこれと言った注意事項もなく

　ペーパーにサインをし

車いすで迎えに来たボランティアの老人と

　　そこを出た。

　


切除されたポリープは病理検査に出され

　　癌かどうか調べてもらう。


ドクターのあの口ぶりから言っても

　　癌ではないだろう　と思う私は

　　　　何の心配もしていない。　






バッキーが車の運転をする前に

病院の近くでランチをしながら時間を過ごすことにした。

　　



　怒鳴る力強さはないけれど

　　いつもに増して機嫌の悪いバッキーの口からは

　ネガティブな言動ばかり、、、、。




　ぼーーとした頭で

　　上手く状況が把握出来ない事から

元々自信のないバッキーは

　何時もより大きな不安に襲われるのだろうか



などと　

　一人で勝手にバッキーを分析しながら
　　　
　　話を聞いていた。






検査後　身体が冷えきっていた　ので

　家に帰りつき次第

お風呂で温めるように話したら

　そうしたと言うテキストメッセージが送られて来た。



最近読んだ事に

　”癌細胞は冷えた身体が好き”　と言うのがある。



　身体は温めてあげましょう。


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夫の大腸がん検査

排便をする度に便を観察する癖があるのは


　子供の頃　祖母にそう言われたのか、、、


、、、、と言っても

　　あの頃はポットン　トイレであったから


　便の状態など観察不可能、、ではあったけれど、、。


　　　　うーーん




何故だろう？


　便の観察をするのは

　　随分昔から　癖になっている。







この数年　その便の状態が変わりつつある


以前のように　

　長くS字状で水に沈む明るめの茶色の便は


　いつの間にか 短く細く色も濃くなって来た。









　
父親が大腸がんを患ったこともあり


　定期的に大腸がん内視鏡検査　（colonoscopy）を受けるバッキー、、、。





今日　その検査がある。


　意識下鎮静法(Conscious sedation）がされるので 迎えが必要。


朝自分の車を運転し病院まで行くバッキーが

　　無理をしてドライブしないよう

　運転可能と思われるまで

　　ゆっくり病院付近で時間を過ごす事にした。



私は丁度その朝　

下がった歯茎の移植手術後の経過チェックがある


これまで　歯ブラシもまともに出来なかったし

　　物を噛むことも片方で済ませていたので

　それから解放される事を願う。



では　バタバタっと　行ってきまぁ――す。

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輸血１８バッグそして有難う

　２度の抗がん剤治療後、

血小板輸血や赤血球輸血など

　１８バッグもの輸血をしてもらったミックママ



献血をしてくださった方々


　　ありがとうございます。







今回は輸血後も

血小板値がなかなか上がって来なくて

　今も入院中のミックママ



　



１０月３１日のハロウィンに仮装し　

　ツリック　オア　ツリート　（Trick or Treat）に行く３ボーイズと

　それを愉しめなかった事を

　　残念がってもいる。


こういった特別の日やホリデーに

　　　身体の具合が悪いと


　平日より　精神的なダメージは大きい



そんなミックママのSNSへの投稿に


数多くの方たちが

　愛のこもった声をかけてくれ

その一語一語に私も励まされるようだった。





気持が弱くなった自分の投稿に

　遠く離れた知人たちからも


　　”祈ってるよ。”


　”貴方の事　想ってるよ。”　　と


　　すぐに声が届けられてくるって　


　　　　　なんて素晴らしいんだ。


　　皆さん　本当に　ありがとう！！



以下は最近のミックママの病棟日記より



　”癌”　と言う病名に持つ恐怖は深い、、、



でも　この数週間を思い返すと

　人々の愛を感じ　愛される自分を感じ

　　私は安心していられる

　


この言葉に私も　　救われる。







火曜日

　　ステロイドが治療薬に使われた。

そして　地固め治療＃２である

　抗がん剤治療まで後１３日　になった。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　

アイオワのTrick or Treat　の夜は　

　冷たい風も吹いており

　　ニックママとカメ君が風邪気味の為　中止した。

今日は９時から寿司で仕事です。

　　頑張ってきまぁ――す。

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スラングを使う寿司子

私がパートで働くスーパーの寿司コーナーでは

フルタイムの中国人寿司シェフ（　寿司子と寿司太郎）が

　　日を変え交代で週４０時間づつ働き

　　あまりの１０時間を私が働くようになっている。



フルタイマーが３週間の有給休暇を取る時に

　　それをカバーするのもパートの私の仕事だ。




寿司太郎が１１月末から３週間の休暇を取る為

　　その間のスケジュールを作る必要が出来た。




寿司が半額になる水曜日は

　　忙しい夕方の数時間のみ

私と寿司太郎が二人で働くのだけれど

　寿司太郎が休暇中は

　　　寿司子が一人で１日働くと言う。



水曜日は

　店にあるレストランからのオーダーが多く


　　


　一人で切り盛りするのは

　　仕事の早い寿司子にも無理がある。









”ねえ　寿司子

　忙しくなる水曜日の夕方は

　　二人で働いた方が良いわよね。”　　と


訊くと


”　大丈夫よ　　私一人で出来るわ。ガハハ”　　と

気の強い寿司子が笑いながら言う。




”でもね

たまにだけど　すごーーく忙しくなる時もあるのよ。”　　と


　　　言うと


”そう言えば　先々週だったか

　　３２人分のオーダーがあったわね。ガハハ”　　と寿司子。



　　


　自分が休みの日のオーダー伝票もチェックし

オーダーされた寿司の数まで

　　　数えている寿司子にちょと驚いた。



でもこれで普段　水曜日休みの寿司子にも

　　いかに忙しくなるかは

　　　　　想像出来ただろう、、、。




それでも

　助けが必要と言えない寿司子を察した私は


”ねえ　寿司子

水曜日は私が朝からチャイニーズで働いて

　寿司が忙しくなるようだったら

　夕方から寿司の手伝いをするわ

暇だったら　早く帰るし、、、”　　と



提案したら、、、



　　


”That's cool”　　と


小さな目をまん丸に開き

　　　寿司子が喜んで言う。


案が気に入ってもらえ良かったと思うと同時に

　この寿司子の表現に一瞬目が点になった。



　



今までの寿司子なら

”That's a good idea”　と

　　表現しただろう


それを　


　”ザツ　クール”　　何て


　　それは自然に言うのだから


ちょっと　たまげた。




この町の高校に通う彼女の姪御さんの影響だろうか。

　　


写真はネットより拝借

　こんな雰囲気の職場であんな寿司を握ってます。


アメリカの皆さん　　ハッピー　ハロウィン

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