東日本大震災があった年に
被災者支援チャリティストアから買いよせたTシャツには
お豆腐のイラストが入り
ガンバレ ニッポン とメッセージが入っている。
そのTシャツを着た幼いけいちゃんの写真が目に付き
早速 その写真をけいちゃんに送ったら
暫くして彼女から
”私まだ そのTシャツ持ってるよ。” と
そのTシャツの写真が送られて来た。
ジャジャーン
そのTシャツを今も持っている事よりなにより
箪笥からそのTシャツを引っ張り出して
わざわざ 写真を撮って送ってくれたのが
嬉しくて 嬉しくて、、、。
その話をバッキーとジェイク君にし
Tシャツを着た３歳のけいちゃんの写真を見せると
”今のけいちゃんがそのTシャツを着ている写真を送る様に言え” と
言う。
”９年も前のTシャツが着れる訳ないでしょ。
今のけいちゃんは私より大きいのよ。
頭だって入らないわよ。” と言うと
”おー そうやった
けいちゃんは 日本人のように頭でっかちやもんなぁー” と
口の悪いバッキーが言う。
はい 皆さんの分もしばいておきました。
キッチンで洗い物をしていると
窓からバッキーとチャンスの姿が見え
心がやわらぐ。
窓についたスクリーンを通した写真は
ぼんやりしているけど
二人の姿にほんわかしてもらえるかなぁ。
キャッツタワーのてっぺんで足を投げ出し
眠りこけたキャシュミィアの姿に
皆で大笑い。
自宅待機令が出てから特に
こういう小さな幸せをしみじみ感じる。
さてハンドサニタイザーが
どの店の棚からも消え
商品のオーダーさえ出来ず困っていたバッキーが
’醸造会社が作ったサニタイザーを注文したぞ。” と言い
翌日、各店に運ぶというので
車に積まれたそれらを見せてもらった。
客は容器を持参し
サニタイザーは量り売りされる。
早速、プラスティックの容器に
アルコール、過酸化水素、蒸留水、、でなく精製水で作られたサニタイザーを入れ
持ち帰ってくれた。
石鹸で手洗いが出来ない時に使える用
小さなスプレー容器にいくらか移し入れ
バッグで持ち運ぶようにもした。 
手が荒れない様にハンドクリームで保湿も充分するようにしている。
スナップチャットにあるイースターバニーのフィルターを使って撮った写真を
娘家族に送って今日が始まった。
“スナップチャットのフィルターを使って写真を撮ると
若返るし 別人のように可愛くなって良いよねぇ” と
私が言うと
”そうやそうや、俺も気に入ってるんや。’ と
バッキーがすぐに応える。 笑
イースターは毎年、
家族が集まってディナーを頂くんだけど
今年はコロナでそれもキャンセル
ただしZoomを使ってスクリーンに皆集合したよ。
仕事でこのZoomを使う人はいても
私用は皆初めて
それぞれが ワイワイ話をしてて
誰が何を喋っているのか バッキーにも聞き取り難かった。
’ねえ それぞれの家族が順番に義母さんに話しかけるようにしようって
貴方が提案してよ。’ と言ったけど
スクリーンに映る皆の顔を見るだけで
興奮する義母はとってもハッピー
イースターZoom パーティーの第一の目的は
義母を喜ばせる事だもの
これはこれで良い。
ハムをメイン料理にしたイースターディナーは多いけど
我が家はサーモン、、、でした。
コロナでレストランは閉店となり
学校も休校
家でランチを食べる人が増え
スーパーのパンは売り切れる日も多い。
それがあるのか 家でパンを焼く人も増えたようで
小麦粉やイーストも多く売れている。
小さなパッケージのイーストが売り切れていたので
イーストを使わないビールブレッドを焼いてみた。
名のごとく ビールが入ったパン
材料を混ぜオーブンで焼くだけの私向きパンでもある。笑
表面のクラストは固めで
中はもちもちしたパンの出来上がり。
使うビールはダークビールが良いとあったので
お酒屋さんに聞き彼お勧めの Fat Tire にした。
一つのパンに使うビールは1本だけど
1本売りは約２ドル（２００円）したので
６本入り９ドル（９００円）のシックスパックを買って来た。
家に常備しているビールは水のようなバドワイザーライトだけど
食事と一緒に飲むのは ダークビールが好きな私、、、です。
土曜日の今日も朝早くから仕事に出掛けたバッキーが
４時ごろマスク姿で帰宅
アメリカ人のマスク姿って怖くない？
身体も大きいし 夜は出くわしたくない。笑
金曜の今日はバスルームを念入りに掃除した。
アルコールを湿らした布で
家中の取っ手や電気のスイッチなどなども拭きまわった。
いつもランチを食べにくるジェイク君は
キャンプグラウンドのオーナーと野菜ガーデンの準備で忙しく
今日 私は一人ランチ
ジェイク君が夕べ作ったパスタの残り物に
炒めたパプリカを加え白ワインで頂いた。
このワインはワインクラブから送られてくるんだけど
バーが休業して以来
ワインのオーダーが平常の１０倍になり
大変な忙しさとメールがあった。
快晴だったけど空気が冷たく家の中で過ごした今日、
スマホに入って来るニュースはコロナの事ばかり、、、。
それがあってか 今日の私はちょっと神経質にもなっていた。
家の中を走りまわり
人の手が触る部分をアルコールで拭いていく様は
他人から見ると ちょっと異常だったかも、、、。
夕方、仕事から帰宅したバッキーに
手を洗うように言うとバッキーがキレた。
もともと指図されるのが嫌いな人の上
仕事の疲れもあり癇にさわったのだ。
夕飯もジェイク君が数日前に作ったポークの残り物
私はスイートポテトをレンチン
キレたバッキーは暫くわめいていたけど
そのうち落ち着き
3人でソファーに座って話をしていたら
バッキーがこんな話を始めた。
”各店を回っていくと従業員が
俺のおかげで仕事がスムーズに運ぶ とお礼を言ってくれるんだ
一人じゃないんだぞ
それぞれの店で何人もの従業員がそう言ってくれるんだ。
いつもの俺なら嬉しい感情と感謝の気持ちがわいていたのに
何も感じないんだ。
何も感じないんだよ、、、一体俺はどうしたんだろう
そう言われる事を有難いとも思えないんだ。” と
悲しい表情で言う。
私もジェイク君もこれを鬱のサインと感じながら
バッキーの話を聞いた。
仕事でのストレスから来ていると思うけど
仕事を休む事で簡単に解決する事でもない。
アドバイスを与えるのでなく
バッキーの話を聞き 最後に
３人でこうした話をする時間が持てた事を喜び合った。
明日の土曜日も仕事に出掛けるバッキーは
９時過ぎにベッドにいった。
悲しい顔でなくて 優しい笑顔で、、、。
スーパーがコロナで繁盛し
私が務める会社では
この一か月間の給与の１割が
パートタイムで働く従業員にも支払われる。 Yay
因みにバッキーが務めるアイリッシュ家族が経営する小会社は
ディストリクトマネージャー他 各店長に
１００ドル １万円のボーナスが早くにあった。
私がパートで働くスーパーは給与１割のボーナスに加え
イースター前の今週は従業員ディスカウントが
１割から２割にアップ。
先週だったかなぁー
ディスカウントのスーパーで２００ドルの買い物をしたから
これと言って必要な物はない。
TPも十分あるしね、、。＾０＾
なのに、、、
２割引きとなると、、、つかわなきゃ損 と
誰に教えられたのか そう信じる
私は
今日から４連休なのもあって
イリノイに向かう前に買い物をする事にした。
でもね
無駄な物は買わない様にしなくては
又 
ジェー殿に正されるので
その点は気を付けようと買い物を始めた。
通路の床に新しく出来た矢印に従う事も忘れずに
店内を回ったよ。
イリノイの町の水道水ではとてもじゃないけどコーヒーも作れない。
然程水を飲む方じゃないけど
そうだね 私は多分１日４本は使ってるかなぁー
そうして
男どもは平日の夜はビールより水だから
ペットボトル２４本入り何てあっという間
よっしゃ こうなったら
あの男どもをびっくりさせてやろう
と思った私はアメリカではミニサイズのこの身体で
120本のペットボトルをヒョヒョイとカートに入れ
今週末食べる野菜や果物と
昨日焼いたBeerbreadが気に入ったので小麦粉も一つカートに加え会計へ、、
カートは結構重くて
駐車場の奥にある従業員のパーキングまでカートを押すのが大変だった。
昼頃、雪まで降った今日は風は強いし冷たいし最悪
その上
二人が大喜びするだろうと思った２４本入り５つ、、
計120本のペットボトルを見て
”彼女は買い物依存症だ” と
バッキーに向かってジェイク君が笑いながら叫び
二人で
イジーは買い物依存症だ と言い続ける
”あんたらの為に重い水を買って来てあげたのに
買い物依存症だと
それじゃぁ見せてやる買い物依存症が今度買う物を、、、。 と
心の中でタンカをきってやった私は
ある物を買う決心を１００％決めた
まあ 自分が働いたお金で買うんだから
何言われようが関係ないけど、、。ねぇー
ところで
今晩 何をしていたのか
バッキーは指先にささくれを作った。
あーー 気になる。
クリームも塗ってバンドエイドした方が良いと思うけど
クリームだけ塗って寝た。
突起のあるコロナってそういった切り口に入り込むの好きですよね
違うといいけど、、、。
日曜日 半日働いたバッキーは
今日の木曜日半日で終える予定だったのに
また １日中働いたらしい。
あー全く持ってこの会社の役員たちには腹が立つ。
ちょっとは バッキーを手伝え ってんだよ。
バッキーには珍しく
”寒い 寒い ” と言って
熱いシャワーを浴び
ヒーティングパッドを腹部に置いて寝た。
”インドで生まれた双子の赤ちゃんに
コロナ CoronaとコーヴィCovid と言う名前を付けた両親がいるぞ。” と
バッキー
”へぇー コロナは女の子でコーヴィが男の子かしらね” と
私が言うと
”うん そうだね。
コロナは女の子の名前だろうね。
所で君はコロナがどういう意味から来ているのか知ってる？” と
物知りジェイク君が私に訊く。
ジェイク君は自分が興味を持つ事に関して詳しい。
そしてそれらの話を人にするのが好きだ。
これが始まると
すーーっと バッキーは寝室に消える事が多い。
私もこことぞばかり
バッキーの後をついていくようにしているけど
たまにタイミングをはずし 席をたてず
一人でジェイク君の長話を聞く時もある。
”あーー また始まったぁー” と
心の片隅で思いながら
”一体 どんな理由やの？” と
訊く私の顏をまっすぐに見て
ジェイク君が説明を始めた。
”コロナはラテン語でクラウン Crownを意味するんだ。” と始め
”君は太陽の最も外側をコロナと呼ぶのを知っているかい？” と
私に質問したジェイク君は
皆既日食の説明までし
その時 太陽のコロナが観察出来る事を話し
突起のあるコロナウイルスの外観が
その太陽のコロナを思わせる為
”コロナ” と名前が付いた、、、と
そんな説明をしてくれた。
顕微鏡で見たコロナウイルスはネットで何度か見たけれど
太陽のコロナと結びつかなかった、、と言うか
名前の由来など考えた事などなかった。
バッキーなんて
”コロナと言うとコロナビールしか思いつかんなぁ―”
何て 洒落にもならない事を呟くし、、。 笑
今晩もジェイク君が夕飯作り
名前忘れたけど イタリアン
私はビールが入ったブレッドを焼いた。
私が働く会社（スーパー）はバッキーが務める会社にとってライバル
私の店で様々なコロナ対策が取られる度に
バッキーに報告する私はちょっとしたスパイ 笑
昨日話したレジに立てたパネルにしても
すぐに写真を撮ってバッキーにテキストしたし、、。
客と客が最低約2メートルの距離を置くための目安に
こんなステッカーが
床に貼られた時も即報告。
ここに記されたMin は Minimumの事
６ft は６フィートで約１８３センチ
そうしてこういう内容のテキストメッセージへのバッキーの反応は早く
すぐに返事が送られて来る 笑
今日、5日ぶりに仕事に行くと
客同士が接触少なくスムーズに移動が出来るように
店内の通路が一方通行になっていた。
それとレジで会計をする時に商品を置くベルトコンベアーは
一人の客が会計を済ませる度に
キャッシャーがベルトコンベアーを拭くので
それが終了するまで次の客は商品を置くのを待つようにもなっている。
そして従業員が身に着けるようにフェイスマスクも取寄せる予定とも聞き
それをバッキーにテキストすると
”マスクを貰ったらすぐに写真で知らせてくれ。” と
勢いのついた返事が来た。
サニタイザーもマスクもなかなか手に入らず
苦労しているバッキーが見つけたマスクは
鼻と口の部分をカバーし両端を結ぶこんなマスク
うーーん 頭の上で結ぶのが何か仰々しいなぁー
でもね マスクやバンダナ、スカーフで
口や鼻をカバーしたお客さんがすっごく増えてきたよ。
今日なんて
高齢のカップルが二人でバンダナを顔につけて寿司を買いに来て
まるで西部劇に出て来る強盗のようだった。 笑
バッキーもマスクをする気持になってくれ
彼が選んだ生地で二つ作ったよ。
大きな鼻をしたバッキーの為
鼻があたる部分にワイヤーも取り付けた。
縫い付けるサイズの不織布がなくなったので
スマイルフェイス柄のはフィルターポケットを付けた。
それと耳が痛くならないように
ゴムの代わりにストッキングを利用した。
バッキーが務める会社のスーパーも
私がパートで働くスーパーも
レジにパネルを取り付けた。
”これでどれだけの効果があるかは分からないけど
客や従業員に少しの安心感は与えられるだろう。” とバッキー
感染リスクの高い人達には無料配達もするようになり
オンラインオーダーは日に日に増えている。
私が寿司を握る所はコロナ以前からこんな風に
なっており
客との間にガラスが張られ距離もある。
ただ同じ職場で働く従業員との接触は避けられない。
一緒に働く数人の中国人たちは
コロナの情報を早くから得ている事もあってか
コロナをシリアスに受け止めているのが彼らの態度を見ても分かる。
皆 黙々とやらなくてはいけない仕事をするのみ
未だに仕事で忙しいバッキーは
”I am beat” と
くたくたに疲れている事を毎晩のように話す。
この数週間 顔つきも険しい。
”今の仕事は辞めたら、、。” と
何度言った事か、、。
それがこの週末の事
これと言って特別な事があった訳ではないんだけど
突然 バッキーが見ている世界、、彼がいる世界が
急に大きくなったのを感じたんです。
これから先 何があっても この人は上手くやっていくだろう
たとえ死ぬようなことがあっても
穏やかな気持ちで天に舞い
天国では特等席をもらえるだろう、、って
そんな事を感じて
祝杯でも挙げたくなるような気持になった。
例えば人生が階段を登っていくような物だとしたら
バッキーが一つ大きなステップを上がったのを目の前にしたような
そんな感じ、、、。
今晩の夕飯も料理したのはジェイク君
私達がレンタルしている家のオーナーは
この小さな町で小物店を出している。
コロナで只今休業中。
その他 家やオフィスの掃除をするクリーニングビジネスや
結婚式などのFroral Design もされているけれど
どれも下火
スモールビジネスを支える援助は
いろいろ出されてはいるらしいけれど
それらの援助を手にするまで暫くかかる。
そんな大家さんの立場を考えたのが大きな理由だと思うけれど
”税金の払い戻しもあったし
お金があるうちに支払っておこうと思って
今月は２か月分の家賃を払った。” と
バッキーから聞いた私が
”それは良い事や。
大家さん 今 大変やものね。” と言うと
”手渡した小切手をすぐに現金化してたぞ。” と
家賃の先払いで自分にとっても都合の良い事が
他の人の手助けにもなった事を
それは嬉しそうにバッキーが話した。
今晩はチキンウイングをグリルで焼いてくれた。
おかずは昨夜の残りもののパスタサラダとガーデンサラダ
今日も美味しく頂きました。
とうとうジェイク君のキャンピング場もクローズされる事になった。
キャンプが出来ないだけでなく
ここからボートで川に出る事も禁止
でもね
オーナーから信頼されているジェイク君は
このキャンピン場で過ごす許可を頂けたんだ。
“君はこのキャンピング場のcaretaker管理人だからね。” と
そう言われジェイク君も嬉しそう。
天候に恵まれた土曜日の昼前
今までと同じようにノックもせず
ジェイク君が我が家に入って来た。
分かりにくいけど釣りをするバッキー
冬が来るまで
私達の家で寝泊まりはしないけど
今までのように自由に出入りはしたい と頼まれ
月１００ドルの家賃なしの代わり
彼の名で接続しているネット料金を今まで通り支払ってもらう事にし
自分の家のように使ってもらう事になったんだ。
この日はランチにBLT（ベーコンレタストマトサンド）を作ってくれ
片付けもして帰ろうとしたジェイク君にキャンパーに来るよう誘われ
私達は自分の車でキャンピング場に行き
夕飯はジェイク君のキャンピングカーで作る事にした。
サーモン、スタッフドマッシュルーム、パスタサラダがこの日の献立
小さなキッチンの流しで食器は洗うけど
食べ物は市販されている飲み水を使って洗う。
オーブンで焼くマッシュ―ルームも流しの水でなく
飲み水で洗うんだ。
この日 私が言い出して
スタッフドマッシュルームをおかずの一品にする事になったんだけど
それを作っている私に
”今日は君から料理をすると言ってくれて
気持が軽いよ。
君に夕飯を作ってくれと頼む度に
いつも悪い気がしてたんだ。” とジェイク君が言う。
雑な私と違いなんでもに細かい人だ。
そうやって思った事を相手に伝える点も私と違うし、、。
共同生活を出来る限りうまくやって行こうと努力しているんだろうね。
金曜日は朝９時前に家を出てジェイク君と隣町のスーパーへ、、、。
ジェイク君も今晩からキャンパーで寝泊まりする事にしたので
キャンパーで必要な生活用品や食料品を買い揃えるのと
寝る場所は変わっても夕飯は３人で一緒に食べるので
３人分の食料品などなど、、。
Aldi アルディーって言うディスカウントのスーパーなのに
２００ドルも使ったよ。
でもこんなに沢山の商品を持ち帰ったけどね。
スーパーでは今
コロナ感染防止の為 エコバッグが使えないけど
このスーパーではレジを通した商品は
そのまま別のカートの中に入れられ
それらを客が自分で袋に入れるセルフサービスなので
エコバッグもOKだった。
マスクを作るのに不織布が足りなくなった私は
この後、その町にあるWマートに寄った。
２か所あったWマートの入口は１か所に減り
人と２メートル間隔を開け店内にはいるようになっており
店内 客数は少なく静か
皆 客との間隔も置き
黙々と買い物をしていた。
前回ここで不織布を買った時は十分な量が残っていたのに
今日は売り切れ
皆 マスク作りしてるみたい。
夕方仕事から帰宅したバッキーが
キャンパーを通るバイクトレイルを歩きたいというので
キャンパーへ、、、。
二人で歩いていたら
すぐに電話がかかって来てウォーキング中もバッキーは仕事
なんでも
ハンドサニタイザーを書う事になった会社から
急に発送日が遅れる事や価格が上がる事を知らされたのだ。
面白い話じゃない。
でもね
何時までもそんな事を悩んでいても仕方ないし
いつの間にか笑顔でジェイク君と会話も始めた。
私は、、というと
日本にいる友人とフェイスタイム
彼女とは２０年ぶりの会話だったんだ。
そう この夏アメリカに来る予定をしていた友人カップルは
コロナの事もあり今回の旅はキャンセルした。
残念だけど それが無難
でもね 今回初めてフェイスタイムをトライして
上手く会話が出来る事も分かったんで
これから度々フェイスタイムを利用しようって話したんだ。
何しろ無料の上ビデオ通話だしね。
’１４時間の時差があるから私達がお酒を飲んでる時間
彼等はまだ朝だから一緒に飲みながら話せないのよね。’ と
バッキーに言うと
’俺たちは朝から飲めるぞ
日曜日の朝なら８時でも７時でも
ブラディメリーを飲みながら話が出来る
その時日本は日曜の夜１０時だろ。” と
バッキーらしい名案
我が家で共同生活をしているジェイク君３０代始めは
この町で理髪店を経営している。
小さな理髪店にはチェアーが2つあるけれど
従業員はおらず彼のみ。
今回のコロナで閉店した彼の収入は只今ゼロ
そんな彼が
従業員５００人以下のスモールビジネスが申し込める
返済しなくてもいいローンに申し込みをしたと言う。
最高１００万円下りるらしいけれど
”僕には従業員がいないし
その上シングルで子供もいない。
どうなるか分からないけど
申し込みだけしてみた。” とジェイク君
それと
普通は従業員にしか保証されていない失業保険も
貰えるかも知れないとの事
あっ そうだ
足首の手術にかかった彼の莫大な医療費 確か４６０万円
もしかしたらこれもコロナの事もあり
大きな援助が受けられるかもしれないという。
どれもまだ はっきりした事は分かっていないけれど
遠くに明かりは見えて来た。
”１２００ドルの給付金だけで終わるかも知れないけどね。” と
言いながらも今晩のジェイク君はいつもより弾んでいた。
あっ 彼が言う１２００ドルの給付金と言うのは
国民皆、、、というか年収一人７５０万円’以下
又は夫婦の年収が１５００万円以下だと
大人一人につき出される１２万円の給付金の事。
これには１7歳以下の子供も一人当たり５万円出るので
ニックママ一家には２２万円が送られて来ることになっている。
上記に書いた返済不要ローンや失業保険の話は
バッキーとジェイク君から聞いた話で確かめていないので
間違った点があったらお知らせください。
私の仕事は今日も暇で疲れゼロ
１時間半のドライブを楽しんで帰宅。
’
それに比べ今晩のバッキーは仕事の疲れが大きくて
今 私の隣で口開けて寝入っている。
明日の仕事を終えて
今週末は２日ゆっくり休んで欲しい。
仕事が休みの私とジェイク君
水曜日も又 キャンパーで過ごした。
今日は自転車を持って行き
キャンパーの中を通るバイクトレイルを走った。
写真はその時に撮った物
私の夫 バッキーは
スーパーを経営する会社でジェネラルマネージャーをしている
最近の事
今まで会社が取引をした事のない子会社から
コロナキットを買わないか連絡があったと
そのキットの内容を話し出した。
”それがな 約１５ドルもするのにキットに入っているのは
マスクが３つ、、それもN95のようなマスクでなく
使い捨ての薄っぺらのマスクなんだ。
それと使い捨ての手袋６ペアー
そんな物５０円もしないぞ。
それに小瓶のハンドサニタイザーが二つだけが入った物だ。
それをコロナキットなどと呼んで
１５ドルで売ろうとしてるんだからなぁ” と
プンプンしてバッキーが話す。
↑ 沢山のカメを見かけた。
”そしたら店でコロナキットを作って安く売ればいいよ。” と
提案したジェイク君に
”ハンドサニタイザーが手に入らないんだ。” と
残念そうにバッキーが言う。 うーーーん
でもそんなキットに１５ドルも支払うなら
それこそ家で手作りすればいいですよね
私はハンドサニタイザーを作った事はないのですが
こちらに 作り方 があります。
マスクをしないアメリカでもマスク姿を見るこの頃
中には手作りマスクの柄や色を
身に着けた服と合わせてる人までいる。
私が作ったマスクで
バッキー家族に人気だったのは
シカゴカブスの柄マスク
Tシャツの感覚でメッセージをプリントしたマスクも面白そう。
ダイニングテーブルでソーイングをしていると
”キャシュミィアにバンダナを作ってくれないかなぁ ” と
頼まれたので
グレーのキャシュミアに合いそうな布で作ってみた。
嫌がる事もなく ずっと着けていてくれたんで
いろんな柄で作ってみようと思う。
レースを加えても可愛いよね。
”カッブズの生地でも作ってやれ。” と
野球好きのバッキーからも注文あり。 ＾０＾。
天候に恵まれた月曜日の午後もまたジェイク君のキャンパーに行った。
この日はガーデンを整えるのが目的。
キャンパーの周りだけでなく
キャンピンググラウンドの入口も綺麗にして来たよ。
木のサインが立った裏側に野ウサギのウン０が沢山落ちていたのを見て
”ここは陽もよくあたるし
この木のサインが風を遮ってくれるものなぁ” と
ジェイク君はまるでそこに野ウサギがいるかのように話しかける。
私達の家からこのキャンピンググラウンドまでは車で10分程
広大なミシシッピー川を目の前に出来る環境に恵まれた事に
この日も心から感謝
