バッキーが務める会社のスーパーも
私がパートで働くスーパーも
レジにパネルを取り付けた。
”これでどれだけの効果があるかは分からないけど
客や従業員に少しの安心感は与えられるだろう。” とバッキー
感染リスクの高い人達には無料配達もするようになり
オンラインオーダーは日に日に増えている。
私が寿司を握る所はコロナ以前からこんな風になっており
客との間にガラスが張られ距離もある。
ただ同じ職場で働く従業員との接触は避けられない。
一緒に働く数人の中国人たちは
コロナの情報を早くから得ている事もあってか
コロナをシリアスに受け止めているのが彼らの態度を見ても分かる。
皆 黙々とやらなくてはいけない仕事をするのみ
未だに仕事で忙しいバッキーは
”I am beat” と
くたくたに疲れている事を毎晩のように話す。
この数週間 顔つきも険しい。
”今の仕事は辞めたら、、。” と
何度言った事か、、。
それがこの週末の事
これと言って特別な事があった訳ではないんだけど
突然 バッキーが見ている世界、、彼がいる世界が
急に大きくなったのを感じたんです。
これから先 何があっても この人は上手くやっていくだろう
たとえ死ぬようなことがあっても
穏やかな気持ちで天に舞い
天国では特等席をもらえるだろう、、って
そんな事を感じて
祝杯でも挙げたくなるような気持になった。
例えば人生が階段を登っていくような物だとしたら
バッキーが一つ大きなステップを上がったのを目の前にしたような
そんな感じ、、、。
今晩の夕飯も料理したのはジェイク君