私がパートで働くスーパーの中華コーナーに
ランチを買いに来る婦人は
野菜たっぷりの料理を好まれ
ランチセットについて来る油で揚げた春巻きはスープに代えられる。
中年の白人女性には珍しくスリムで
毎回ファッショナブルな服装もされている彼女にある日声をかけると
不動産屋に勤めるエージェントと知った。
コロナで多くのビジネスが休業している今も不動産屋は
人々が日常生活に必要とするエッセンシャルビジネスに入るようで営業中
”今日は午後からお客さんに家を数件見せなきゃいけないの。” と
そう言った婦人は
マスクやサニタイザーに除菌シートなどは車の中に置いてあると
コロナ感染を心配するように話した。
こういう時なので不動産屋は下火かと思ったら
そうでもないようだ。
多分それは
住宅ローンの金利が下がっているのが大きな理由なんじゃないかなぁ
タイトルの ”2件目の家も売れる” と言うのは
15年以上住んでいた家を去年の秋に売り払った私達夫婦は
この春、もう1軒の持ち家も売れる事になったんですよ。
もう1軒の家はニックママ家族が住んでいるアイオワの家。
勿論買い手はニックママ。
彼女のクレジットスコア―が悪かった事から
彼女に住宅ローンがおりず私達の名義で買ったんで
書類上は私たちの持ち家になっているんですよ。
住宅ローンの金利が低くなったんで
あちこちチェックしていたニックママに
ある銀行がお金を貸してくれる事になり手続きを始めたみたい。
30年ローンなのに金利はたったの3,3%だぞ。
この機会を逃すんじゃない と言ったんだ。”
そう話すバッキーは家が売れた事より
低い金利でローンが出来たニックママを喜び嬉しそう。
事は順調に運び
5月初めに書類にサインする事になっている。