日々の覚書

MFCオーナーのブログ

働く人のランチ事情

2024年04月29日 08時26分52秒 | 時事・社会ネタ
またしても訃報だが、オールマン・ブラザーズ・バンドのオリジナル・メンバーであるディッキー・ベッツが亡くなった。享年80歳。やっぱりというか何というか、癌と慢性閉塞性肺疾患を患い闘病中だったらしい。慎んでご冥福をお祈り致します。

ディッキー・ベッツは、ギタリストとしてはもちろん、非常に優れたソングライターでもあった。オールマンズの代表曲でもありライブの定番でもある「エリザベス・リードの追憶」「ランブリン・マン」「ジェシカ」といった曲はディッキー・ベッツの作品だ。彼の功績は、守備範囲の広い音楽性とギタープレイにより、オールマンズを単なるブルース・ジャム・バンドからアメリカン・ロックを代表するバンドに押し上げた事だ。もう一人の立役者でもあるグレッグ・オールマンと衝突しながらも、デビューから2度の解散・再結成を経てオールマンズを牽引し続けたが、残念ながら、2000年頃に脱退してからは関わっていない。追い出されたという説もあり、それが本当なら無念だったろうな。グレッグ・オールマンより、ずっと素行は良いのにね。

ディッキー・ベッツが亡くなったので、オールマンズのオリジナル・メンバーで存命なのはドラムのジェイモーだけになった。悲しい現実である。

閑話休題

今年のプロ野球が開幕してからほぼ一ヶ月、セパ各チームも20~25試合を消化して、なんというか、チームの"状態"が見えてきた頃かと思う。前回宣言した通り(笑)、今年は中日ドラゴンズをひたすら応援することにしているので(長い事サボってたからね^^;)、開幕してから約一ヶ月というもの、電車の中でスマホでドラゴンズ(および他チーム)の試合の途中経過を確認しながら帰路につく、という生活が当たり前になっていて(笑)、ほんと、こういうの何年ぶりだろう。しかも、予想以上にドラゴンズが調子良く、4/28現在で11勝11敗3引き分けの勝率5割でタイガース、ジャイアンツに次いでセ・リーグ3位。4/9には2891日ぶりに首位に立ち、4/17にはセ・リーグ10勝一番乗りを果たした。正直言って出来過ぎかも(笑) ま、10勝一番乗り以降は1勝しかしてないという事で、結局昨年までのパターンに戻るんじゃないの、と危惧する向きもあるが、ここまでの25試合を見る限り(ちなみに、今期のドラコンズの試合は、実際にはテレビ神奈川のベイスターズ戦くらいしか見ていません^^;)、悪い戦い方ではない。先制した試合の勝率が高いが、少ない得点を投手陣が守り切る、というパターンが定着しているのだろう。選手たちがこれを意識して試合に臨んでいるのであれば、今年のドラコンズは強いと思う。やはり「勝ちパターン」というのは大事である。また、10勝一番乗りの次のタイガース戦で3連敗して、その次のジャイアンツ戦は1勝2敗で負け越したけど、大量失点もあったタイガース戦はともかく、ジャイアンツとの3連戦は(ドラコンズから見て)0-2・3-2・2-3と、ピッチャーが踏ん張っていい試合してるのが分かる。打線が弱いのは百も承知なので、投手陣にはくさる事なく頑張って貰いたい。涌井・柳・小笠原・マルティネス・松葉・メヒアといったところは、それなりに結果出してるし、投手力中心の守りの野球は出来ていると思う。

心配なのは、やっぱり立浪監督である。ここまで見てる限りでは、負けが込むとオーダーをいじりたがる傾向がある。若手も多いし、完成されたチームでもないので、いろいろ試したくなるのは理解できるが、実績がないだけに、ここはひとつ一旦オーダーを決めたら、選手を信じてオーダー固定、を貫いて欲しいもの。去年のタイガースが、実績のないクリーンアップを辛抱強く使い続けて結果優勝したという事例もある。ほんと、長い目でチームを見て欲しいと思う。頑張って下さい!

また閑話休題(笑)

最近こんな記事を見つけた。


どういう事かというと、首都圏・関西・東海地区で20歳~69歳の仕事を持つ男女(つまりサラリーマンってことか)を対象に、ランチに関するアンケートを行い5590人から回答を得たそうだが、その結果がなかなかに興味深い。

先週の平日ランチは?
自炊または家族などが作った食事・・・31.1%
小売店(コンビニ、スーパー等)や飲食店で購入した食事・・・20.4%
自炊または家族などが作った弁当・・・19.2%
社食・学食・・・8.5%

ランチ一回あたりの平均予算・・・452円
自炊、家族などが作った食事・弁当・・・392円
出前、デリバリーしたもの・・・1368円
外食店内での食事・・・1243円
外食店からテイクアウトしたもの・・・977円

「自炊または家族などが作った食事」というのは、要するに弁当かと思ったら違うらしい。昼時に家に帰って食事するのだろうか。と、この辺が不明だが、ランチ一回あたりの予算が452円というのは、僕と変わらないなぁ、なんて思ったりしたけど、細かい事言うようですが(笑)あくまで"予算"であって"実績"ではないのが気にかかる。とはいえ、デリバリーも外食も予算1000円超えというのは、僕なんかとはスケールが違う。やっぱりアンケート回答者の大半は丸の内の商社マンであろうか(爆) ランチ一回452円という数字だけだと、僕とあまり変わらないな、と思うが、デリバリーや外食の数字があまりにもかけ離れている。"自炊、家族などが作った食事・弁当"が、回数も多く予算も安いので、平均だと500円を切る事が出来る、という訳か。なんというか、この人たち、金があるのかないのか、よく分からん(爆)

この新聞記事だけだと今イチ分からないけど、こんな記事もある。


なんとCanCamの記事である(2年ほど前のもの)。僕の印象では、CanCamとはオシャレなOLが読む雑誌であり、当然内容もオシャレでハイソで、早い話、僕なんかみたいなサラリーマンがついて行ける内容ではないはずだ(爆)で、アンケートを行うにあたり、まず、大胆にも年収から訊ねている。

年収はいくらですか?
男性平均:506.4万円
女性平均:323.0万円
全体平均:391.1万円

女性の平均年収がかなり低い気がするが、と同時に丸の内の商社マンにしては少ない気もする(笑)で、そんな、決して高給取りとは呼べなさそうな人たちに、1日のランチ代なんか聞いたりしてる。

ランチ代の金額はいくらですか?
男性平均:561.8円
女性平均:584.1円
全体平均:575.8円

なかなかリアルな数字という気がする。女性の方がランチ代高いのは、なんとなく納得(笑) そうだよね、やっぱりランチ500円以下は厳しいよね。
で、続いて、かなり衝撃的な質問。

ランチで高いと感じ始める金額は?
500円~700円:7.2%
700円~900円:20.5%
900円~1000円:21.9%
1000円~1200円:28.7%
1200円~1500円:14.7%
1500円~2000円:5.2%
2000円以上:1.8%

700円~900円で高いと感じる人が20%いるというのが驚いたというか安心したというか(笑) 逆に、2000円にいかないと高いと感じない人が1.8%しかいないというのは怖い(爆) これこそ丸の内の商社マンかな(爆)で、次の質問もすごい。

ランチでちょっと贅沢をするときの金額はいくらですか?
500円~700円:6.4%
700円~900円:10.0%
900円~1000円:18.9%
1000円~1200円:29.3%
1200円~1500円:17.9%
1500円~2000円:11.8%
2000円以上:5.6%

1000円以上で贅沢と感じる人が最も多い、というのには安心。まともな金銭感覚の人は都会にもまだ存在しているようだ(笑)

CanCamの記事では、この後も、「ランチで主に食べているもの」とか「ランチで外食する頻度」などの質問と回答結果が掲載されており、それを見てると、やっぱり日本のサラリーマンだなぁ、僕あたりとそんなには違わないな、ということが改めて分かった(笑)
ちなみに、僕の場合、

ランチの平均予算・・・500円以下
ランチ代、高いと感じ始めるのは?・・・700円
贅沢ランチの判断基準は?・・・900円

こんなとこかな。実にいじましい(爆)

と、こういう記事を見ると、なんだかんだで、サラリーマンの皆さんは、年収はともかく、ランチに関しては僕と似たような金銭感覚の人が多いようで、なんとなく安心した。決して、僕だけがセコい訳ではないのだ(爆) 同志(と勝手に決めつける)の皆さん、共に頑張りましょう!
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桜、プロ野球開幕、そしてU-500決算報告は春の風物詩

2024年04月07日 22時23分32秒 | 与太話
なんだかんだで、今年つまり2024年も春が来た。個人的には、春の訪れを感じるものといえば、なんといっても桜とプロ野球開幕である(笑) なんというか、桜と入学式がセットになってこその春なのだと思うのだが、今年の桜開花は例年より遅いようだ(春の訪れは桜、と言ってる割には毎年開花日を気にした事はあまりない。笑)。神奈川県周辺ではこの週末が満開と言われており、実際、うちの近所の公園でもさくら祭りが催されている。あとで行ってみようかな^^ 

日本のプロスポーツで、春に開幕するのは野球だけなんで、4月になると、プロ野球開幕イコール春来たる、という気分になるのである。こういうこと言ってるのも昭和のオジサンだけなんだろうけど(笑)、先の入学式と並んで、こういった春の風物詩的なものって必要と思うけどね。季節感ってヤツだね。聞くところによると、入学式が春というのは日本くらいのものらしいので、余計に桜とセットで印象深いものになるのではないだろうか。プロスポーツに関しては、サッカーもバスケも卓球も、リーグ戦開幕は春ではないので、春を感じるのはプロ野球だけである。新聞の印刷スケジュールも春ダイヤ・冬ダイヤとあるのだが、これはもちろん、プロ野球シーズンに合わせているのだ。ま、入学とか開幕とか、節目の行事が桜の季節に行われ、桜と共に記憶される、というのがいいね。ずっと続いて欲しいと思う。

そのプロ野球だが、今年は辰年ということもあり、積極的にドラゴンズを応援しようと新年に誓ったので(爆)、例年になくプロ野球には注目していたのだ。ま、かつてはプロ野球を毎日チェックし、ドラゴンズの試合結果に一喜一憂する日々を送っていた時期もあったのだが(しかも、かなり長い期間)、いつの間にかプロ野球の試合を見たり結果をチェックしたりすることも少なくなり、決して関心がなくなった訳ではないのだけど、結果としてプロ野球から遠ざかっていたのは事実。でも、去年のWBC優勝と阪神タイガース日本一がきっかけとなって再びプロ野球への関心が高まってきて、ここ数年日本シリーズくらいしか見ていなかったけど、もっと公式戦からチェックしようという気になったのである。いつまで続くかな(爆)

元々、僕は中日ドラゴンズファンなので、試合結果のチェックもまずドラゴンズである(笑) 3月29日に開幕してから、我らがドラゴンズはここまで9試合消化して5勝3敗1分け、ベイスターズに次いで現在セ・リーグ2位と順調な滑り出しだ。スワローズとの開幕3連戦では2敗1分けという結果に終わり、負けた内容が非常に悪い事もあって、今年も結局過去2シーズンと同じパターンなのか、と開幕早々暗澹たる気分になってしまったが、その後のジャイアンツとの3連戦を勝ち越し、カープにはなんと3連勝、とまるで違うチームのような戦いぶりを見せて立ち直ったので、少し、いやかなり安心した。

ストーブリーグやキャンプの頃から、ネットでドラゴンズ情報はチェックしていたが、ま、過去2シーズンの成績が成績だけに、立浪監督の手腕を疑問視するファンも多い。結果が出なければ仕方ないのだが、開幕してからも、誰を起用すべきとかスタメンは〇〇のほうが良いとか、ファンとしては思うことをストレートに書いてて、下手すると監督批判にもなってしまうのだが、面白いのは、散々な結果に終わったヤクルト3連戦の後、まるで立浪監督がネットの声を反映してるかのような選手起用をして、しかもそれが当たって勝ちに結び付いていること。ほんと、監督の判断よりファンの意見のほうが正しい、という感じになっているが(笑)、立浪監督も柔軟に色々な人の意見に耳を傾けようという気になっているのなら、これは良い事だ。今年は期待してます。もちろん、優勝なんて言いません、3位内に入ってクライマックス・シリーズ出場、という程度で十分なので(爆)是非頑張って下さい。

さてさて、前振りが長くなってしまったが(笑)、桜やプロ野球と並んでの春の風物詩といえば、U-500を忘れてはならない(爆) 今年もまた桜の開花と共に、2023年度のU-500決算報告の季節がやって来たのである(爆爆) 今年もまたお付き合い下さい(笑)

2001年度よりスタートしたU-500も、今年の3月で23年目のシーズンが終わり、24年目に突入したばかりである。毎年思うけど、よく続いたものだ。この23年間の間に、外食産業事情や個人的な環境も色々と変化しているにも関わらず、当初のコンセプトを一切変更する事なく続けてこれたのは何故なのか....たぶん何もない(爆) ま、とにかく23年目のU-500、まずは結果から。

2023年度(期間:2023年4月~2024年3月)
昼食代総計      107,806円
昼食回数総計     241回
1回当たりの昼食代  447.3円

よくできました、ってとこかな(笑) 2年続けて、昼食代の1回平均が高値更新中だったが、3年連続を阻止する事が出来たのはめでたい(笑) 1回平均が450円を切ったのは3年振り。コロナ禍でほとんど外出しなかった2020年度以来だ。昨年5月に、新型コロナが5類相当となり、マスク着用の規定も緩くなり、ようやくコロナ前の日常が戻ってきたと言われるけど、こっちは2021年あたりから、マスクとかソーシャルディスタンスとか気にしつつ、結構外回りやら出張やらを再開し始めていて、それが2021年度や2022年度のU-500結果にも表れていた。ま、去年も書いたけど、高値更新については、別の要因もあったのだが。で、ここで、2023年度U-500月別の結果をご覧頂きたい。年月-月別昼食代総計・回数・1回平均、の順です。

2023年4月-10,425円・22回・473.9円
2023年5月-9,511円・20回・475.6円
2023年6月-9,522円・21回・453.4円
2023年7月-9,890円・22回・449.5円
2023年8月-8,630円・19回・454.2円
2023年9月-8,847円・20回・442.2円
2023年10月-8,938円・21回・425.6円
2023年11月-8,711円・18回・483.9円
2023年12月-9,035円・20回・451.8円
2024年1月-7,584円・18回・421.3円
2024年2月-8,670円・19回・456.3円
2024年3月-8,043円・21回・383.0円

4月、5月、11月の1回平均が高いが、これは単価の高い昼食を取った日があるからだ。高単価とは、どれくらいなのか、501円以上は全て高単価になるのか、というとそうでもなく、1回平均500円以下ではなく450円以下を目指そうと思うと、1回700円以上の昼食は非常にネックとなる。2023年度で昼食回数241回のうち、700円以上は13回あり、その13回の平均単価は801円、これが月に2回も入ってくると、450円どころか500円以下をキープするのも大変、という事態を招く事もあるのだ。前述した4月、5月、11月は、正にこのパターンにハマってしまったのである。逆に、1回平均の低い月すなわち10月、1月、3月は、昼食代がゼロ円つまり自分で負担しなくてもいい時が1~2回あったので、それで平均が下がったというパターン。ま、昼食代を負担しなくていい時なんて、滅多にあるものではないけどね。ちなみに2023年度の昼食代ゼロ円は、10回だった。去年は、我が社も色々とイベントの多い年だったもんで(笑) ま、そういうの(つまり昼食代が高額或いはゼロ)がなければ、毎月450円前後を安定してキープするのは、それほど難しい事ではない。23年の時を経て、僕もかなり達観したようだ(爆)

とはいえ、ここ数年の外食産業事情の変化は、確実にU-500に影響を与えている。なんたって値上げである。昨年のU-500決算報告でも触れたが、とにかく外食の値上げは止まらない。丸亀製麺、はなまるといった讃岐うどんチェーンは、今年度もやはり行く度に値上がりしてた印象。丸亀製麺なんて、3年前まで1個130円だった野菜かき揚げ天が、いまや190円である。うどんと合わせると、500円以下にするのは無理で、もう丸亀製麺で500円以下で食事をするのは不可能になった。そりゃ、かけうどん並のみ、にすればいけますけどね、それはちょっと違うでしょ(笑) すき家だってついに値上げしたし、サイゼリヤのランチも500円では食べられない物も出てきた。これからもU-500は茨の道なんである。これで、我が社の社員食堂が値上げ、なんてことになったら、一体どうしたらいいのだ。非常に厳しい。安くするために、毎日カップラーメンにする、というのはU-500のコンセプトに反するし、食べないで我慢する、あるいは食事ではなくお菓子を食べて、食費ではなく嗜好品だから、とかいう理屈で昼食代にカウントしない事で昼食代を下げる、という事をやらかせばインチキというか粉飾決済というか犯罪である。こんな事に手を染めたら人間失格、あとは堕ちていくばかりだ。とにかく、正々堂々とU-500を続けていくのは、ほんと難しくなってくる。でも、頑張りますけど^^;

さて、ここで恒例、昼食に利用した場所のランキングである(社員食堂は除く)

1位・・・17回 コンビニ&キオスク
2位・・・16回 すき家
3位・・・8回 客先社員食堂、半田屋
4位・・・7回 丸亀製麺
5位・・・6回 吉野家、リトル小岩井

コンビニ利用がすき家以上というのは意外ではあるが、社用車で外回りする事が多く、昼食も割と安価で駐車も出来るコンビニが多くなるのは、当然と言えば当然。ちなみに、僕はコンビニで昼食べる場合、車の中でささっと済ませたりするので、おにぎりとかパンとかが多い。
客先社員食堂の利用が8回で3位に入っている、というのも何やら象徴的というか何というか(笑) 昨今では、社員食堂のある会社が少ないので、客先でも限られてくる。ま、同じ顧客の所に何度も行ったという事になるのかな(笑)

で、やや珍しいというか、人によっては初めて聞く名前かもしれないのもランクインしてるので、紹介させて頂きます。

3位の半田屋、これは主に東北地方で展開している外食チェーン店で、好きなおかずを取って、ご飯や麺類と組み合わせるスタイルで、関西などでよく見かける食堂のような店だ。まいどおおきに食堂みたいなもん。一品の単価が安いので、うまく組み合わせれば500円以下で食べれるというのが魅力で、僕は東北特に宮城、青森、岩手あたりに出張すると、昼はまず半田屋にしている。メニューも家庭的でよい感じ。


5位のリトル小岩井というのは、ズバリ言ってしまうと、東京は大手町の大手町ビルヂングの地下2階にある店だ。メニューは主にスパゲティとサンドイッチ。思い起こせば38年前、入社したばかりの頃、先輩に連れられてきたのが初めてだった。それ以降、時々通っていたが、近頃では何年かに一度、ふと思い出して行ったりしてた程度になってしまったけど、ずっと同じ場所に店が存在し、スパゲティの味も見た目も値段もほとんど変わってない、というのが驚異というか奇跡ですらある(さすがに去年暮れに値上げしたけど)。ほんと、たまにしか行ってない店だったのだが、担当を引き継いだりした事もあり、昨年から大手町に行く用が増えたので、自然とリトル小岩井に行くのも増えた、という次第。あの頃からずっと行列必至の人気店だ。


という訳で、毎年のことだが、大した報告にもなってないけど(爆)、今後もU-500をよろしくお願いします。ほんと、いつまで続けられるのか(こちらのやる気とかモチペーションとは関係ない部分で)分からなくなってきてるけど、とにかく、やれる所まで頑張りますので^^;
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オール・バイ・マイセルフ

2024年03月17日 15時03分56秒 | 時事・社会ネタ
ご存知の方も多いと思うが、あのエリック・カルメンが亡くなった。享年74歳。妻のエイミー・カルメンは、"Love is all that matters...faithful and forever"という一説を引用して、エリックが天に召された事を報告し、喪に服す間そっとしておいて欲しい、と声明を発表したそうな。謹んでご冥福をお祈り致します。

僕がエリック・カルメンを知ったのは、1976年のこと。ラズベリーズを解散したエリックがソロデビューした頃だ。当時、毎週聞いてたFM東京の『ポップス・ベスト10』にランクインしてきた「オール・バイ・マイセルフ」を聴いたのが最初だった。ほとんどの人がそうだろうけど^^; この曲に続く「恋にノータッチ」もヒットして、『ポップス・ベスト10』では1位になったと記憶している。この2曲のヒットで、エリック・カルメンの人気と評価は日本でも定着し、やや遅れて発表されたデビュー・アルバムも評判となった。邦題は『サンライズ』だったと記憶しているが、特にオープニングのプログレッシブなイントロダクションが話題となり、あの原田真二も、自身の1stアルバムを出す際、エリックの1stのオープニングみたいな事をやってみたかった、と影響を受けた事を当時のインタビューで語ってたのを覚えている。

エリックがウケたのは、やはり分かりやすいメロディのせいだろう。先のデビュー・アルバムにしても、「オール・バイ・マイセルフ」はピアノ・バラードだけど「恋にノータッチ」はキャッチーでポップだし、ロックンロール調の曲も収録されていて、バラエティに富んでいるし、またポップでノリが良くても、メロディになんとなく哀愁を感じさせたりなんかして、そこいらも日本でもウケた要因と思う。

個人的には、エリックというと、「オール・バイ・マイセルフ」より1977年の「愛をくれたあの娘」、1978年の「チェンジ・オブ・ハート」の方が好きで、特に「チェンジ・オブ・ハート」は我が人生でも10本指に数えられる名曲なのではないか、ってくらい好きでよく聴いた曲である。が、評判は良いものの、それらの名曲たちは「オール・バイ・マイセルフ」ほどヒットせず、その音楽性とは裏腹に、エリックはマニア受けするアーティストみたいな感じになっていった。

しばらくチャートでも名前を見る事のなかったエリックが復活したのが1987年。例の『ダーティ・ダンシング』収録の「ハングリー・アイズ」がビルボードのTOP10に入るヒットとなったのだ。但し、この曲エリックの自作ではない。いわば仕方なく歌ってみた、というのがヒットして、再び脚光を浴びる事になった訳で、エリック本人としてはめちゃ複雑だったであろう。けど、エリックが再評価されたのは喜ばしいことであり、それに乗っかって出たベスト盤を僕も買ったのである(笑)


当時の邦題は『ハンクリー・アイズ~メイク・ミー・ルーズ・コントロール/ベスト・オブ・エリック・カルメン』となってて、「ハングリー・アイズ」にあやかった物であるのは一目瞭然(笑) ま、僕自身も久々にエリックの名前を見て、久々の復活で再度エリックに興味を持ったりしてたもんで、このベスト盤は嬉しかった。「チェンジ・オブ・ハート」もちゃんと入ってたし(笑) 出来れば「噂の女」とか80年代のシングル曲も収録して欲しかったけどね。

ちなみにこのベスト盤、『MFCオーナーの私的歴代最高のアルバム500選』では344位である(だから?)

ところで、エリック・カルメンといえば、なんだかんだ言っても「オール・バイ・マイセルフ」なのだが、あんまり意識してなかったけど、実はこの曲結構カバーが多い。セリーヌ・ディオンあたりよく知られていると思うが、他にもフランク・シナトラ、シャーリー・バッシー、トム・ジョーンズといった大ベテランもカバーしてるのは意外だった。うん、確かにシャーリー・バッシーなんて似合いそうだ(笑) で、調べてみてさらに意外だったのは、なんとシェリル・クロウもカバーしていること。知らなかった。どうもデビュー直後のシングルのカップリング曲として世に出たらしいのだが、もちろん未聴である。多分、現在では入手困難だろう。シェリルはアルバム未収録音源もカバー曲も多いのは納得してたけど、「オール・バイ・マイセルフ」もやってるとはね。

脱線するが(笑)、「オール・バイ・マイセルフ」のカバーについては、僕はセリーヌ・ディオンが出してるのを知らなくて、もちろん聴いてもいない。最初に聴いたのは多分、2001年の映画『ブリジット・ジョーンズの日記』だったと思う。いや、この映画を見たのではなく^^;、当時、これのテレビCMで主人公がベッドに座って「オール・バイ・マイセルフ」を歌う(多分、レコードか何かに合わせて)シーンがあり、それが印象に残っていたのだが、あれは誰のバージョンだったのか、今さらながら気になって調べてみたら、サントラにはジェイミー・オニールという人のバージョンが収録されているらしい。ところが、さらに驚くべき事実に気づいてしまった。なんと、このサントラにもシェリル・クロウの曲が収録されていたのである(笑) 自作曲のようだが、オリジナル・アルバム未収録。もちろん聴いた事ない。「オール・バイ・マイセルフ」の事を調べたら、ミョーにシェリル・クロウの名前が出てくるあたり、何かの因縁か強い絆でもあるのか(笑)

ま、そんな訳で、それほど熱心に聴いてた訳ではないものの、やはりリアルタイムで知ってたミュージシャンが亡くなるとはショックというか、エリック・カルメンに関しては、あぁあなたもですか、という心境だ。避けては通れない事ではあるものの、残念でしかたない。

安らかにお眠り下さい。
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Smoky

2024年03月10日 22時42分32秒 | 音楽ネタ
唐突だが、海外だけでなく、日本にも素晴らしいミュージシャンは大勢いる。ギタリストで言うなら、ジャズ・フュージョン系の渡辺香津美、セッション・ミュージシャンとして名を馳せた松原正樹や今剛、といったところが、すぐ名前が挙がってくる人たちと思うが、ロック系で言えば、なんといってもチャーこと竹中尚人だろう。この人こそ、日本のロック・ギタリストではNo.1だと僕は思っている。

皆さんご存知の通り、チャーは1976年にソロ・ミュージシャンとしてデビューした。それ以前から天才少年と騒がれ、注目されていたそうで、正に満を持してデビューとなった訳だ。この当時、日本のロックは非常に刺激的ではあったと思うが、FMやテレビで紹介される事が少なく、実際の音に接する機会が少なかった。が、チャーはさすがにレコード会社の力の入れようも違ったとみえて、割とFMでかかってたので、「Smoky」「空模様のかげんが悪くなる前に」といった曲は知ってた。もしかすると、テレビでも見たかもしれない。この1stに関しては、今や代表曲と言ってもいい「Smoky」や「Shinin' You Shinin' Day」に顕著なように、ロックではあるが、いわゆるハード・ロックとは違う、ちょっと都会的な雰囲気も漂わせたロックといった感じ。当時は気づかなかったけど(笑) 

デビュー翌年の1977年(だと思う)、驚くべきことに、当時の文部省主催によるロック・コンサートが開催され、チャーも出演していた。確か、その頃の文部大臣がロック好きで、このコンサートの開催が決まったらしい。当時も今も、省庁主催でこういった大衆演芸的な演目の興行を行うなんて聞いたことないし(歌舞伎とかは別として)、大臣がロック好きだからといって、文部省主催のロック・コンサートを開催しなくても別に構わないのだが(笑)、とにかく、そういうイベントが開催されたのである。確か、ポップスの部とロックの部に分かれていて、出演者ではっきりと覚えてるのは、ポップスがハイ・ファイ・セット、大橋純子&美乃屋セントラル・ステイション、ロックの部がチャー、クリエイション、カルメン・マキ&OZ、といったところ。ハイ・ファイ・セットや大橋純子は当時売り出し中、ロック部門も某ML誌の人気投票の上位に並ぶ人気者ばかりで、正に旬な顔ぶれであったのだ。考えてみたら、よく集めたよな(笑) このコンサートはテレビでも放送され、僕もそこで動くチャーを初めて見た気がする。いや、チャーだけでなく、クリエイションもOZも初めてだった。実に貴重な体験だったのだ(笑)

そこで見たチャーは実にカッコ良かった。いや、他の人たちも皆良かったけどね(笑) チャーは、演奏を始める前に、ウォーミングアップ風にバンドで音を出しながら、例の、ジェフ・ベックが『ライブ・ワイヤー』でやってた、車のクラクションみたいな音をギターでマネする、というのをやってもんで、ちょっと笑えた(笑)

チャーを初めて生で見たのは、1996年11月15日場所は日本武道館、チャーのデビュー20周年記念コンサートである。友人に誘われて行ったのだが、これが実に素晴らしかった。「Smoky」をオープニングに、初期の曲を中心にした前半が特に盛り上がってたな。バックのメンバーも腕達者揃いで、グレード高い演奏が聴けた。ギターだけでなくボーカルもやってるのに、サポートのギタリストなしで最後までこなしたのも凄い。やぁほんと、凄い人である事を改めて実感した(遅いけど)。

実は、もう一回、生でチャーを見ている。2002年5月2日渋谷公会堂、四人囃子と再結成のスモーキー・メディスソとのジョイント・ライブだった。スモーキー・メディスソは、オリジナル・メンバーが全員揃わなかったので、メディスンじゃなくてメディスソになってた(笑) その時は、金子マリが中心のバンドだったこともあり、チャーは一歩引いた感じだったけど、でもさすがに的確なバッキングを披露していた。やはり凄い人だ。

チャーが凄いのは、そのプレイがいつも高水準である、というところだ。プロだから当然でしょ、なんて言われそうだが、色々聴いてると、どんなに上手い人でも、常に最高の演奏が出来る訳ではなく、日によってはブレイの出来に差があったりするのは仕方ないところで、ま、プロとはいえ人間がやる事でもあるし、それはそれである程度仕方ない、と僕は思っているが、チャーの場合は、プレイの水準が常に高い、つまり、いつ聴いても素晴らしいブレイをするのである。良いプレイをする確率が高い、と言ってもいいかも。ま、チャーのライブは全部追っかけてる、という人から見れば、出来の悪い時もしょっちゅうだよ、なんて言われるかもしれないが、それでも、この人は当たり外れがほとんどない、と思えるのだ。いつ聴いても凄いブレイをする。有名な人なんだけど、たまにテレビで見てたりすると、良い時もあれば悪い時もある、というのを何回か見てるが、チャーにはそれがない。加えて、どんな曲でも実に的確なブレイをする。随分前だけど、テレビ番組でKinki Kidsと共演してて、「硝子の少年」を演奏したのだが、原曲にはないギターソロをチャーが弾いていたのが、これがまた素晴らしいプレイだったのである。やっばり凄い人だな、と思ったね(何度目だよ)

という訳で、なぜか近頃チャー関連を買って聴いてたりするのである。



チャーはデビュー後、一時期歌謡曲路線に走ったが(この頃が実は一番有名かも。笑)、それを脱すると、ルイズ・ルイス加部(Bs)とジョニー吉長(Ds)と組んでロックトリオ、ジョニー、ルイス&チャーを結成した。確か、結成は1978年のことで、歌謡路線のすぐ後だ(笑) 何年かしてからピンク・クラウドと改名し、1993年まで活動した。そのピンク・クラウドの1990年発表の通算13枚目のアルバムが、この『Index』である。

ピンク・クラウドの他のアルバムは未聴だが、本作はシンプルなリフと構成によるオーソドックスなハード・ロック・アルバムだ。なんで本作だけ聴いてるのかというと、当時たまたま買ったチャーの江戸屋レコードでのベスト盤に、本作収録の「Drive Me Nuts」が収録されていて、その曲に大変な衝撃を受けたからだ。チャーはギタリスト、ボーカリストとしてだけではなく、ソングライターとしても有能な人であるが、正直言ってしまうと、リフやコードはカッコいいけど、それほどキャッチーな売れ筋メロディを書く人ではない。聴いた事あるようなのもあるし(笑) このベスト盤(『Days Went By 1988-1993』)の収録曲もそういうタイプの曲が多く、万人にウケるタイプではないと思うのだが、この「Drive Me Nuts」は、そこを突き抜けていた。で、その「Drive Me Nuts」が入ってるアルバムを聴いてみたくなり『Index』をレンタルしてきたという訳なんである。

ま、とにかく、傑作と呼ぶべきアルバムだ。前述した通り、キャッチーでシンプルなリフが印象的な、いわゆる硬派なロック曲が大半を占めているが、アコギをフューチーャーしたインストやブルース・マナーの曲もあり、ほんと、オーソドックスなロックを堪能出来るアルバムだ。で、その頂点に燦然とそびえ立つのが「Drive Me Nuts」なのである。いや、ほんと、初めて聴いてから30年近くが経過しているが、今だにこの曲を聴くと鳥肌が立つ。そのカッコ良さには当時も今も言葉がない。

ピンク・クラウドのメンバーのうち、チャー以外は鬼籍に入っている。時の流れは非常だが、本作の価値が色褪せる事はない。

続いては



ピンク・クラウド解散後にチャーが結成したサイケデリックスの2作目。1994年発表。当時、本作の「Rowdy Boys」がシェーバーだかシェービング・クリームだかのCMで流れていて、興味を持ってレンタルで聴いてみた。余談だが、チャーというかサイケデリックスは意外とCMで流れていて、前作の曲も、とあるCMで流れていた。面接を受けに来た女性が、面接官に「自分がキレイだと思ってるんでしょ」とか言われて、「思ってます。私、脱いでも凄いんです」って言うCMだ。覚えてる人もおられるのでは(笑)

ま、そのCM曲につられて聴いてみた訳だが、このアルバム、実に素晴らしい。名盤である。基本的には、ピンク・クラウドと同じ、オーソドックスなスタイルのロックであるが、ピンク・クラウドより曲調の幅が広がり、バラエティに富んだ印象(あくまでもロックというフォーマットの中で、という事だけど^^;)。得意のセブンス・コードを交えてジミヘン風に迫る、その名も「Hey Jimi」、泣きのメロディとギターの「Cry Like A Baby」「Lady (Don't Fade Away)」、ストレートに迫る「In Your Eyes」といった曲たちに混じって、ラストを飾る「Missing You」がこれまた名曲なのである。メロディ展開といい感動的なエンディングといい、とにかく素晴らしい。チャーにとっても会心の一曲だったのではなかろうか。

本作の収録曲は、今までのチャーの作風と同じ、カッコいいリフを元に構成されている曲が多いが、今までと違うのは、案外キャッチーなメロディを持つ曲が多いこと。CMの「Rowdy Boys」にせよ「Come And Go」にせよ「Livin' In Tokyo」にせよラストの「Missing You」にせよ、歌メロが分かりやすくてキャッチーである。そこいらが本作を名盤たらしめているのだ。

ほんと、チャーって、ロックの人なんだな、と『Index』と『Psychedlix Ⅱ』の2枚を続けて聴いてみて、改めて思う。他のスタイルも十分こなせるのに、ひたすらロック一筋というのが、実にカッコいい。

ところで、サイケデリックスといえば、こんなのもあった。


1996年に出た、サイケデリックス名義の5曲入りミニ・アルバム。タイトルは『Smoky』。1996年と言えば、前述の通り、チャーは武道館で20周年記念コンサートを行ったのだが、その時のドラマー、ジム・コプリーとのレコーディングで、この時点でのサイケデリックスのメンバーはチャーとジム・コプリーの2人になっている。ギター、ボーカルはもちろん、キーボードやベースも、ほとんどチャーが演奏しているが、気のせいか、ミックスもボーカル・ギター・ドラムがやたら目立つ。ちなみに、前述の『Psychedelix Ⅱ』のドラムも、ジム・コプリーだ。この人、ポール・ロジャースと一緒にやってた事もある。確かに、いいドラマーだ。

この『Smoky』というミニ・アルバム、タイトルはもちろん、あの曲だ。その「Smoky」のリメイク以外は、チャーとジム・コプリーによる新曲。例によって、カッコいいけど、なんか聴いた事ある感じの曲(笑) でも良い。相変わらずオーソドックスなロック。相変わらず英語だし。やはりブレる事はない。

最後に。

友人に音楽業界に身を置いてる人がいて、彼はイベントの手伝いというか裏方というか、そういう仕事もよくやってたらしい。で、ある時、チャーが出演するイベントの仕事をしたそうな。で、無事、イベントも終わり、打ち上げの会場で彼ら裏方さんたちは、皆さんが集まるのを待っていた。とそこへチャーが現れ、「みんなお疲れさん。飲んでよ」とビール瓶の栓を抜き始めたので、慌てて「まだ誰も来てませんから」と言ったら、チャーが「何言ってんだ、今日のイベントが成功したのは、裏方をやってくれたお前らのおかげなんだ。だから、お前らが最初に飲む権利があるんだよ」と言ってくれたらしい。感激した、とその友人は言ってた。このエピソードでも窺えるが、チャーという人は本当に侠気のあるロッカーなのだ。正にナイス・ガイである。
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MFC presents 500 Favorite Albums Of All Time 【総括】

2024年02月25日 13時42分06秒 | 私的歴代最高のアルバム500選

MFCオーナーの私的歴代最高のアルバム500選【総括】

という訳で、ローリングストーンの向こうを張って、実に無謀な企画に取り組んでしまいました『歴代最高のアルバム500選』ですが、ようやく1位まで発表する事が出来ました。ご声援ありがとうございました(だから違うって)。

結果、僕の歴代いや生涯最高の1枚は『オペラ座の夜』という事になりましたが(笑) 今回は総括という事で、歴代最高のアルバム500選を振り返ってみたいと思います。

まず、ランクインしたアルバム数が多いアーティストは誰か、そんなの多分、分かっておられると思いますが(爆)、結果はこちらです。5枚以上のランクインまで。

21枚・・・エルトン・ジョン
13枚・・・クイーン
9枚・・・ローリング・ストーンズ
8枚・・・ディープ・パープル
7枚・・・ジェスロ・タル、マドンナ、シェリル・クロウ、ビートルズ
6枚・・・ビー・ジーズ、デュラン・デュラン、ジェフ・ベック、イエス
5枚・・・ABC、エアロスミス、ダリル・ホール&ジョン・オーツ、デビッド・ボウイ、デフ・レパード、フォリナー、ジョージ・ハリスン、グランド・ファンク・レイルロード、ローラ・ニーロ、ポール・サイモン、ソウル・アサイラム、オールマン・ブラザーズ・バンド

もちろん、単純に個人の趣味なんですけど(爆)、エルトン、クイーンは別格として、自分で言うのも何ですが、ストーンズの9枚は結構意外だったですね(笑) あと、ジェスロ・タルの7枚とか。マドンナやデュラン・デュラン等の80’s組もさりげなく健闘してまして、全体見ると自分的にはまぁ順当かと(笑) ツェッペリンとかフロイドとかバドカンみたいに、結構枚数聴いてるのに、ランクインしたのは意外と少なかった、なんてのも割に多いです。ま、仕方ないか、500枚の壁は予想以上に厚かったという事で(笑) 逆に、聴いてる年数からすると、シェリル・クロウは大健闘と言えるかも^^;

続いては、ランクインしたアルバムの枚数ではなく、アルバムたちが獲得したポイントを集計して、アーティストの順位を算出してみました。1位=500点・2位=499点....499位=2点・500位=1点、というアレです(笑) こちらは一応20位まで。

1位・・・クイーン
2位・・・エルトン・ジョン
3位・・・ローリング・ストーンズ
4位・・・ディープ・パープル
5位・・・シェリル・クロウ
6位・・・ビートルズ
7位・・・ジェフ・ベック
8位・・・デビッド・ボウイ
9位・・・ソウル・アサイラム
10位・・・フォリナー
11位・・・マドンナ
12位・・・ジェスロ・タル
13位・・・ビー・ジーズ
14位・・・エアロスミス
15位・・・デュラン・デュラン
16位・・・ジョージ・ハリスン
17位・・・キッス
18位・・・グランド・ファンク・レイルロード
19位・・・イエス
20位・・・レッド・ツェッペリン

ほぼ↑のアルバム数ランキングと同じ顔ぶれですが(笑)、ランクインした枚数もさることながら、それらが上位にランクされないと点数が稼げないので、そういう意味でさすがクイーン(爆) 何しろ、13枚がランクインして、うち8枚が100位内、さらに4枚が10位内、と正に向かうところ敵なし(違) 21枚ランクインしてるエルトンでも、100位内は5枚ですからね。という事で、ついでなんで、100位内に複数枚ランクインしたアーティストを集計しますと、

8枚・・・クイーン
5枚・・・ディープ・パープル、エルトン・ジョン
4枚・・・ローリング・ストーンズ
3枚・・・フォリナー、キッス、ビートルズ
2枚・・・エアロスミス、バッド・カンパニー、グランド・ファンク・レイルロード、ジェフ・ベック、レッド・ツェッペリン、パーシー・フェイス、シンプリー・レッド、イエス
参考
サントラ盤・・・3枚、オムニバス・・・2枚

こうしてみると、自分のロックの歴史というのはほとんど、クイーン、エルトン、パープル、ストーンズ、ですね(爆) 色々なデータの上位はこの4組だし(笑) なんとなく予想はついてましたけど(爆)

ま、この4組以外にも、昔から好きだった、ビー・ジーズ、グランド・ファンク、キッスにエアロ、そしてフォリナーあたりも、しっかりとランクインしてるので、安心しました(笑) それと、誰でもそうでしょうけど、やはりビートルズは避けて通れませんね。あと、ロック期以前に好きだったパーシー・フェイス(2枚ランクイン、どちらも100位内)、バン・マッコイ(4枚ランクイン)もしっかり入ってますし、古いサントラのランクインも意外とありました。嬉しいことです。

それと、ジャンル別で分類しようかと思いましたが、難しいので断念しまして(笑)、発表された年代別に分けてみました。

1950年代・・・2枚
1960年代・・・20枚
1970年代・・・196枚
1980年代・・・136枚
1990年代・・・90枚
2000年代・・・40枚
2010年代・・・15枚
2020年代・・・1枚

やっぱり70年代ですね^^; 2000年代のも40枚あった、というのはなんとなく嬉しいです。60年代よりも多いというのもいいですね^^

という訳で、総括になってない『MFCオーナーの私的歴代最高のアルバム500選』総括でしたが(笑)、最初に宣言(?)したように、単なる個人の趣味が色濃く反映されてるだけで、ジャンルについてもアーティストについても、かなり偏りがあります。それもまぁいいかな、クイーンとフォリナーが上位を独占する名盤ランキングなんて、多分どこにもないでしょうし(爆)

さて、次の企画はどうしましょうか。やはり、歴代最高のアルバムの日本編とかですかね(笑) 洋楽編以上に無謀な企画になりそうですが(爆)

【MFCオーナーの私的歴代最高の名盤500選】バックナンバーです。
500位→481位480位→461位460位→441位440位→421位420位→401位
400位→381位380位→361位360位→341位340位→321位320位→301位
300位→281位280位→261位260位→241位240位→221位220位→201位
200位→181位180位→161位160位→141位140位→121位120位→101位
100位→81位80位→61位60位→41位40位→21位20位→1位

 

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