今日はクリスマスである。日本では、前日の24日のイブで盛り上がってしまっているが、実は今日が本番なのである。ご馳走を食べたりプレゼントを貰ったりするのも、本当は今日なのだろう。ま、関係ないからいいけど(爆)
愛している人も 愛されている人も
泣いている人も 笑っている君も
平和な街も 闘っている街も
メリー・メリー・クリスマス
Tonight's gonna be alright
これ、佐野元春の「Christmas Time In Blue」の一節である。世間にはクリスマスソングがたくさんあるが、この曲はかなり好きだ。レゲエっぽいリズムが新鮮だし、軽快な曲だけど敬虔な雰囲気が感じられるのもいい。そして、何と言っても歌詞がいい。“クリスマスは愛する人と過ごしたいの”などという甘っちょろい歌詞ではない(山下達郎の「クリスマス・イブ」もいい曲だと思うんだけど、歌詞がどうも好きではない)。世界中のみんなが平等に、聖なる夜を祝おう、という、ある意味本当にクリスマス・ソングらしい歌詞だ。みんなが、ってのがいいね(笑) 全ての人がキリスト教徒じゃないんだから、大きなお世話だ、なんて言われてしまいそうだが、いいじゃないの。少なくとも、聖夜に乳繰り合おうと歌うよりずっとマシと思うけど(笑)
大切な人も 離れてゆく人も
よく働く人も 働かない人も
うまくやれる人も しくじっている人も
メリー・メリー・クリスマス
Tonight's gonna be alright
所で、今日の最大のイベントって言ったら何だったのだろう?やっぱり有馬記念?僕が一番関心があったのは、女子フィギュアの日本選手権だ(これでいいのか?)。さっきまでテレビで見てたんだけど、来年のトリノ・オリンピックの代表選考会を兼ねたこの大会、代表候補達が勢揃いして百花繚乱、実に素晴らしい演技を繰り広げた。テレビだし録画だしってんで、出場選手全員の演技を見れた訳ではないが、代表候補5人+1人は昨日のショート・プログラム、今日のフリーと、いづれも甲乙付け難い、レベルの高い争いだったと思う。僕は割にフィギュアが好きで(もちろん女子に限る)、時折見ているのだが、これだけレベルの高いのは記憶にない。いやぁ、いいもん見させて貰いました。感動したもん、マジで。結局、激戦の末トリノ代表3名が決まった訳だが、誰が代表になってもおかしくない、と素人目には思えた。でも枠がある以上誰かが涙を飲まねばならない。勝負の世界は厳しいのだ。でも、今日はクリスマス、勝った人も負けた人も一緒にハッピーになろうよ。
お金のない人も ありあまっている人も
古い人達も 新しい人達も
教えてる人も 教えられてる人も
メリー・メリー・クリスマス
Tonight's gonna be alright
余談ながら、日本人は体型で不利なのでフィギュアにはむかない、なんて昔から言われてたような気がするが、近頃の選手は全くそんな事はない。皆、手足が長くて実にスタイルがいい。この度の大会を見ていて改めて感じた。技術的にも高いレベルにあるようだし、日本のフィギュア選手も世界水準に達しつつある。トリノでメダルを取るのも夢ではないのではないか。それと、今回出場していた選手たち、皆頭がいいのか、インタビューの受け答えも実に良い。表現こそ違え、自分の言いたい事を自分の言葉で伝えてるという印象を持った。カッコいい言葉を並べつつも中味が伴ってない発言に終始する若者が多い中、実に頼もしく思えたね。彼女たちは容姿だけでなく、精神的にも素晴らしい。将来が楽しみだ(笑)
憂うつな時も ひとりぼっちの時も
平和な街で 闘ってる街で
Ring - a - ring - a - roses !
Tonight's gonna be alright !
あ、そういえば、M-1どうなったんだろ...