Flame n 1.炎、火災 2.炎のような輝き 3.情熱、燃える想い、激情 4.恋人、情人 vt 1.火炎を発する、燃え立つ、炎のように揺らぐ 2.炎のように輝く (研究社 新英和辞典〔三訂版〕より)
“炎上”という現象がある。ネットをやってる人ならご存知の通り、ブログや掲示板の記事や書き込みに対して、不特定多数の人からコメントが集中する状態のことだ。非常識な内容に対して、抗議や非難、中傷のコメントが殺到するケースがほとんどらしい。
一旦、集中砲火を浴びると、サイトの運営する立ち行かなくなり、元の記事を書いた本人が謝罪するか、サイトを閉鎖するかしないと、沈静させる方法はないらしい。ヘタに反撃したり、いきなりコメントを削除したり、といった行為に出てコメントした人たちを刺激すると、大変な事になってしまうようだ。記事の内容等々から個人を特定され、名前・住所・勤務先まで割り出され、ネット上で晒し者になってしまったり、勤務先に抗議が殺到したため解雇されたり、なんて事になってしまう。
炎上するケースというのは、非常識な内容を得意気に書いたりしてる場合が多いようだ(自分の犯罪行為を自慢する、障害者などを侮辱した発言をする、等々)。また、タレントが何気に書いた一言が、一部の人の逆鱗に触れ炎上する場合もあるそうな。確かに、炎上したブログの内容を見てみると、ひどい事書いてるのもいるし、思い上がったタレントが好き勝手書いてるのもある。そういう連中に思い知らせてやるのも悪い事ではない、と思うこともあるが、同情せざるを得ないケースもある。
非常識な事を書いていい気になってるヤツを、こらしめるのはいいが、その対象はほとんど一般人か、社会的影響力の少ない芸能人ばかりで、ある種の弱い物いじめのような気がしないでもない。願わくば、巨悪に対して鉄槌をくらわすような“炎上”に期待したい、というのは不謹慎か(笑) こういう事書くと、うちも“炎上”してしまうかも(笑)
所で、“Flame”といえば、チープ・トリック1988年のヒット曲に「The Flame」というのがある。当時の邦題は「永遠の愛の炎」。対して、バングルス1989年のヒット曲に「Eternal Flame」というのがあり、こちらの邦題は「胸いっぱいの愛」。言葉の意味を考えると、バングルスの方に「永遠の愛の炎」という邦題をつけるべき、と思うけど、チープ・トリックの方が出たのは先だし、仕方ない所なんだろうか。日本のレコード会社も同系列で、さぞかし担当者たちは苦心したんだろうな、なんて事を考えてしまったりして(笑)
ちなみに、どちらの曲が好きか、と聞かれれば、やはりバングルスの方だ。というか、この「Eternal Flame」という曲、はっきり言って名曲である。ま、実はチープ・トリックの「The Flame」は知らないので、比較する事はできないのだが^^;