かつて、僕はヒットチャート・マニアであった。高校生の頃の楽しみは、毎週土曜日の夜のラジオ関東『全米TOP40』を聴く事だった、と言っても過言ではない。とは言っても、別にチャート至上主義ではなく、好きな曲は1位にならなくても好きだし、そうでない曲でも、1位になったから好きになったというのもなく、チャートの順位に自分の嗜好が影響を受ける事は全くなかった。今思うと、チャートを追いかけていたのは、旬の音楽情報がいち早く入手出来るのと、色々な曲がたくさん聴けて楽しいという、ただそれだけの理由だったような気がする。『全米TOP40』をはじめとするヒットチャート番組は、チャートに登場する曲しかかけない、つまり、DJの好みに左右される事なく、客観的にヒット曲が聴ける、という公明正大さを魅力に感じていた、というのもあったかもしれないが(よく分からんぞ)
と、それを踏まえて(笑)、またしてもコンピを作ってみた。題して「懲りないコンピ19」
1. It's Too Late/Carole King
2. Bennie And The Jets/Elton John
3. Mandy/Barry Manilow
4. Best Of My Love/Eagles
5. If You Leave Me Now/Chicago
6. Dreams/Fleetwood Mac
7. Kiss You All Over/Exile
8. Love You Inside Out/Bee Gees
9. Don't Stop 'Till You Get Enough/Michael Jackson
10. Crazy Little Thing Called Love/Queen
11. Maneater/Daryl Hall & John Oates
12. Tell Her About It/Billy Joel
13. Let's Hear It For The Boy/Deniece Williams
14. Crazy For You/Madonna
15. Kyrie/Mr.Mister
16. Jacob's Ladder/Huey Lewis & The News
17. I Knew You Were Waiting (For Me)/Aretha Franklin & George Michael
18. Heaven Is A Place On Earth/Belinda Carlisle
音楽好きなら、すぐお分かりになりましたよね?(笑) そう、テーマは「全米No.1ヒット」である。
で、ついでに、こんなのも。「懲りないコンピ24」
1. Double Vision/Foreigner
2. Shame On The Moon/Bob Seger & The Silver Bullet Band
3. Material Girl/Madonna
4. Everybody Have Fun Tonight/Wang Chung
5. Hurting Each Other/Carpenters
6. Short People/Randy Newman
7. Kodachrome/Paul Simon
8. Goodbye Yellow Brick Road/Elton John
9. Keep It Comin' Love/KC & The Sunshine Band
10. Pour Some Sugar On Me/Def Leppard
11. The Girl Is Mine/Michael Jackson & Paul McCartney
12. Say It Isn't So/Daryl Hall & John Oates
13. When Will I See You Again/Three Degrees
14. Raspberry Beret/Prince
15. The Heat Is On/Glenn Frey
16. The Wild Boys/Duran Duran
17. Ranblin' Man/The Allman Brothers Band
18. I'm Not In Love/10cc
文脈から推測した人も多いと思うが(笑)、こちらのテーマは「全米No.2ヒット」つまり、惜しくも1位になれなかった曲たちだ。
だから何なの?って言われりゃそれまでだが(爆)
曲の良し悪しとヒットチャートの順位が必ずしも一致しないのは、皆さんよ~く分かってる事なので、この1位の曲のリストと2位の曲のリストを見比べても、どういう違いがあるのか、よく分からない、というのが本音であろう。
でも、せっかく1位になったのに、何のプレミアもないのか。
キャロル・キングは今でも高い人気と評価を誇るアーティストであるが、彼女の代表曲といえば、大半の人が「君の友だち」と答えるだろう。「イッツ・トゥー・レイト」と答える人は少ないように思う。そういう意味では、やや気の毒なNo.1ヒット。
イーグルス、シカゴ、マイケル・ジャクソンあたりは、他にヒット曲・有名曲が多いので、ここいらの曲が1位になった、なんて事は忘れられてるかも。
1978年に「キス・ユー・オール・オーバー」が1位になったエグザイルは、いわゆる一発屋であるが、後年の一発屋特集とかで、名前が挙がったのを見た事がない。一発屋の中でも地味な存在だ。この「キス・ユー・オール・オーバー」は、当時飛ぶ鳥落とす勢いだったプロデューサー、マイク・チャップマンの手による曲である。結構ツッコミ所多いんだよ(笑)
マドンナにせよヒューイ・ルイスにせよアレサ&ジョージ・マイケルにせよ、他の曲のインパクトが強くて、No.1ヒットという印象が薄いかも。ここいらは、選曲した僕の責任というか、わざとそういうのを選んだかも。○○は××だけじゃないよ、なんて(余計なお世話)
2位の曲を眺めていても、似たような感じがする。
マドンナやプリンスは、1位になったと思ってた人が多かったのでは?
10ccは文句なしの代表曲。2位というポジションも、この曲に関しては却ってプラスイメージになってるような。
エルトン・ジョンは、1位の曲と2位の曲が、実は同じアルバムの収録曲である。考えてみると、これは凄い。
カーペンターズは、最高位2位の曲が4曲もあるのだそうな。ポール・サイモンも3曲あるらしい。フォリナーも、もう一曲有名な2位の曲がある。
こうなってくると、1位の曲と2位の曲の違いが分からんな(笑) トップに上り詰めた曲と、あと少しの所でトップになれなかった曲の区別がつかないなんて、実は由々しき問題なのだが(笑)
で、さらについでに、こういうのも作ってみた。題して「懲りないコンピ31」
1. Feel Like Makin' Love/Bad Campany
2. I Can't Stand It/Eric Clapton
3. Stand Tall/Burton Cummings
4. I Was Made For Dancin'/Leif Garrett
5. What Kind Of Fool/Barbra Streisand & Barry Gibb
6. This Time I'm In It For Love/Player
7. China Girl/David Bowie
8. Don't Cry Out Loud/Mellisa Manchester
9. Church Of The Poison Mind/Culture Club
10. Here I Am (Come And Take Me)/Al Green
11. I Won't Hold You Back/TOTO
12. If It Makes You Happy/Sheryl Crow
13. MIssing You/Diana Ross
14. Off The Wall/Michael Jackson
15. Heartbreaker/Dionne Warwick
16. Feelin' Stronger Everyday/Chicago
17. Too Funky/George Michael
18. Hey Nineteen/Steely Dan
分かった人が一体何人いたのか?(笑) これ、ビルボードで最高位10位の曲たちである。こうして見ると、バッド・カンパニーといいカルチャー・クラブといいシェリル・クロウといいスティーリー・ダンといい、割に有名な曲が多い。ディオンヌ・ワーウィックなんて、代表曲のひとつと言っていいのでは。
でも、1位或いは2位の曲たちと比べると、やっぱ地味かな?(笑) ギリギリ滑り込んだおかげでTOP10ヒットという称号を得る事が出来た訳で、その点では抜け目ないというか逞しいというか、そういう曲たちであるのだが(笑)
なんだかんだ言っても、1位になれば、それなりのステータスが得られるのだと思う。1位になった事で広く一般にも知られるようになるし(現代の日本では成り立たないけど^^;)、記録に残るから、後年メディアに取り上げられたり、音楽好きの間で話題になったりする事も多いだろう。結果、何年経過しても、評価や人気を継続させる原動力にもなる。首位打者と同じで、やっぱり2位じゃダメなんですよ、きっと(爆) 曲の良し悪しとヒットチャートは関係ないとはいえ、1位になる曲には、それなりのオーラがある。制作側の努力も認めてあげなくては。そうでないと、せっかく1位になったのに浮かばれない。No.1ヒットに少しくらい敬意を表してもいいのでは、と感じる今日この頃(相変わらずオチなし)。
と、それを踏まえて(笑)、またしてもコンピを作ってみた。題して「懲りないコンピ19」
1. It's Too Late/Carole King
2. Bennie And The Jets/Elton John
3. Mandy/Barry Manilow
4. Best Of My Love/Eagles
5. If You Leave Me Now/Chicago
6. Dreams/Fleetwood Mac
7. Kiss You All Over/Exile
8. Love You Inside Out/Bee Gees
9. Don't Stop 'Till You Get Enough/Michael Jackson
10. Crazy Little Thing Called Love/Queen
11. Maneater/Daryl Hall & John Oates
12. Tell Her About It/Billy Joel
13. Let's Hear It For The Boy/Deniece Williams
14. Crazy For You/Madonna
15. Kyrie/Mr.Mister
16. Jacob's Ladder/Huey Lewis & The News
17. I Knew You Were Waiting (For Me)/Aretha Franklin & George Michael
18. Heaven Is A Place On Earth/Belinda Carlisle
音楽好きなら、すぐお分かりになりましたよね?(笑) そう、テーマは「全米No.1ヒット」である。
で、ついでに、こんなのも。「懲りないコンピ24」
1. Double Vision/Foreigner
2. Shame On The Moon/Bob Seger & The Silver Bullet Band
3. Material Girl/Madonna
4. Everybody Have Fun Tonight/Wang Chung
5. Hurting Each Other/Carpenters
6. Short People/Randy Newman
7. Kodachrome/Paul Simon
8. Goodbye Yellow Brick Road/Elton John
9. Keep It Comin' Love/KC & The Sunshine Band
10. Pour Some Sugar On Me/Def Leppard
11. The Girl Is Mine/Michael Jackson & Paul McCartney
12. Say It Isn't So/Daryl Hall & John Oates
13. When Will I See You Again/Three Degrees
14. Raspberry Beret/Prince
15. The Heat Is On/Glenn Frey
16. The Wild Boys/Duran Duran
17. Ranblin' Man/The Allman Brothers Band
18. I'm Not In Love/10cc
文脈から推測した人も多いと思うが(笑)、こちらのテーマは「全米No.2ヒット」つまり、惜しくも1位になれなかった曲たちだ。
だから何なの?って言われりゃそれまでだが(爆)
曲の良し悪しとヒットチャートの順位が必ずしも一致しないのは、皆さんよ~く分かってる事なので、この1位の曲のリストと2位の曲のリストを見比べても、どういう違いがあるのか、よく分からない、というのが本音であろう。
でも、せっかく1位になったのに、何のプレミアもないのか。
キャロル・キングは今でも高い人気と評価を誇るアーティストであるが、彼女の代表曲といえば、大半の人が「君の友だち」と答えるだろう。「イッツ・トゥー・レイト」と答える人は少ないように思う。そういう意味では、やや気の毒なNo.1ヒット。
イーグルス、シカゴ、マイケル・ジャクソンあたりは、他にヒット曲・有名曲が多いので、ここいらの曲が1位になった、なんて事は忘れられてるかも。
1978年に「キス・ユー・オール・オーバー」が1位になったエグザイルは、いわゆる一発屋であるが、後年の一発屋特集とかで、名前が挙がったのを見た事がない。一発屋の中でも地味な存在だ。この「キス・ユー・オール・オーバー」は、当時飛ぶ鳥落とす勢いだったプロデューサー、マイク・チャップマンの手による曲である。結構ツッコミ所多いんだよ(笑)
マドンナにせよヒューイ・ルイスにせよアレサ&ジョージ・マイケルにせよ、他の曲のインパクトが強くて、No.1ヒットという印象が薄いかも。ここいらは、選曲した僕の責任というか、わざとそういうのを選んだかも。○○は××だけじゃないよ、なんて(余計なお世話)
2位の曲を眺めていても、似たような感じがする。
マドンナやプリンスは、1位になったと思ってた人が多かったのでは?
10ccは文句なしの代表曲。2位というポジションも、この曲に関しては却ってプラスイメージになってるような。
エルトン・ジョンは、1位の曲と2位の曲が、実は同じアルバムの収録曲である。考えてみると、これは凄い。
カーペンターズは、最高位2位の曲が4曲もあるのだそうな。ポール・サイモンも3曲あるらしい。フォリナーも、もう一曲有名な2位の曲がある。
こうなってくると、1位の曲と2位の曲の違いが分からんな(笑) トップに上り詰めた曲と、あと少しの所でトップになれなかった曲の区別がつかないなんて、実は由々しき問題なのだが(笑)
で、さらについでに、こういうのも作ってみた。題して「懲りないコンピ31」
1. Feel Like Makin' Love/Bad Campany
2. I Can't Stand It/Eric Clapton
3. Stand Tall/Burton Cummings
4. I Was Made For Dancin'/Leif Garrett
5. What Kind Of Fool/Barbra Streisand & Barry Gibb
6. This Time I'm In It For Love/Player
7. China Girl/David Bowie
8. Don't Cry Out Loud/Mellisa Manchester
9. Church Of The Poison Mind/Culture Club
10. Here I Am (Come And Take Me)/Al Green
11. I Won't Hold You Back/TOTO
12. If It Makes You Happy/Sheryl Crow
13. MIssing You/Diana Ross
14. Off The Wall/Michael Jackson
15. Heartbreaker/Dionne Warwick
16. Feelin' Stronger Everyday/Chicago
17. Too Funky/George Michael
18. Hey Nineteen/Steely Dan
分かった人が一体何人いたのか?(笑) これ、ビルボードで最高位10位の曲たちである。こうして見ると、バッド・カンパニーといいカルチャー・クラブといいシェリル・クロウといいスティーリー・ダンといい、割に有名な曲が多い。ディオンヌ・ワーウィックなんて、代表曲のひとつと言っていいのでは。
でも、1位或いは2位の曲たちと比べると、やっぱ地味かな?(笑) ギリギリ滑り込んだおかげでTOP10ヒットという称号を得る事が出来た訳で、その点では抜け目ないというか逞しいというか、そういう曲たちであるのだが(笑)
なんだかんだ言っても、1位になれば、それなりのステータスが得られるのだと思う。1位になった事で広く一般にも知られるようになるし(現代の日本では成り立たないけど^^;)、記録に残るから、後年メディアに取り上げられたり、音楽好きの間で話題になったりする事も多いだろう。結果、何年経過しても、評価や人気を継続させる原動力にもなる。首位打者と同じで、やっぱり2位じゃダメなんですよ、きっと(爆) 曲の良し悪しとヒットチャートは関係ないとはいえ、1位になる曲には、それなりのオーラがある。制作側の努力も認めてあげなくては。そうでないと、せっかく1位になったのに浮かばれない。No.1ヒットに少しくらい敬意を表してもいいのでは、と感じる今日この頃(相変わらずオチなし)。
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