「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

憧れだった花巻・イーハトーブ

2005-12-09 13:02:54 | その他
 8日は職場の忘年会で花巻の志戸平温泉に一泊してきたが、何気なく買物や食事で出掛ける花巻、幼い頃の私には憧れの町でもありました。


志戸平温泉

 志戸平温泉・・・
 小学生の低学年の頃、厳しかった祖母をなんとか説得して、両親が弟と共に志戸平温泉に一泊で連れて行ってくれた。
 バスで遠野駅まで行き、列車で花巻駅へ、さらに路面電車が当時花巻にあって、確か花巻温泉に通じていたと記憶している。志戸平温泉へその路面電車で行ったかどうか記憶は定かではないが、とにかく温泉方面へは路面電車で行ったと思っている。
 志戸平温泉には遊園地と動物園があって、とにかく田舎者で幼い自分にとっては最も行きたい場所のひとつで、遊園地とはこの志戸平温泉のことを指していたといっても過言ではないっ、遊園地なんかに行けるような境遇ではなかったが、はじめて行った志戸平温泉の遊園地、まさに子供の天国、こんな楽しいところははじめてだ・・・・と以来ひとつの憧れでもありました。

 その後、学校行事、地域の行事でも何度か訪れたが、やはり楽しかった思い出が蘇ります。
  今は、そこに遊園地があったという痕跡は皆無ながら、園内にあったチンチン電車か何かのトンネル跡らしきものがあった。

 さらに花巻にはデパートがふたつあって、デパートなんぞ無かった遠野に暮していると、ほんと花巻が大都会にみえた。
 花巻デパートにマルカンデパート、欲しいものは買ってもらえなかったけど、エレベーターに乗っただけでも興奮した記憶があります。

 そして、いい歳したオヤジになった昨今、私の趣味に風呂めぐりがあるが、志戸平温泉も何度か日帰り入浴したことがある。
 数年前、スケベ根性丸出しで千人風呂(混浴)に入った。
 昔のギャルが結構入っていたが、それでも少し恥ずかしい・・・湯船に浸かっていると、湯煙の向うから女子大生らしい雰囲気の女性2人が入ってきた。少し違った感覚を察知したようだが、何か吹っ切るかのように、度胸を決めたのか、堂々と(隠すところは隠して)入ってきた。
 一瞬「ニヤリ」、見ているのに見ないふりをする自分、しっかりと見える・・・が彼女達が湯船に入ると、今度はこちらが湯船から出れない、なんか恥ずかしい気持ちが込み上げてくる、とにかく出たいけど出れない、見ていたはずなのに今度はこちらが見られる番、こんなとき、むしろ男の方が度胸がないかもしれないと正直思った。(自分だけか?)
 
 大人になっても憧れの花巻のお話しでした。

 おまけ(画像)

花巻市からみた岩手山



花巻といえば宮澤賢治
コメント (4)
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