春先のような気候、昨夜からの雨とプラスの気温で、だいぶ雪も融けたようでもある。
しかし、まだ2月、これで直ぐに春が来るものでもないっ、あと数回は寒波と大雪もありそうな予感・・・・。
さて、恥ずかしながら我家の小屋を画像にてご紹介いたします。
昭和初年の築で、屋根は萱葺、外壁は土壁でありましたが、私が小学高学年の頃、今は亡き親父が真っ赤な顔をして憤慨している光景が思い浮かばれます。
近所の知人達に「みやほらの○○、小屋もたでれねば、屋根もふげねえんだがありゃ・・」(宮洞の○○(親父の名)、小屋の建替もできなければ、屋根も葺けないぞ・・)と何かの会合で馬鹿にされたとかで、凄く悔しがっておりましたが、一念発起して萱葺屋根をマンサードのトタン葺に改装、数年後には黄土色で萱等がむき出しになっていた土壁を白壁に塗り替えた経緯があり、現在に至っております。
あまりにもみすぼらしく汚い我家の小屋ですが、画像の部分は昔は馬屋(まや)部分でして、馬が居たとは聞いたことがございませんが、牛が入っていたとか・・。
南部曲屋に関しては私の小学生時代、あるにはありましたが、ほとんど建替えのピークでして、地域からだいぶ消えておりましたし、残されていても屋根はトタン葺に改装といったことも結構ございました。
曲屋はいわば富裕な農家、農地等を沢山持っている農家といった印象が私にはございます。無論、全部当てはまることではないかもしれませんが、我家のように小屋や馬屋は別棟にある・・・しかも曲屋のお宅は別棟に大きな小屋も、さらに蔵もあるといった印象でもあります。
昭和はじめに建てられた我家の小屋、当時は曲屋も随分とあった聞きますが、小規模農家は我家のようなスタイルだったようです。
これまた「ふっつらがってますが」(散らかってますが)小屋の内部・・・壁面には祖父が造ったといわれる「きっつ」がございます。
幅3間・・・板には七福神が全て描かれておりますが、物置と化した内部、全部直ぐにみることはできません・・・汗
板に漢数字とひらがながございますが、これは板を上から入れる順番を表しているものです。
上から板を抜いていく、無論中は精米前の米が今も昔も納められております。
当然ながら板の順を間違えると絶対板は入りません・・・。
昔の人の技術と知恵、単純ではあるかもしれませんが、凄いと思います。
それにしても、そろそろ小屋を取り壊して車庫兼簡易な農作業小屋を建てなければと思うも、この「きっつ」壊すにはもったいないと考えております。
しかし、まだ2月、これで直ぐに春が来るものでもないっ、あと数回は寒波と大雪もありそうな予感・・・・。
さて、恥ずかしながら我家の小屋を画像にてご紹介いたします。
昭和初年の築で、屋根は萱葺、外壁は土壁でありましたが、私が小学高学年の頃、今は亡き親父が真っ赤な顔をして憤慨している光景が思い浮かばれます。
近所の知人達に「みやほらの○○、小屋もたでれねば、屋根もふげねえんだがありゃ・・」(宮洞の○○(親父の名)、小屋の建替もできなければ、屋根も葺けないぞ・・)と何かの会合で馬鹿にされたとかで、凄く悔しがっておりましたが、一念発起して萱葺屋根をマンサードのトタン葺に改装、数年後には黄土色で萱等がむき出しになっていた土壁を白壁に塗り替えた経緯があり、現在に至っております。
あまりにもみすぼらしく汚い我家の小屋ですが、画像の部分は昔は馬屋(まや)部分でして、馬が居たとは聞いたことがございませんが、牛が入っていたとか・・。
南部曲屋に関しては私の小学生時代、あるにはありましたが、ほとんど建替えのピークでして、地域からだいぶ消えておりましたし、残されていても屋根はトタン葺に改装といったことも結構ございました。
曲屋はいわば富裕な農家、農地等を沢山持っている農家といった印象が私にはございます。無論、全部当てはまることではないかもしれませんが、我家のように小屋や馬屋は別棟にある・・・しかも曲屋のお宅は別棟に大きな小屋も、さらに蔵もあるといった印象でもあります。
昭和はじめに建てられた我家の小屋、当時は曲屋も随分とあった聞きますが、小規模農家は我家のようなスタイルだったようです。
これまた「ふっつらがってますが」(散らかってますが)小屋の内部・・・壁面には祖父が造ったといわれる「きっつ」がございます。
幅3間・・・板には七福神が全て描かれておりますが、物置と化した内部、全部直ぐにみることはできません・・・汗
板に漢数字とひらがながございますが、これは板を上から入れる順番を表しているものです。
上から板を抜いていく、無論中は精米前の米が今も昔も納められております。
当然ながら板の順を間違えると絶対板は入りません・・・。
昔の人の技術と知恵、単純ではあるかもしれませんが、凄いと思います。
それにしても、そろそろ小屋を取り壊して車庫兼簡易な農作業小屋を建てなければと思うも、この「きっつ」壊すにはもったいないと考えております。