遠野市博物館講座の最終講座「清心尼公」の講演を聴講いたしました。
てっきり多くの市民向けの講演会で、入場制限等があるのではと思い、事前に問い合わせますと、入場制限なし、しかも当日受付、入場は無料とのことで安心して出かけてまいりました。
画像は図書館博物館
今回の講師先生は仙台の聖和学園短期大学助教授・菊池慶子先生・・昨年秋の八戸での講演でも「清心尼公」関連の講演を行った先生で、前回は当方の都合により参加できず、先日八戸へ行った際にこの時の講演会資料をいただいた経緯がございます。
いわば中世、近世の女性史、女性と政治についての研究者では東北でも屈指の先生とのことでもあります。
さて、先生の女性史研究において清心尼公は重要な位置を占めているそうで、今回の講演の内容でもその研究成果も十分に感じられましたし、中世から近世へ・・近世初頭の女性と政治の関わり、さらに八戸時代の清心尼公に関しての見解もなかなか的を得ていたように私は感じました。
今回すばらしい内容ながら感じたこと。
○博物館講座での講演会であり、4月から受講されている会員が主でもあったことで、限られた人員であったこと。(当日受付含み受講者約30名くらいか)
○私が今回も最年少と思われ、皆さんご年配の方々がほとんどであったこと。
○このようなすばらしい講演、すばらしい講師先生をお迎えする講演会、もう少し市民へのPRが必要ではないのか、歴史分野は興味の有る無しに左右されますが、それにしてももったいない感じは否めない。
○青森県史等で八戸氏関連の研究成果が加速しているにも関わらず、以前からの所伝を正史のように伝えていること、また受講者の中でもこれらの成果を全く知らない、情報がほとんど入っていないこと。
と・・色々と生意気なことも書き込んでしまいましたが、こういった講演会は是非に継続していただきたいですし、もっと広く市民への聴講の呼びかけも必要ではないのか・・と思います。
折角の「清心尼公」という全国でも稀な女殿様が居た遠野、その歴史もすばらしいことでもありますので、まずは市民がそれを身近に感じる、歴史を知る・・これが必要でもあります。
今回、昨年秋に「遠野女大名」での清心尼公を全国区へ・・そういったプロジェクトを立ち上げるべく、その発起人の方、私と同じ行政区にお住まいのご夫妻も聴講しておられました。
私はたぶん来るだろうと予期してましたが、やはりみえてました・・・笑
これで今後、少しは加速するかもしれません・・・。
最後に、こうして清心尼公の講演会を聴講したことで、私の中では何かがそうさせたものと思いますが、知らず知らずにバイパスを走行しておりました。
向かった先は松崎町光興寺の「清心尼公の碑」・・・まだまだ日陰ですから積雪があって、スニーカーの私は辿りつくのに難儀しましたが、画像収集と共に手を合わせて参りました。
いずれ今回のような講演会、機会と都合がつけば聴講したいと思っております。
てっきり多くの市民向けの講演会で、入場制限等があるのではと思い、事前に問い合わせますと、入場制限なし、しかも当日受付、入場は無料とのことで安心して出かけてまいりました。
画像は図書館博物館
今回の講師先生は仙台の聖和学園短期大学助教授・菊池慶子先生・・昨年秋の八戸での講演でも「清心尼公」関連の講演を行った先生で、前回は当方の都合により参加できず、先日八戸へ行った際にこの時の講演会資料をいただいた経緯がございます。
いわば中世、近世の女性史、女性と政治についての研究者では東北でも屈指の先生とのことでもあります。
さて、先生の女性史研究において清心尼公は重要な位置を占めているそうで、今回の講演の内容でもその研究成果も十分に感じられましたし、中世から近世へ・・近世初頭の女性と政治の関わり、さらに八戸時代の清心尼公に関しての見解もなかなか的を得ていたように私は感じました。
今回すばらしい内容ながら感じたこと。
○博物館講座での講演会であり、4月から受講されている会員が主でもあったことで、限られた人員であったこと。(当日受付含み受講者約30名くらいか)
○私が今回も最年少と思われ、皆さんご年配の方々がほとんどであったこと。
○このようなすばらしい講演、すばらしい講師先生をお迎えする講演会、もう少し市民へのPRが必要ではないのか、歴史分野は興味の有る無しに左右されますが、それにしてももったいない感じは否めない。
○青森県史等で八戸氏関連の研究成果が加速しているにも関わらず、以前からの所伝を正史のように伝えていること、また受講者の中でもこれらの成果を全く知らない、情報がほとんど入っていないこと。
と・・色々と生意気なことも書き込んでしまいましたが、こういった講演会は是非に継続していただきたいですし、もっと広く市民への聴講の呼びかけも必要ではないのか・・と思います。
折角の「清心尼公」という全国でも稀な女殿様が居た遠野、その歴史もすばらしいことでもありますので、まずは市民がそれを身近に感じる、歴史を知る・・これが必要でもあります。
今回、昨年秋に「遠野女大名」での清心尼公を全国区へ・・そういったプロジェクトを立ち上げるべく、その発起人の方、私と同じ行政区にお住まいのご夫妻も聴講しておられました。
私はたぶん来るだろうと予期してましたが、やはりみえてました・・・笑
これで今後、少しは加速するかもしれません・・・。
最後に、こうして清心尼公の講演会を聴講したことで、私の中では何かがそうさせたものと思いますが、知らず知らずにバイパスを走行しておりました。
向かった先は松崎町光興寺の「清心尼公の碑」・・・まだまだ日陰ですから積雪があって、スニーカーの私は辿りつくのに難儀しましたが、画像収集と共に手を合わせて参りました。
いずれ今回のような講演会、機会と都合がつけば聴講したいと思っております。