「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

夏ねご

2006-07-11 17:46:05 | その他
 夏ねご・・・夏猫

 夏猫は捨てられる運命、よく遠野では夏猫は身体が弱く、冬の寒さを乗り越えられず役に立たない代名詞みたいな言い方をされる。
 また実際に夏に生まれた猫には悲しい運命が待ち受けている、これも事実でもありました。

 逆に春、秋に生まれた猫は寒暖に適応するといわれ、春っこは家に置くぞ・・・なんて亡き祖母は言っていたものでした。

  
 今の職場に就職し配属されて直ぐ、「夏猫7月会」なる集まりに強制加入されたことがあった。
 職場の上司、先輩ばかりで皆7月生まれ、これが結構数が居て私含みで当時9名を数えました。
 ようするにたまに飲会を開くといったことで、退職されたOBの方もやって来る、今なら楽しいかもしれませんが、当時は嫌でしょうがなかった・・・。
 仕事で気を遣い、たまに気合を入れられたり、さらになんで飲会の席にまで呼ばれてこき使われなければならないのか、説教付きにクダを巻かれるおまけ付きである。

 しかし、そんな中、冗談でもありましたが、飲会で先輩の何人かはホントに夏猫と親に言われていたらしく、学校を出たら直ぐに稼げ、家を出ろ、仕送りをしろ・・と言われ今なら私の職種なんていうのは競争率がもの凄く激しくて、そう簡単に採用されない厳しい世の中ではありますが、先輩達が採用された当時は、給料はかなり安く、誰も成り手がなかった、むしろ馬鹿にされた時代で親からも友人からも夏猫扱いをされ、よく拾われたものだ・・・・とよく聞かされました。


秋っこのネネ
 
 夏猫・・・
 私は大暑生まれ・・・しかし真冬でも肌着は半袖、その上にトレーナーか厚手のシャツを着て、あとはジャンパーを引っ掛ける程度、上着は3枚で終わり、下はズボン下ははかない・・・冬の寒さは強い方である。
 ですから夏猫はあてはまらない・・・・笑

 しかし、梅雨といっても最近はなかなか画像のような空に会えませんな・・。

コメント (7)
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