「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

岩手県大会・・美酒

2006-07-29 09:59:12 | ファイヤー
 消防話題、本来は当方の事情にてしばらくは自粛するつもりでしたが、岩手県消防操法競技会が開催され、当市からふたつの出場部が遠野釜石地区支部の激戦を勝ちあがり県大会に出場いたしましたので、その模様をご紹介いたします。

第35回岩手県消防操法競技会・・・・




各市町村、支部の代表が競う大会、選手の健闘を称え、消防団魂を鼓舞する幟が掲げられ、一種独特な雰囲気が漂う会場。(岩手県消防学校)

 まずは、ポンプ車の部

 遠野市宮守消防団(旧宮守村消防団)第1分団第2部(上宮守)が出場順3番で登場・・・。




 
 全般的に大きなミスがあったわけではないが、第二線ホース延長の不備やら何処か荒さも目立つ、そんな内容ながらも第一線放水タイム51秒(標準タイム55秒)をたたきだす驚異的な出来、無論今回出場チームでは最速、宮守消防団としては久しぶりの8位入賞の大健闘であった。


小型ポンプの部・・・

 遠野市遠野消防団第5分団第2部(光興寺・宮代)

 いよいよ・・・僅か数分間のドラマが開始される。




 市、支部大会とは比較にならない大観衆、関係者が見守る雰囲気の中、静まり返る緊張の一瞬・・・・「操法開始」・・・・「操作はじめ」の号令と共に応援の声が響き渡る・・。



 放水までのタイム43秒(基準45秒)・・・う~ん・・彼らなら41秒台も夢ではないはず・・・しかし、こちらも大きなミスもなく無難にまとめたといった印象、上位入賞はともかく割りといい位置にいるのではと思えるような出来でもあった。

 ご苦労さまでした。

戦い終わって審査発表を待つまでの間・・・。

 どこか安堵しているといいますか、やり遂げたという充実感と余裕が感じられますが・・・・・


 
 おっとこの表情・・・満面の笑顔・・・・。
 そう・・・やりました小型ポンプも8位入賞・・・しかも3番員が個人賞の栄誉に輝くといったオマケ付き・・・。

 さて遠野へ帰ってきてからは慰労会が祝勝会に変更・・・・
 ここ十数年、支部の強豪、常連として県大会へ駒を進めるのですが、県大会では入賞手前の9位~12位が定位置といった具合、一度第4位といった好成績もありましたが、その後はいつもの位置、なんとか入賞を合言葉にそして目標にしてきたこともあり、選手はもちろんサポートをしてきた部員、地元分団の団員の方々の喜びようは優勝したかのようでもありました。(優勝したら凱旋パレードやらもっと凄いことになりますがね)


 お祝いに駆けつけた本田遠野市長と選手の皆さん

 上宮守、光興寺の団員の皆さんをはじめ遠野市消防団、そして私にとっての長い夏が一区切りといったところです。
 県大会出場までは約3ヶ月の道のり、選手はもとよりサポートする団員の皆様はそれぞれ正業を持ち、練習は仕事が終わってからの夜、連日連夜続けられました。

 武運つたなく市の大会で支部大会へと進めなかったチームは一週間から10日前後の練習に関わったにすぎない、一方県大会出場の部は3ヶ月近くの練習であり、おのずとその力の差は歴然であり、また開く一方であるし、しばらくは代表を脅かす存在も出てこないだろう。

 これもまたかなり寂しい話でもあるし、県大会を知らない大多数の団員の方々にもあの消防学校の雰囲気を味わっていただきたい、そんな思いがいつもするのですが、なかなか難しい面が多すぎること、これも事実である。
 まっ今後の課題ということで・・・・

 ということで・・・
 祝・宮守消防団第1分団第2部、遠野消防団第5分団第2部、そして市川君

 たいへんご苦労様でした。
コメント (4)
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