「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

春近し

2014-03-18 19:11:26 | その他

 風は、かなり冷たかったものの、久々の晴れの日、某所での研修に行って来た。

 

 

 

人々の多くは口を揃えて復興は、いっこうに進んでいない、遅れていると言う・・・

まさしくそのとおりだと思うも、某市では大津波で壊滅した市街地に盛土をして嵩上げ12メートル?防潮堤も12メートル強の建設の方針が定められ海岸線やかつての市街地で建設工事も始まっていた。

全くの更地になった市街地跡、虫食い状態ながらも、あちこちで嵩上げ工事真っ最中というところ・・・

 

気仙町側の山野を切り崩し、嵩上げ用の土砂をダンプ等で運んでいるものの、ダンプでは必要となる土砂を運び入れるのに10年はかかるとのことで、急ピッチで大型のベルトコンベアの設置工事が進められていた。

今月末には完成して、大量の土砂が工事現場へと運ばれ、作業効率も大幅にアップされとのことである。

 

内陸に住み、ほとんどというか震災での被害は皆無に等しい自分が言うのは憚られますし、何をわかってモノを言う・・・と以前から思ってましたので、ブログでも大震災に関しては、ことに被災地に関しての内容は、できるだけ避けてきました。

今後も、わかったような事は言えないと思うので、多くは語りません。

 

ただ・・・

ご案内いただいた震災語り部さんも言っておりましたが、先人の教訓や戒め、そして今回での大津波を経験した人々の体験やら考えは伝えていかなければならないこと、そこでの生活優先はそのとおりで、被災地を取り巻く環境も厳しい内容でもありますが、やはり私個人的には、高台移転等、先人の教訓にあったように「これより下に家を建てるべからず・・・」この考え方がまずは一番ではないのか・・・

無論、現地の人々はわかっていることで、当然承知のことでもあると思います。

いずれ、安心で安全な地域づくり、孫子の代でも安心して暮らせる町を地域をつくっていただきたいと思います。

 

 

本日は雨降り・・・

 

 

だいぶ雪も融けてきました

 

晴れて少し暖かくなったり、また雪降りとなったりの予報がされてますが、「暑さ寒さも彼岸まで」というところで彼岸の入りとなったので、目にみえる形で、感じる形で春がやって来るものと期待しております。

コメント (2)
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