「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

百年祭、夜神楽.・弐

2010-06-15 13:55:50 | 遠野

飯豊神楽・・四人八幡舞

 

 

 12日夜、遠野物語百年祭での「遠野物語100年に舞う」と題しての夜神楽の続き・・・・。

 知識不足による設定ミスで、要所部分の画像のほとんどが暗くなり過ぎて人様にお見せできる内容ではないものの・・・ちょっと画像補正やら明るさ調整で画像が荒いですが、なんとか見れる状態ですので、あえてアップいたしました・・・

 補正で画像が青っぽくなってますがあしからず・・・汗

 

 

 

 ここまでの画像は飯豊神楽(遠野市土淵町飯豊)、山伏神楽系ですが、嫁さんの出身地である飯豊地区、さらに義妹が中心的な舞手として活躍している関係上、どうしても取材からは外せません・・・。

 ある意味、このような神楽の共演会みたいな内容ですと飯豊神楽を撮ればお終いといった感じがしないでもありませんが、最近は色々と見所なんかもわかりかけてきているので、途中で帰ったりはしなくなりました・・・汗

 でも、飽きるんですよね・・・大汗・・・

 

 

平倉神楽(遠野市上郷町平倉)

五穀舞

 

 涌水神楽(遠野市宮守町達曽部)

龍殿舞

 

 平成17年10月1日、旧遠野市と旧宮守村が市村合併、このことから旧宮守村の郷土芸能が我々旧遠野市に住まいする市民の目に触れる機会が増えたといった印象でもあり、特に宮守町達曽部地区の神楽やしし踊りは涌水集落に伝えられており、若干雰囲気が違うといった新鮮な思いも感じたりもします。

 

 トリは平倉神楽の祈祷権現舞

 

 なお、鱒沢神楽(宮守町上鱒沢)の画像については、自分自身のカメラ撮影技量不足で納得の場面での画像が皆無ですので、アップはいたしません・・・謝・・・

 

 

ブログ仲間の背後を撮る・・・笑

 

 

 

 観客は最高潮の場面で約8百人強だったとか?そんな中でも物怖じもせずに黙々とシャッターを切る・・・笑

 なお、撮影場所、箇所については、会場スタッフから支障の無い範囲をお聞きしてマナー違反とならないよう配慮しての行動であることを申し添えます・・・無論、配慮したつもりながらも、それでも不快に思った方々も居られたかもしれません・・・もしそのようなことがあったのでしたら、この場にてお詫び申し上げます・・・謝・・・「申し訳ございませんでした」

 

 これにて、とらねこオヤジによる「遠野物語百年祭」関連のエントリーは一応終了となります。

 

 

 おまけ

 

6月16日は旧5月5日とか・・・

端午の節句・・・・。

 

知り合いから菖蒲をいただいた・・・。

 

 

 昔は屋根に菖蒲を差したとか?・・・近年は屋根に投げる・・・汗

 菖蒲湯にも一応入る予定です。

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遠野物語百年祭・夜神楽

2010-06-14 14:47:49 | 遠野

 柳田國男により発刊された「遠野物語」・・・明治43年6月14日・・・。

 まさに百年の節目であり、百周年を記念して盛大に遠野物語発刊百年を祝い、さらに百年後へ継承させるべき誓いといった位置付けでの百年祭だったものと理解しております。

 

 

 この分野、嫌いな方ではない、むしろ興味ある分野なので、ただ百年を他所へPRといった事だけではなく、自分自身による遠野物語百年というものを身近に置いてみたかった・・・大袈裟ながらも一年半も前からステッカーをヘルメットに貼ってモチベーションを維持しておりました・・・笑

 平地人は戦慄しませんでしたがね・・・汗

 

 

 ということで、遠野物語百年祭、6月12日での「夜神楽」を堪能いたしました。

 

飯豊神楽(土淵町飯豊)・・・御神楽

 

 午後6時半~午後9時過ぎまで、中央通り「遠野蔵の道広場」特設会場で「遠野物語百年に舞う」と題して市内の神楽4団体による9演目が披露されました。

 鱒沢神楽(大出早池峰神楽系)、鳥 舞・飯豊神楽(遠野山伏神楽系) 御神楽、三番叟、四人八幡舞・ 平倉神楽(早池峰岳流)、五穀舞、笹除り舞、祈祷権現舞・湧水神楽(早池峰大償系)、龍殿舞、八幡舞。

 

飯豊神楽(四人八幡舞)

 

平倉神楽(五穀舞)

 

 

 神楽も嫌いな方ではないし、全く知らないといったことでもないので、少し躍動的になる場面や動きが速くなって画像的には魅せる部分を一応心得ていたつもりでしたが今回の撮影に関しては、ほとんど失敗・・・

 明らかに設定ミス・・・当初はノンフラッシュで、しかも手持ちで最後までと設定したつもりでしたが、途中から暗く写っている雰囲気がして、外付けのフラッシュを導入・・・明るすぎたり、暗くなったりするので、カメラ付属のフラッシュに切り替え・・・なんとか絵になっている雰囲気がするも、当初のノンフラッシュに戻したり、色々と試してみたのですが、どういうわけが画像的においしい動きものの決まった場面のみが暗くなったりと不安定・・・・結局、面倒になって撮影から一時離れて缶チューハイ飲んだり友人と談笑したりと、撮影を投げ出してしまった感じでした・・・

 次に期待・・・今回の反省を踏まえて来る大出早池峰神社例大祭宵宮での神楽舞にリベンジを期したいと思ってます・・・

 

 姐さまは何を撮っているのかな?・・・笑

 

 

とらねこオヤジは神楽より、こんなのばかり撮ったような・・・

 

 

夜神楽が終了、亘理の玉嬢様と共に会食・・・

 

男どんれぶ2人、女どんれぶ2人・・・・・・・・・笑

2・・・・

 

 翌13日はメイン的な日ながらも小生は勤務ということで、12日夜は早めの解散となりました。

お疲れのところ、ありがとうございました。

また、夜神楽取材も併せてお疲れ様でした。

 

 

ホッピーも飲んで写真も撮ったはず・・・ホッピー画像、その後の肴画像が撮れていなかった・・・大汗

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新・遠野物語めぐり号

2010-06-12 15:42:13 | 遠野

 遠野物語発刊百年周年、いよいよメイン的な位置付けの遠野物語百年祭が始まった。(6/12・6/13)

 13日は勤務で記念行事等を観ることができないので、本日12日のみ・・・その中で、どうしても観てみたい、撮ってみたいものが・・・・。

 

 遠野駅前、カッパ交番の前で・・・・

というより、バス停ですね・・・笑

 

カッパの格好の運転手さん?

 

 

 そう・・・水木しげる先生による遠野物語キャラがラッピングされた新車両「遠野物語めぐり号」のお披露目と出発式が間もなく開始されようとする場面です。

 

2台が、お披露目・・・

 

 

左側(乗降側)

 

運転席側(右)

座敷童子

 

おしらさま

 

河童

メインキャラ・・・河童の「かたる君」

 

後部にも

 

 

 遠野市内の観光地、施設等を土日、祝日を主にめぐる「遠野物語めぐり号」・・・各施設の入場料、拝観料等も運賃に含まれ、手っ取り早く大方の遠野観光を望まれる方々には好評とのこと。

 運賃、コース、期間等については「遠野物語めぐり号」こちら

 またボランティア観光ガイドさんも同乗して、より細かなガイドもあって、お得感もあるとか?

 

 漫画界の巨匠、水木しげる先生による漫画遠野物語・・・そのキャラ達が描かれた贅沢なバスといった印象ですが、色合いとか或いはバスそのものに何かインパクトがもっとあれば・・・と思うのは私だけでしょうか?ちょっと大人しいといいますか、地味といいますか?

 どうせなら市内の観光タクシーなんかもキャラを一部描いたものでもあれば・・・・?・・・・お祭騒ぎながらも、その手前で落ち着かせてしまう遠野人の大人しさ、遠慮がちな面も垣間見られる感じもしないでもない・・・良く言えば、冷静でもあるということか・・・汗・・・いずれサービスとか中味で勝負かな?

 

 

 

 

夜は「夜神楽」でも観よう・・・。

 

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あねっこの里へ・・・汗

2010-06-10 18:22:28 | 湯っこ・鉄道・旅・・・

 12日、13日の土日は遠野物語発刊百周年記念としての遠野物語百年祭が開催予定で遠野は盛り上がりをみせております。

 またその前後、ローカル局ながらもテレビ。ラジオでも関連番組の放送、放映が結構あり、メディアでも取り上げられ、大きな注目を浴びておりますが、こうしたことから個人ブログである当ブログでは関連イベント等を詳しくご紹介しませんので、あしからず・・・・詳しくは「遠野物語100周年プロジェクト推進室」
こちらをご参照願います。

 

 さて、昨日に引き続き、釜石線を走る臨時列車「ふるさと号」花巻行きの下り線撮りの為、そして調べモノがあってまずは綾織駅へ・・・・。

 

 在来線、上り列車・・・午前8時30分過ぎ?  綾織駅付近

 

綾織駅通過でしたので快速列車か?・・・ちょっと傾いておりますね・・・

 

 今回も撮影場所で朝になっても悩みまくり・・・ふるさと号は釜石を出て、遠野駅へは確か9時過ぎに到着と記憶、末娘を学校に送ってそのまま撮影しようと準備はしていたが、ゴンゲンさんがスタンバイする上郷方面か?青笹駅辺りも捨てがたい?やはりいつもの如く綾織周辺か?

 ところが家を出る頃、紫波への用向事案が発生、途中で撮影してそのまま紫波へ・・・これで決まりということで綾織方面へ・・・・。

 今回はできるだけ障害物が少なく、長くカメラを振ることができる真っすぐな線路沿いを・・・・上手くはできないけど流し撮りモドキに挑戦・・・汗

 

 午前9時15分頃?近くの踏切の遮断機の音が鳴り響く・・・。

まずはPモードで普通に・・・・

 

 

3枚程撮ったところでSモード切り替え、あらかじめ設定の数値で連射。

 

 

 下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる・・・というように連射で20数枚のうち、数枚は、それなりに写っているものです・・・汗

 

 遠野での撮影を終えると、用向きの紫波へ・・・・紫波まで来て直ぐ帰るのもなんだと思い、少し遠いですがちょっと気になる場所があったのでそちらまで・・・・

 

 折角、カメラ一式も積んでいることだし・・・・普段は乗ることも撮ることもないだろうということで・・・・

 

 

 

 

秋田新幹線「こまち E3系」を雫石で狙う・・・・。

 上京の際は、はやて号(八戸~東京)に連結されている姿しか見たことはないですが・・・(新花巻利用なもので・・・汗)・・・盛岡←→秋田間はミニ新幹線ということで盛岡から大曲までは田沢湖線、大曲~秋田までは奥羽本線を単独で走行しております。

 なんかE3系・・・拙カメラもE3・・・汗・・・これは撮らなくてはね・・・

 

 場所は適当にスタンバイ、雫石駅至近の場所にて、手っ取り早く陣取りました。

 下り・・・秋田行き・・・・これも流す・・・

 

 

 

 

午後・・・上り

 

 

 

 いきなりの決定でどの場所で撮ろうかという思案もないまま、適当なところで撮影となってしまいましたが、晴れていれば岩手山をバックにというロケーションも有りで、是非にまた再チャレンジしたいですね。

 それと在来線(田沢湖線)も走っていて、こちらも捨てがたいです・・・次回の楽しみとしたいと思います。

 

 

 思い付きで秋田新幹線撮りをしましたが、予てより気になっていた場所は道の駅「雫石あねっこ」・・・小生の好きなもの2つが一度に味わうことができるらしいのです・・・

 

 道の駅 雫石あねっこ

 もう少し平野部の方にあると勘違いしておりましたが、国道46号線、仙岩峠入口というより峠の登り口にある道の駅。

 結構規模も大きい・・・。

 

 まずは一つ目

 

 道の駅レストランの人気メニュー「地鶏冷麺」

 一番人気は味噌ラーメン?らしいですが、以前、ネットで知り合った盛岡在住の知人から、盛岡冷麺好きの小生に一度でいいから「雫石あねっこ」の冷麺を食べてみてください・・・と言われておりました。

 「鶏系出汁が効いていてサッパリとした味わい、盛岡冷麺通でも思わず唸る冷麺ではないでしょうか?」とのこと。

 少し気になっていたので、ようやく食することができました・・・

 

 でっ・・・麺は細麺ながらもしっかりとした歯ごたえ、スープは前評判通り、コクの中にもサッパリとした味わい、確かに美味い・・・・ただ辛みは市販でのインスタント盛岡冷麺での液体スープ(水で割るタイプ)と同じ味わい・・・キムチはまずまずながら、入れ過ぎるとしょっぱくなった・・・少々残念と思うも、それでも全体的には美味い冷麺には違いない・・・。

 

 

二つ目

 

 

 道の駅併設の温泉施設・・・・「新橋場温泉」

 

天然温泉です・・・これは凄い・・・

 

入湯料5百円

 

 

内湯、露天風呂、乾式サウナ・・・設備も充実

 

 近くには名だたる温泉がある雫石町、仙岩峠を越えれば秋田県田沢湖ということで、こちらも温泉地帯・・・そんな環境の中にありますからレベルは高いといえます。

 道の駅に温泉施設・・・その土地に併せた目玉があるということ、素晴らしいですし、利用する側も楽しみが増えてうれしいです。

 

 グルメに温泉、そして鉄・・・・後は南部美人といえば、秋田小町と並び称される「雫石あねっこ」に遭うことですかね・・・

 

 雫石地方は本格的な雨降りとはならず・・・遠野地方に大雨警報発令ということで、とりあえず勤務地の宮守町までは急いで帰って参りました・・・が・・・宮守も雨は降ってませんでした・・・間もなく警報解除

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初夏のカマー・ふるさと号

2010-06-09 16:23:41 | 湯っこ・鉄道・旅・・・

 まずまずな空模様、しかも気温はグングン上がって本日も夏日となった遠野地方ですが、花っこも梅雨の頃に咲く花々に移行という季節ですが、梅雨前線も春の桜前線同様、遅れている雰囲気です・・・・。

 

 

 さて、今回もゴンゲン様より臨時列車情報をいただいておりましたが、初夏の釜石線を「ふるさと号」(三色のお座敷列車)が走るということで、まずは釜石方面への下り列車を撮るため、六日町裏の鉄橋辺りから狙いました。

 

ふるさと号

2010.6.9 13:35頃

 

 

 

 

 3両全てが入るようにと構図を決め、標準ズームレンズで狙うことに・・・。

 ちょっと小さいといいますか迫力に欠けますが、実は望遠使っての流し撮りに挑戦と目論んでおりました・・・汗

 3両全て入れるか、ひとつずつの車両を撮るか?直前まで悩みましたが結局3両を入れる位置にスタンバイ・・・次回は場所も構図も変えてみよう・・・。

 

 

 今週末の12日、13日は遠野物語発刊百周年のイベント等が開催の予定・・・メインイベントといった位置付けだと思います。

 テレビなんかでも遠野からの中継やら特別番組も目白押しといった雰囲気・・・。

 

 

 本番前にレギュラーの列車で流し撮りの練習を・・・

 

1/30秒

 

 

 鉄マニアではありませんでしたが、なんか鉄撮りに嵌りつつあるような?・・・また乗り鉄といいますか、鉄道での旅も実は興味あり・・・汗

 

 ということでブログのカテゴリーに「鉄・旅」として追加いたしました。

 ホームグランドの釜石線のみならず、色んなローカル線なんかも撮ってみたい、また間もなく「としょり切符」解禁なので、これも利用しての乗り鉄の旅もしてみたいです・・・

 

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寺旧跡・人首福泉寺

2010-06-07 16:04:45 | 福泉寺・伝承等

 本日も晴天也・・・しかも夏日・・・

昨日の運動会の余韻やら筋肉痛で難儀している方々も多いのでは・・・?

 

とにかく月曜日、一週間の始まりです・・・

 

 

奥州市江刺区人首(米里)

 

宿場町の雰囲気を色濃く残す「人首」の通り

 「人首」・・・ご存知かとは思いますが、「ひとくび」と書いて「ひとかべ」・・・なんかオドロオドロした文字ですが・・・由来等は後で・・・汗

 盛街道(大船渡)での宿場として栄えた人首、今の時代、通りが廃れるということは致し方ないことですが、それでも往時を偲ばせる旅館や飲屋さん、商店も営業しております・・・

 

 ということで江刺区人首に出掛けておりました。

 今回は、何年ぶりであろう・・・菩提寺の法門山福泉寺の前身で寺跡を残す人首福泉寺跡を訪ねてきたということですが、前回は盛岡市、紫波町に在住の知人の方々と共に地元郷土史家の先生、公民館の方のご案内を受けて初めて訪ねました。

 丁度、人首の福泉寺が伊達郡沼辺村から江刺郡人首に移って丸4百年と云われる前年に訪ねた記憶がありますので、2005年の初夏に探訪したことになります。

※伊達郡沼辺村・・・今の宮城県柴田郡村田町?福島県伊達郡桑折町?

 沼辺村とは・・・さて、どこなんでしょう・・・?

 

 

 初探訪の後、檀家役員として、また遠野の福泉寺開基に深く関わった先祖の子孫として、住職さんや他の有力檀家さんに来年は人首の福泉寺は4百年の節目となるとのことをアピールしまして、皆で訪ねましょうと提案するも、色々と行事やらが重なり、その合間の調整も難しく、いつしか立ち消えといった状態でしたが、昨年辺りから御詠歌をされる檀家の方々や住職の奥様から人首の福泉寺跡に是非に行ってみたい・・・そんな話が持ち上がり、以前に探訪経験のある小生に道順とか場所とか詳しく訪ねるものですから、今回、記憶を辿って下見して来たがホントのところですね・・・

 

 旧盛街道

 

 旧盛街道・・・といっても今は農道ですが、その道沿いの山野近くに残されている。

 

 

 表現的には少し違うと思いますが・・・「夏草や兵どもが夢の跡」 といった雰囲気・・・。

 

 明治維新後に廃れ名跡のみ残す。

 後の昭和11年(1936)遠野福泉寺関連で再興となるも間もなく廃寺となった。

 

 

 

 かつての堂宇の跡ではなく、お堂が建て替えられた際の古いお堂の残骸か?

 

  歴 史

 江刺郡はその昔、仙台の伊達政宗が領する北辺であったが、藩領を接する南部氏の備えとして伊達家臣で伊達郡沼辺村の沼辺玄蕃重仲を江刺郡人首1千石の領主として人首城へ移封した。

 その時に、沼辺氏と共に人首に福泉寺(真言宗)も移って来たと伝えられている。(慶長11年(1606)12月) 初代住職は宥海師

 他に曹洞宗の自徳寺(同地に現存)も人首に開山と伝えられる。

 

 以来、明治維新までの263年にわたり、人首城主の沼辺家の庇護の下、家中寺として存続したといいますが、明治維新の後は沼辺氏やその家臣達は禄を失い人首を離れると加持祈祷が主である家中寺の福泉寺は檀家も無く没落となり名のみ残すも実質は廃寺となった。

 

 菩提寺、法門山福泉寺(遠野)を開山した初代、佐々木宥尊師が本山長谷寺(奈良県)での修行を終え、本山高木大僧正から名跡のみ残す江刺人首の法門山福泉寺の寺号を頂いて最初の修行の地、五大堂光勝寺(花巻市石鳥谷)に帰って来たのが明治41年?とされる。

 宥尊師には江刺において福泉寺再興よりも遠野での早池峰山妙泉寺の再興が宿願であったともいわれますが、当時の政治、社会事情から妙泉寺の寺号復興は難しいと判断、法門山福泉寺として遠野の地に開山を目指し、現在の地に数々の労苦と辛酸の末、大正元年に開山、新寺認可は大正6年となっている。

 江刺人首の福泉寺の名跡は継ぐも歴史等を継承したものではなく、寺社においては比較的新しい寺院として今に至っている。

 後の昭和11年、宥尊師の弟子であった小山氏が福泉寺別院として人首の福泉寺跡に再興を図るも住職の出征、戦死等の不幸もあって、再興は成らなかった。

 

樹齢4百年以上と伝えられるカヤの木

 

人首福泉寺の隆盛を見てきた唯一の証人といえよう・・・。

 

 跡地の斜面には、歴代住職の墓石が数基残されているが、夏草に覆われ確認することは難しい。

 墓石には「宥○」の字を使う住職が多くいたことが確認できる。

 真言宗豊山派には案外多く、かつての早池峰山妙泉寺歴代でも数多く確認できますし、遠野福泉寺関連の2代までや弟子の多くもそのとおりである。

 

昭和17年当時の堂宇図面

江刺区米里在、郷土史家、利府氏作図?

 

 

お堂は、かつての寺で使用のモノ入れといった雰囲気が・・・?

杖、笠、太鼓、弘法大師の絵・・・等が収められている。

また跡地には他に光明真言碑3基等、古池が残されている。

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画像消失・・・涙

2010-06-06 17:37:55 | その他

 一部地域を除いて遠野市内一斉に各町では毎年恒例の町民運動会が行われた。

 我地域も市営サッカー場を会場に行われましたが、明番であったため多少出遅れた感があり、とりあえず玉入れ競技に間に合うよう出掛けましたが、我区のテントには小学生と中学生がほとんど、大人の男性が3名程、お母さん方が数人・・・大人の男性のほとんどは役員とかで、なんとも寂しいというか、いつものことというか?

 まずは運動会の模様をカメラに収めて色々と移動していると、知人から電話が・・・大したようでもない雰囲気でしたが、ひとまず会場を後にしなければならないようでもあって・・・・・・用向きの後はそのまま帰宅してしまった・・・汗

 まっ、当にされてませんので体制に影響無いと思います・・・汗

 

 ということで、運動会画像と晴天の遠野の一部を撮ったのですが、画像取り込みの際にエラーが・・・汗

 どうやらCFカードが破損したようだっ・・・涙・・・ですから画像は無しです・・・汗

 もう少し容量が多く、読み込み速度の速いCFカードを買わなければならなくなってしまった・・・結構値が張るんですよね・・・

 

 サブ機装着のCFカードをメインカードに昇格させて試し撮り・・・。

 

 またしても福泉寺

 

 

 

 

 

6/6 午後撮影

 

良いお天気でした・・・

 

 

散歩から帰って来たネネ

 

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新緑の琴畑渓流

2010-06-04 16:11:52 | 遠野

 良いお天気の下、新緑が眩しい渓流の光景をと狙っておりましたが、連日続いた晴天も昨日まで・・・時折、小雨も混じる天気となってしまったが、本格的な雨降りに至らないということで、遠野での代表的な渓流美を誇る琴畑渓流へ出掛けて来ました。

 

 

 うだるような夏の暑い日にお届けする画像という雰囲気ですが、毎年、今時期と紅葉の季節に訪ねておりますが、赤や黄色に色づいた木々の葉もきれいですが、緑の葉もなかなか・・・といったところ・・・。

 

 ちょっとまずは設定をいじってシャッター速度を速めてみる。

 

 

 

やはり夏の暑い日に涼むにはもってこいの画像・・・汗

 

 

速度を遅くしてみる・・・。

 

 

 

 

 もう少し暑くなれば、何時間でもいて涼みながら撮影してもよいと思うのですが、雨も少しですがポツリポツリ・・・また、熊でも出そうなロケーション・・・というより遭遇しないだけで、辺りには居るかもしれません・・・汗

 風光明美な場所ですが、遠野においては山奥という位置付け、人の往来も極めて少なく、熊との遭遇率も高いといえます。

 何よりも単独行動は禁物、事故等も含めて万が一の場合の対応に遅れる可能性が大なので、くれく゜れもお気をつけください。

 

 

 おまけ

 

 いつも行く地元の湯っこ・・・ポイントガードが貯まったということで、食事券が進呈された・・・

 

 

 開館当初からの常連客のひとりであろう・・・と自分は思いますが、ポイントカードは計算上、7~8枚は手元にあることになりますが、何故か1枚しか持っていない・・・汗

 作っても直ぐ紛失したり、忘れてきたり・・・何枚かある程度ポイントが貯まっていたカードを度々紛失・・・面倒なので以来カードは作ってなかった。

 ここにきて遅まきながら、ようやく食事券をゲットできるまで貯まったということで金欠の身では食事券はたいへんありがたい・・・ただし5百円分なのでラーメンも食べれない・・・・・・さらに通ってもう1枚ゲットして1千円にしよう・・・。

 

久しぶり某所のシルバー仮面・・・笑

健在です・・・

 

 

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青撮り

2010-06-02 21:44:17 | その他

 昨日に続いて本日も朝から快晴、早朝には濃霧も出ており、遠野盆地には雲海が出現したはず・・・・行きたいけど行けない・・・?・・・気持ちの問題ですがね・・・汗

 

 ということで、こんな天気の良い日は青空を入れて色々と撮ってみようということで、まずは耳切牧道へ・・・・。

 

 早池峰山

 

 

OLYMPUS E-3  

ZUIKO  DIGITAL  ED50-200 F2.8-3.5

 

  青色が強調される日もなかなか珍しいという思いもあって、早池峰を撮ると即帰宅して、サブ機(OLYMPUS E-500)を追加して、福泉寺へ・・・。

 

OLYMPUS E-500・・・14-54 F2.8-3.5

 

毘沙門堂

OLYMPUS E-500・・・14-54 F2.8-3.5

 

OLYMPUS E-3  

ZUIKO  DIGITAL  ED12-60 F2.8-4.0

 

同じアングルでそれぞれ撮ってみる。

オリンパスブルーが出るというE-500の方が薄いように感じる。

 

E-3

 

 別に設定をいじったわけではないが、以前から気になっていた色合いが発生・・・汗・・・青が緑がかり、全体的に青系が強くでてしまう・・・。

 

OLYMPUS E-500・・・14-54 F2.8-3.5

 

 

 これはこれで良い色合いと思うこともありますが、それでもE3で撮った画像と比べると、チャチというか安っぽい色合いに感じてしまう・・・。

 

 

E-3で撮影

 

こちらの方が自然に近い・・・。

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初夏の高清水から

2010-06-01 18:06:12 | 遠野

 高清水展望台から

 

 

 今日、6月1日は夏服に衣替えの日、中学生、高校生の制服をはじめ、市内事業所等でも盛夏服への衣替えということで、形の上では夏という季節が到来といった場面です。

 まっ、毎年の事ですが、朝晩は少し肌寒いと感じることでもありますが、日中は気温も結構上がることもありますので、しっかりと体調管理には気をつけながら過ごしてまいりましょう・・・

 

 

 ということで、ほぼ快晴に近い日和、少し今年は遅ればせながらという思いもありますが、例年画像取材にこの時季の遠野を高台から狙っております高清水に行って来ました。

 盆地の中の田園風景、特に水田に水が入れられ田植え直後の遠野な風景は欠かすことはできない思いでもあります。

 

松崎町松崎・土淵町方面

 

松崎方面

 

松崎町光興寺・白岩方面

 

白岩(新張)R283バイパス

 

松崎町白岩、光興寺・土淵町谷地

 

 とにかく良いお天気、高清水牧場界隈には山菜採りの車が数台、展望台にはテレビ局クルーかな?丁度取材を終えて下山の準備中、間もなく引き揚げて行きました。

 平日ではありましたが案外賑わっておりました。

 また、ここ数日、春の雲海が早朝出現といった場面のようで翌朝が晴天の予報で少し気温が低めの朝は狙い目かもしれません・・・といいながらも夜明けが早い時期ですので、自分的には今時期の雲海狙いは難しいものと思われます・・・・汗

 

 

 お昼近く、高清水から降り、薬研渕橋付近で野鳥でも狙おうと橋脚の下を覗いていると・・・・?

 何故か不自然な形の石が・・・・?

 

 

望遠で狙ってみると・・・・カメ・・・亀のようだっ・・・!

 

 

鶴は千年、亀は万年・・・笑

鳥よりは目出度いモノを撮った・・・・・・

なんか良いことが起こりそうな・・・

 

 

本日はカメラ2代体制にて撮影。

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