卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

鶴田温泉旅館

2013-06-04 00:00:00 | 温泉(北津軽郡)
五所川原の金太郎温泉が現在休業しています。理由は源泉の温度が上がらないとの事で。
こうなるとやはり再ボーリングしかないのでしょうかね?といっても費用もかなり掛かるでしょうし簡単な事ではないでしょう。
夏場は金太郎温泉の別源泉水風呂が大活躍する時期なので早い再開を祈ります。ま、どうでもよくない話。





先日こちらの「鶴田温泉」へ行ってきました。



場所は鶴田町の陸奥鶴田駅からまっすぐ旧道の国道339号線方面へ300mほど進むと、左手に路地があるので左折し、文化通りという横町を100mほど直進すると右手に「気楽や」の看板があるので敷地内に入っていくとあります。



古くからあるであろう温泉旅館です。

日帰り利用の方が多いと思われるかなり鄙びた施設です。


左手の三階建ての建物が旅館で、隣に「気楽や」という飲み屋が併設されていて、その隣に日帰りの入り口があります。



旅館業はもうやってないのだろうと思ってましたが、たくさんの宿泊者がいました。

というのも、訪れた時に駐車場には何故か野球部の中学生らしき男子たちがキャッチボールや素振りしていて邪魔だなーと思いつつあまり気にせず中へ。

そしたら脱衣場と浴場に中学野球部員が20人近くいました!!
マジかー!!??最悪だ・・・、と帰りたくなりましたが、ちょうど男子達が続々と風呂から上がっていったのでなんとか助かりました・・・。


嵐が過ぎ去ってからは他の客は1人だけ、その後もう1人来て、更に顧問と思われる2人が帰り際にきたくらいで、常時静かなもんでした。



浴場は相変わらず鄙びてボロボロです。

壁にはどこの景色かわからない絵が描かれております。


浴場は主浴槽、熱め浴槽、打たせ湯とあります(いつも水風呂は水張ってない)。


シャワー付きカランは24ヶ所と、独立式シャワーが1ヵ所。
カランのお湯も温泉利用しています。
カランの使い勝手はだいぶ悪いです。



お湯は薄茶褐色で、塩気、油臭、ツルツル感を有し、茶色湯華あり。

塩素消毒ありの表示はあるが消毒臭は全くしません。


主浴槽は42度6人サイズ。

石組みの湯口からの投入は無く、熱め浴槽と繋がっています。

名物の超強力猛烈大噴射ジャグジーは作動して無かった。というよりはもう止めたと思われます。


熱め浴槽は44度の3人サイズ。

隣の打たせ湯の廃湯が投入されているが、湯温的に源泉も投入されているはずだが、湯口は見つからず(石組み湯口からは投入無し)。

しかしここはバッチリ油臭がするしツルツル感も強く感じる。


打たせ湯もあります。




お湯は鶴田町周辺の温泉によくある泉質ですので悪くは無いです。

しかしながらこの鄙びっぷりは津軽地方屈指、というより現在トップかも・・・(板柳温泉旅館は遂に閉館したらしいので繰上げ1位です)

野球部の顧問らしき男性2人は鄙びっぷりに驚嘆していた様子。



普通の人にはまずオススメ出来ないが、個人的にはまだ頑張って営業してたのがとても嬉しかったです!



オススメ度(温泉評価)・☆☆☆


泉質・ナトリウム-塩化物泉
泉温・65.6度(源泉掛け流し、塩素消毒あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・300円
備品・有料ドライヤー
施設・日帰り、宿泊、食事処

住所・鶴田町鶴田字早瀬168-1
電話・0173-22-2176
営業時間・9:00~21:00
定休日・無し