(高島屋の領収書です。改めて資料を見てみると、日付が3月9日でした。本文を書き直しました。同行ガイドさんと話をしながらお土産を見ていました。この後の旅行の事など話していました。)
(印刷された場所の見取り図など見ていると、併設というより別館のような感じです。地下が繋がっていたのかもしれません。ホテルの地下からデパートの地下に行く事が出来る場所はよくあるようです。日本でもありますね。)
このような訳で、訪問した国について殆ど予備知識の無いままの私の旅は最終日を迎えました。
2日遡って9日、シドニーに到着した夜、私はこの旅で出来るだけ出費を抑えてあったお財布の中身で家へのお土産を少し買う事が出来ました。ホテルに併設されて高島屋のお店がありました。私はTシャツを買う予定でいましたが、思いの外高額でした。内心流石にデパートだと思いました。そこでガイドさんお勧めの土地のお菓子などを買いました。そのお土産をリュックに詰めて、帰宅の準備をほぼ終えた私は朝の食事に出かけました。
朝食は前日に続き、1階のレストランでビュッフェスタイルの朝食です。今日帰国すると思うと、何だか不思議に名残惜しい気がしました。私にはもう少し滞在したいシドニーでありオーストラリアでした。それで、食事をしながら窓外のシドニー湾を眺めて、『また来てもよいな。』そんな事を考えたりしていました。
そう思ったのは多分私に対しての語り掛け、働きかけが多くあった旅だったからでしょう。私の場合、関わり合いが多いと言っても国内より多かったというだけの事なのですが、それでも私は気分よくこの国での最終日を迎えていました。良いお天気でした。窓外の朝の海はキラキラと眩く、様々な色を含む金色に煌いていました。
窓辺の席が空いていたので、私は迷わずにこの席を選びました。回りのテーブルにも座った当初は人影が無く、目立つことが好きではない私の思惑通り、静かに朝の食事を楽しむ事が出来ました。気が付くと窓のすぐ外には塵取りと箒が転がっていました。場所が悪かったかなと思いましたが、遥かに海の輝きを眺めていた私には、視界直ぐの眼下の掃除道具は無視さえすれば良いからと、ノープロブレムで全然気にならないのでした。