Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

傘の思い出2

2018-01-29 09:36:58 | 日記

 思春期が済んで青年期に入ると、思春期時代の友人達は地域的にも皆分散してしまい、暇な時に集うという其々に落ち着いた懐かしい顔ぶれのグループに変わりました。社会人になると尚更です。皆それぞれの生活の中で思春期、青春期時代の友人達は結婚と共に消えていきました。地域が近くないと交際も出来ない友人・友情です。その後環境が違ってくると尚更の事になりました。

 社会の最小単位が家族と定義されるように、皆自身の家庭が大切であり、社会的付き合いも家族ぐるみとなって行くのが普通でした。私も私事では子供関係の付き合いが主となりました。しかしひとり親家庭の分、ほぼ子供同士の付き合いだけに限られてしまいました。私自身の社会的な付き合いと言えば趣味の部分でしたが、この部分で出来た友人は前述した通り長続きしませんでした。私には個人的な付き合いのある親しい友人というものが無いままで長く来ました。時に幼馴染と会う機会もありましたが、場所が近く学校が同じという共通点が無くなると、時間的にも長く離れていた事から話題も無くなり、次第に沈黙が続き一緒にいるのが気詰まりになりました。長い付き合いの友人でも、気が付くと性格の不一致や相性の合う合わないが出てくる物です。改めて其々の趣味や個性の違いに気付いたりします。

 また、過去には宗教団体に入ってそちらで友人が出来たからと離れて行った友人もいました。宗教関係で結婚した友人もいます。時に友情にも恋愛と同じく邪魔が入って来るのは確かな事です。宗教で友人を作る人もいれば、宗教で友人を失う人もいる、そういった事も世の中にはあるのだと知っておくとよいでしょう。異性が友情の邪魔になる事もあれば、社会にある団体が邪魔になる事もある、個人の自由が認められているのですから世の中全く個々人の自由です。それは確かな事ですね。そう思うと降って湧いたように、また徐々に人間関係が壊れるかもしれないという事はまま有り、心構えして置いた方が良いように思えます。人との付き合いや期待感が希薄になってしまうのは否めません。

 こうやって考えてくると、人生観、性格、そう言った諸々の物で相性の合う相手が良い友人なのだろうと思えます。その様な人に時を同じくして出会えたなら、お互いにゆとりがあり付き合いを長く続ける事が出来れば、それが生涯の友人になるのかもしれません。

                     傘の思い出2 終


傘の思い出2

2018-01-29 09:05:24 | 日記

 思春期の女同士の友情はこの様に脆くも崩れ去ったかに見えました。が、異性に向かう活発な波が去った後、私達はまた元の鞘に収まり仲良しグループとして復活していました。まあいいじゃないかという訳です。こんな点は女同士単純と言えば単純、許容性があると言えば許容性がある女友達なのでした。

 この波の中にあったある日の事です。私は私と同じように過去に異性とトラブルが有り、男女交際に積極的ではない1人の友人(可なり後にその話を知りました)に気が付きました。彼女の方も私が皆と同じ男女交際の波の中にいるのだと思っていたそうでした。そしてケロッとしている分私にはもう既に特定の彼がいるのだと思っていたのでした。その日、何時もの登校時の事、常の事なら友人グループが皆乗っている電車の車両で、彼女と私の2人だけの顔ぶれとなりました。てっきり1人だけになると思って乗り込んだ電車の中で、私は車内の何時もの場所に彼女の顔を1人認めると心底意外でした。

 「あれ?どうしたの?私1人だけだと思った。」という具合です。彼女もそう思って電車に乗っていたという事でした。彼女にしても同じような状態で何時もの仲良しの連れが消えたようでした。話す内にお互い彼氏はいない事、そして、私の場合、加えて友達が新しい友人を作り、私は下校時も1人になったのだという身の上話をすると、「友達=女友達」という私の誤解に彼女は薄々気付いたようでした。

 その時の彼女はしんみりとして孤独そうでした。私の方はもう1人になってしまったとあっけらかん、その頃には気持ちの整理がついてしまっていました。こうなってしまったものは仕様が無い、私だってその内新しい友達を見つけるわと気丈に卒業後の未来に希望を託すことにしました。その朝も歩いているホームの霞んでいる先を目に、現在より先の未だ見ぬ未来で出会う人に期待すればいいと、孤独に萎えそうな気持ちを切り替えていました。

 そうやって乗り込んだ車内です、思いがけずそこに友人グループの彼女がいたのは嬉しい驚きでした。私は彼女を目の前に孤独の先輩然としていました。そして、この時同病相憐れむの2人が共感したのは確かなようでした。それで以降、この友達との友情はかなり確実なものでした。私はこの友人については自身の気持ちを理解してもらえるのではないかと期待してしまいます。現在もそうですが、無理はしない事にしています。何故なら、「結婚したら…」の言葉は彼女の言葉だったからでした。

 思えば世事に疎くのんびり屋の私はやはり友人には迷惑な存在なのかもしれません。おっとりしているとよく言われましたが、それは褒め言葉ではなく欠点を評されているのかもしれません。


微笑

2018-01-29 08:29:59 | 日記

 はいチーズ!と心の中で言って、パチリ!です。

昔からこの言葉と笑顔が定着しています。口は閉じているので微笑になります。

自撮りできる新しい携帯が欲しいです。

 ところで、今朝インターネットエクスプローラの「iPhone 7」の抽選権獲得の画面が出ました。

応募しようか如何しようかと迷いましたが、どのようなものでしょうか?詐欺かな?と結局取りやめにしたのでした。

少額を出して、誰か1人が当選したらiPhone 7がもらえるという事のようでした。応募した人は当たるとよいですね。