「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

鎌倉市のゴミの分別

2008-07-12 12:06:01 | 環境・土地


いかにも役所が作ったって感じのデザインだ(↑)。さて、この3つのRとは何であるかをご存知だろうか。Reduce、Reuse、Recycleだそうだ。白状しよう。私は最近まで知らなかった。私はエコ人間ではないらしい。Reduceがゴミの減量、Reuseが古くなったり壊れたりした住宅、家具、電化製品、古着等の再利用、Recycleはご存知のとおり紙やペットボトル等を使ったリサイクルを指す。

ゴミのリサイクル率日本一の鎌倉市の住民は、ゴミを捨てるのが大変だ。毎日捨てるゴミの種類が違う。捨て方が難しい。

一番難しいのが紙類だ。厚紙、普通紙、ダンボール。それぞれ捨て方が違うので分けなければならない。厚紙は紙袋に入れて中が見えるようにしてヒモで縛る、普通紙やシュレッダーのゴミは紙袋に入れてホッチキスで止める、ダンボールはそのままあるいはヒモで縛る。さて牛乳パックはどうすればいいのか??(答え:厚紙として処理)。ビンもよくわからない。酒や醤油等食料品用のビンは、普通のビンや缶を捨てる日に一緒に捨てる(火曜日)が、ヘア・リキッド等の非食料品のガラスビンは燃えないゴミ(金属類等)と一緒に捨てなければならない(あらかじめ決められた日、毎週ではない)のである。でもカキ油でベトベトなビンとさらさらなヘアトニックのビンは、前者は食用で後者は非食用だが、環境的には逆の捨て方が良いような気がするが(しかもちゃんと洗浄すれば同じ)・・・。

捨てる曜日は燃えるゴミ(月)、プラスチック・ビニールの容器包装類(火)、食用のビン・缶(火)ペット・ボトル(水)、燃えるゴミ(木)、先ほどの紙類(全部金)。非食用のビン・缶や燃えないゴミはいつだったか・・・。表を見ないとわからない。ウチの地区では大まかに言ってこんな具合。細かく言うと、もっと分かれている。とにかくかなり面倒なのだが、そういうルールだからそれにしたがっている。



真面目にゴミを分別していることがバカらしくなる本が最近出版された。皆さんご存知(ですか?)の武田邦彦先生著の幻冬舎新書。10年近く前に彼の「リサイクルしてはいけない」という本が出版されて以来、私は彼のファンである。テレビでもニコニコしながら過激なことを言うのでとても楽しい。通念として「エコロジーに配慮している」と思われている行為や政策の欠点やウソを指摘して、「ひょっとして違うのではないか?」と多くの人がひそかに僅かに疑っていることの真実や裏側を、彼流に解説してくれる本だ。

道路やダム、あらゆる産業が、天下りや権益等公務員達にとってのインセンティヴになる部分を含んでいる。そしてそれに群がる民間業者。ゴミ処理も、「エコ」の名の下に同様なことがあるのだろうか。もしそれが本当だとしたら、バカを見るのは納税者で、「訳のわからない仕事をひねり出し、税金を飲み込み続ける公務員の数を減らそう!」という運動を起こしたいところだが・・・。その手のことにご関心がある方は、理解の一助としてこの本をどうぞお読み下さい。

ただしこれを読むと真実が何なのかよくわからなくなってしまうかもしれない。また「エコ的」行為として一般的に賞賛されることが「ひょっとして却って弊害なのか?」と思われてしまい、恥ずかしくて実行出来なくなるかもしれない。
コメント (2)
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