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辛いモノ好きな人、集まれっ!誰でも出来るタイ・グリーン・カレーに挑戦だ。「誰でも出来る」というところが、私らしく、なんとも謙虚なタイトルである。しかし誰でも出来るモノに対して「挑戦」という言葉は不適当かもしれないという懸念は残る。
画像のカレー・ペーストを使えば調理は簡単である。調味料や食材の量の多寡、あるいは調理のプロセスの違い等、多少の誤差は許容範囲だ。誰だって作れて失敗などほとんどなく、おいしく頂けるはず。
まず最初に、今や簡単に手に入るMAE PLOY社製のペーストを入手。気の利いたスーパーならどこでも売っている。あるいは輸入食料品店や通販でも買える。あとは材料を買い揃えるだけだ。必要な材料のうち、いかにもアジアって感じのするものはココナッツ・ミルクの缶(400g)とナンプラーくらいだろう。それ以外は日常的に使う調味料と野菜と肉だ。何でも良さそうなものだが、比較的普通に無難に買い揃えてみた。ピーマン、ナス、タケノコ(水煮して千切りしてあるものを使った)、シメジ、鶏肉。調味料はサラダ油と砂糖。これに加え、自分で勝手に少量だけ中華ガラスープの素を入れてみた。
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私はタイ米が大好きである。炊いている時のにおいがたまらない。カレーや炒飯には最適な細長い種類の米で、炊き上げ後も粘り気が少ない。これも最近はあちこちで売っているし、通販でも買える。鎌倉なら紀ノ国屋には必ずある。ただ私がそれらしい雰囲気に浸りたいというだけで、これがなければならないという訳ではなく、日本のお米でも十分おいしい調理は可能だ。さて、このタイ米を電気釜で炊きながら、お気楽タイ・グリーン・カレー調理がスタートする。
調味料を使い材料を炒める、ペーストを入れる、さらに炒める、ココナッツ・ミルクや水を入れる、ちょっと煮る。それで終わりだ。あぁ~もう出来た。なんと簡単なことか・・・。
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出来上がりの画像がこれ。サラサラ・シャバシャバしたタイ・グリーン・カレー。かなりおいしい。そして辛い。なんとも微妙に複雑なアジアの味である。口の中で咀嚼しながら、その複雑さをむむむむむぅ~と楽しむ。なんとお手軽でお安い幸福だろうか。私はタイには行ったことがないので、本当のタイ料理がどんなものかは知らないが、日本で食べるタイ・カレーなるものにかなり近いものであることは確かだ。
残りを翌日に暖めて食べると尚のことおいしかった。ただし、ピーマンやナスがかなり溶けている。それゆえ、おいしいのだろう。夏の日の昼食にぴったりだ。ビールがどんどん飲めてしまう。MAE PLOY社製のペーストには、他にもレッド・カレーやイエロー・カレーがあるそうだ。私はまだ試したことがないが、今度買ってみようと思っている。【誰でも出来る】タイ・カレーをあなたもどうぞ。