ちょっと前のこと。
【1日目】
昼間にカラダが少しダルいな?とは思ったが、その時点で熱はなかった。
ところが夜になって体温が急上昇。38.8度を記録した。自分の体温史上タイ記録のレベルか?
・・・私もついにコロナじゃないの?
かかりつけの近所の医者もとっくに診療時間は終了だ。試しに保健所にかけてみたが守衛さんが出た。
神奈川県民は、そういう時はまず神奈川県新型コロナウィルス感染症専用ダイヤルで、担当者にご相談くださいね。
番号は0570-056774(↓の画像の赤い線を施した部分)。
夜遅い時間だったが、私もそこへ電話するとすぐ出て来てくれた。24時間対応なのね。ありがたい。
私が急に38.8度にもなったと言うと、専用ダイヤルのお兄さんが質問する。
Q1. 味覚はヘンですか? Q2. 咳や痰はありますか? Q3. 息苦しさを感じますか?・・・等々。
いろいろと質問されるが、私はいずれも該当しない。
その日の夕食は妻作成の豚肉の生姜焼きだったが、「うめぇ!」と感じたくらいだ。味覚は正常だし、それ以外のコロナ独特な症状もない。ただ熱が異様に高いだけだ。
専用ダイヤルのお兄さんは「その状態はコロナじゃないかも」とおっしゃった。「でもまずは明朝、お近くのかかりつけ医に行ってください」とのこと。
その後私は、3日後の湘南鎌倉病院(大型の総合病院)のPCR検査も予約した(ネット予約可)。そして就寝。
【2日目】
前日夜は38.8度の熱を記録したのに、朝起きたら、36.9度まで私の体温は下がっていた。からだも随分楽だ。
でも神奈川県の専用ダイヤルの指示通り、稲村ケ崎の山下・ごとう小児科内科へ行った。いつも行く最寄りの章平クリニックは休診日だったのだ。
普通の外来患者は左の入口、はしかや水疱瘡の人は右の入口から入る。私のように「COVID-19かもしれない」と自分で思っている人は右から入りましょう。
山下・ごとう小児科内科の先生は私に、神奈川県の専用ダイヤルのお兄さんと同様の質問を行い、その後診察して「コロナの症状はまったく見られない。のどの奥は腫れている。ただの風邪だ」とおっしゃる。
私はコロナではなかったのだ。
こちらの小児科内科は稲村ヶ崎駅の近くにあって、海はすぐ近くだ。
海を感じるお医者さんなのであぁ~る。
体温も下がっていることだし、海の香りもするわけで、なんだか風邪もすぐ治る気がする。
でもそう簡単でもなかった・・・。
自宅に帰る。そしてまずは湘南鎌倉病院のPCR検査の予約を取消した。
医者が「コロナの症状が全くない」と診断するのだから、PCR検査も不要だろう。
処方箋に基づきマンボウ薬局(七里ガ浜住宅地内にある薬局)が薬を出してくれた。
薬はこんなの。左が解熱剤、右が抗生物質である。
解熱剤と抗生物質の組み合わせとは、力強い。
しかし朝には36.9度まで下がっていた体温が、解熱剤を服用しても、夜にはまた38度を超えることとなった。
あぁ~からだがダルいなぁと思いながら就寝。この日はもうこれ以上は寝れないってくらいに昼間も寝ていたが、それでも夜もまた寝てしまう。
夜中何度か目覚めたので、その都度体温を計るが、また38.8度なんてものになっていて、嫌になる。
【3日目】
しかし朝起きると体温は急激に下がっていた。昨日朝と同じような現象。
36.7度だ。解熱剤を服用しても夜中は38.8度になり、朝になると前日同様に下がっているわけだ。
38度台⇒36度台⇒38度台⇒36度台と、乱高下する株式市場のような私の体温。
日中体温に変化のサイクルがあるのは自然なことだが、深夜寝ている時の体温が一番高いというのは普通じゃないね。しかも38度台なんて全く普通じゃない。
36.7度なら平熱よりわずかに高いかな?という程度だ。そういえば、私が子供の頃、私の熱がちょっと高くてそれがずっと続くというので、近所の医者が大阪大学医学部を紹介してくれて、その各科で様々な検査を受けたことがある。結果は「どこにも異常がありません。これがこの子の平熱なんでしょう」というものだったことを思い出した。
ドガティ君も「おとーさんは家にいるのに遊んでくれず、ボクの散歩にも参加しないで、寝てばかりいる」と不思議に思っているらしい。
起床すると、「だっこ、だっこ」とだっこをせがむので、そうしてあげる。
この子、だっこが好きなんだよね。
さて、私の熱は今後どうなるのか?
2日目はほぼ一日中寝ていたので、3日目の朝に体温が下がると、もはや寝ていられない。また夜には上がるかもしれないが。
とりあえず解熱剤と抗生物質を服用して、あとは暇をつぶす。
中国四川省、山奥の農村のYouTuberというかビデオ・ブロガーである李子柒(リー・ズーチー)ちゃんの動画を見る。
彼女のチャンネルには多くの動画がアップロードされていて、とても美しい農村の生活風景を見ることが出来る。
みな20分前後のものが多く、少し長めだ。言葉はほぼない。ただただ美しい生活風景。説明は文字で出て来る。
彼女は畑仕事も山の作業も料理も工作も上手で、馬にも乗る。世界中にファンがいるらしい。
どういう人が企画して継続的にこれをアップロードしているのか? 私が見ただけでも、古いものはもう3年ほど前のものだ。
画面の切り取り方や全体のバランスもとても美しい。
さて、熱が下がると元気になり、腹も減る。妻も出かけてしまったので、ひとり焼肉。
スズキヤさんのマザーチキン(ただし、もろみ味噌味)。
マザーチキンとは卵を産まなくなった親鶏の肉。
ただでさえブロイラーの鶏肉とは異なり、味が濃い上に噛み応えがある。
しかも若旦那(スズキヤさんの社長、もう若くはないが若旦那・・・(笑))が微妙に味付ける。
網で焼こうね。
網焼奉行を使いましょう。
溝の部分に水を入れ、水蒸気も使い、炎も使ってやわらかく焼き上げる。脂は水の中に落ちる。
マザーチキン(もろみ味噌味)を解凍した。
ドガティ君もスタンバイ。
君、なんど来てもダメなものはダメよ。
焼き始めよう。
ドガティ君が睨む。
睨まれてもねぇ・・・。
この濃い味付けの肉を君に食べさせるわけにはゆかない。
あぁ~、おいしい。肉!って感じ。
「ボクも欲しい!」と訴えるドガティ君。
なくなりました。
不思議なもので、解熱剤を服用しているのに、まだフワフワと体温が高くなる。
37度をちょっと超えた。
寝よっかなぁ~。午後は寝た。途中体温を計ると37.8度ほどまで上がっていた。
夕方起きる。体温は37度少し。
しばらくパソコンの前に座り世の中の情勢を眺める。
ん、なんか調子いいかも。
解熱剤を飲む。さらに調子いいかも。
晩飯もしっかり食べる。カキフライをむしゃむしゃ。
食後は抗生物質を服用。
体温が下がったなーー。3時間前には37.8度もあったというのに。日中の変動も大きい。上がったり、下がったり。
でもわからないぞ。
前日は、夜が遅くなるにつれて体温がどんどん上がり、夜中に体温は38.8度に到達したからね。
この日就寝後に何度か体温を計ったが、やはり体温が上がる。1日前と比べるとかなり低いが、それでも37.5度はあったな。
明日に期待だ。
【4日目】
5:00AM起床。
体温は今までの中で一番低い36.5度。
36.5度が解熱剤を服用する最低レベルの体温ということになっているので、解熱剤を服用した。
毎日体温は起床時が最低で、就寝中の夜中が最高だ。
上下の変動を繰り返しながらも、日々の最高体温、最低体温をチェックすると、日が経つにつれ全体的に下がる傾向にあるという状況。
昨年のドル相場みたいだね。
さあ、4日目の体温の最高水準はどのあたりになるのでしょう。
ところがこの日は昼を過ぎても体温が上がらなかった。ちょっと用事で外に出てみても平気だった。
夜になっても36.3~36.5度をキープ。なんと!治ったみたい。
その後夜中に体温が上がることもなくなった。
ということで、無事終了。解熱剤はもう要らない。
ドガティ君が「おとーさんは家にいるのに寝てばかりで、退屈」と絶望する日々は、終わった。
しかし「ついに自分もコロナ?」と思った時は、結構怖いものですねぇ。
また外では常にマスクしているから、風邪なんてひかないってこともないんですねぇ。
【1日目】
昼間にカラダが少しダルいな?とは思ったが、その時点で熱はなかった。
ところが夜になって体温が急上昇。38.8度を記録した。自分の体温史上タイ記録のレベルか?
・・・私もついにコロナじゃないの?
かかりつけの近所の医者もとっくに診療時間は終了だ。試しに保健所にかけてみたが守衛さんが出た。
神奈川県民は、そういう時はまず神奈川県新型コロナウィルス感染症専用ダイヤルで、担当者にご相談くださいね。
番号は0570-056774(↓の画像の赤い線を施した部分)。
夜遅い時間だったが、私もそこへ電話するとすぐ出て来てくれた。24時間対応なのね。ありがたい。
私が急に38.8度にもなったと言うと、専用ダイヤルのお兄さんが質問する。
Q1. 味覚はヘンですか? Q2. 咳や痰はありますか? Q3. 息苦しさを感じますか?・・・等々。
いろいろと質問されるが、私はいずれも該当しない。
その日の夕食は妻作成の豚肉の生姜焼きだったが、「うめぇ!」と感じたくらいだ。味覚は正常だし、それ以外のコロナ独特な症状もない。ただ熱が異様に高いだけだ。
専用ダイヤルのお兄さんは「その状態はコロナじゃないかも」とおっしゃった。「でもまずは明朝、お近くのかかりつけ医に行ってください」とのこと。
その後私は、3日後の湘南鎌倉病院(大型の総合病院)のPCR検査も予約した(ネット予約可)。そして就寝。
【2日目】
前日夜は38.8度の熱を記録したのに、朝起きたら、36.9度まで私の体温は下がっていた。からだも随分楽だ。
でも神奈川県の専用ダイヤルの指示通り、稲村ケ崎の山下・ごとう小児科内科へ行った。いつも行く最寄りの章平クリニックは休診日だったのだ。
普通の外来患者は左の入口、はしかや水疱瘡の人は右の入口から入る。私のように「COVID-19かもしれない」と自分で思っている人は右から入りましょう。
山下・ごとう小児科内科の先生は私に、神奈川県の専用ダイヤルのお兄さんと同様の質問を行い、その後診察して「コロナの症状はまったく見られない。のどの奥は腫れている。ただの風邪だ」とおっしゃる。
私はコロナではなかったのだ。
こちらの小児科内科は稲村ヶ崎駅の近くにあって、海はすぐ近くだ。
海を感じるお医者さんなのであぁ~る。
体温も下がっていることだし、海の香りもするわけで、なんだか風邪もすぐ治る気がする。
でもそう簡単でもなかった・・・。
自宅に帰る。そしてまずは湘南鎌倉病院のPCR検査の予約を取消した。
医者が「コロナの症状が全くない」と診断するのだから、PCR検査も不要だろう。
処方箋に基づきマンボウ薬局(七里ガ浜住宅地内にある薬局)が薬を出してくれた。
薬はこんなの。左が解熱剤、右が抗生物質である。
解熱剤と抗生物質の組み合わせとは、力強い。
しかし朝には36.9度まで下がっていた体温が、解熱剤を服用しても、夜にはまた38度を超えることとなった。
あぁ~からだがダルいなぁと思いながら就寝。この日はもうこれ以上は寝れないってくらいに昼間も寝ていたが、それでも夜もまた寝てしまう。
夜中何度か目覚めたので、その都度体温を計るが、また38.8度なんてものになっていて、嫌になる。
【3日目】
しかし朝起きると体温は急激に下がっていた。昨日朝と同じような現象。
36.7度だ。解熱剤を服用しても夜中は38.8度になり、朝になると前日同様に下がっているわけだ。
38度台⇒36度台⇒38度台⇒36度台と、乱高下する株式市場のような私の体温。
日中体温に変化のサイクルがあるのは自然なことだが、深夜寝ている時の体温が一番高いというのは普通じゃないね。しかも38度台なんて全く普通じゃない。
36.7度なら平熱よりわずかに高いかな?という程度だ。そういえば、私が子供の頃、私の熱がちょっと高くてそれがずっと続くというので、近所の医者が大阪大学医学部を紹介してくれて、その各科で様々な検査を受けたことがある。結果は「どこにも異常がありません。これがこの子の平熱なんでしょう」というものだったことを思い出した。
ドガティ君も「おとーさんは家にいるのに遊んでくれず、ボクの散歩にも参加しないで、寝てばかりいる」と不思議に思っているらしい。
起床すると、「だっこ、だっこ」とだっこをせがむので、そうしてあげる。
この子、だっこが好きなんだよね。
さて、私の熱は今後どうなるのか?
2日目はほぼ一日中寝ていたので、3日目の朝に体温が下がると、もはや寝ていられない。また夜には上がるかもしれないが。
とりあえず解熱剤と抗生物質を服用して、あとは暇をつぶす。
中国四川省、山奥の農村のYouTuberというかビデオ・ブロガーである李子柒(リー・ズーチー)ちゃんの動画を見る。
彼女のチャンネルには多くの動画がアップロードされていて、とても美しい農村の生活風景を見ることが出来る。
みな20分前後のものが多く、少し長めだ。言葉はほぼない。ただただ美しい生活風景。説明は文字で出て来る。
彼女は畑仕事も山の作業も料理も工作も上手で、馬にも乗る。世界中にファンがいるらしい。
どういう人が企画して継続的にこれをアップロードしているのか? 私が見ただけでも、古いものはもう3年ほど前のものだ。
画面の切り取り方や全体のバランスもとても美しい。
さて、熱が下がると元気になり、腹も減る。妻も出かけてしまったので、ひとり焼肉。
スズキヤさんのマザーチキン(ただし、もろみ味噌味)。
マザーチキンとは卵を産まなくなった親鶏の肉。
ただでさえブロイラーの鶏肉とは異なり、味が濃い上に噛み応えがある。
しかも若旦那(スズキヤさんの社長、もう若くはないが若旦那・・・(笑))が微妙に味付ける。
網で焼こうね。
網焼奉行を使いましょう。
溝の部分に水を入れ、水蒸気も使い、炎も使ってやわらかく焼き上げる。脂は水の中に落ちる。
マザーチキン(もろみ味噌味)を解凍した。
ドガティ君もスタンバイ。
君、なんど来てもダメなものはダメよ。
焼き始めよう。
ドガティ君が睨む。
睨まれてもねぇ・・・。
この濃い味付けの肉を君に食べさせるわけにはゆかない。
あぁ~、おいしい。肉!って感じ。
「ボクも欲しい!」と訴えるドガティ君。
なくなりました。
不思議なもので、解熱剤を服用しているのに、まだフワフワと体温が高くなる。
37度をちょっと超えた。
寝よっかなぁ~。午後は寝た。途中体温を計ると37.8度ほどまで上がっていた。
夕方起きる。体温は37度少し。
しばらくパソコンの前に座り世の中の情勢を眺める。
ん、なんか調子いいかも。
解熱剤を飲む。さらに調子いいかも。
晩飯もしっかり食べる。カキフライをむしゃむしゃ。
食後は抗生物質を服用。
体温が下がったなーー。3時間前には37.8度もあったというのに。日中の変動も大きい。上がったり、下がったり。
でもわからないぞ。
前日は、夜が遅くなるにつれて体温がどんどん上がり、夜中に体温は38.8度に到達したからね。
この日就寝後に何度か体温を計ったが、やはり体温が上がる。1日前と比べるとかなり低いが、それでも37.5度はあったな。
明日に期待だ。
【4日目】
5:00AM起床。
体温は今までの中で一番低い36.5度。
36.5度が解熱剤を服用する最低レベルの体温ということになっているので、解熱剤を服用した。
毎日体温は起床時が最低で、就寝中の夜中が最高だ。
上下の変動を繰り返しながらも、日々の最高体温、最低体温をチェックすると、日が経つにつれ全体的に下がる傾向にあるという状況。
昨年のドル相場みたいだね。
さあ、4日目の体温の最高水準はどのあたりになるのでしょう。
ところがこの日は昼を過ぎても体温が上がらなかった。ちょっと用事で外に出てみても平気だった。
夜になっても36.3~36.5度をキープ。なんと!治ったみたい。
その後夜中に体温が上がることもなくなった。
ということで、無事終了。解熱剤はもう要らない。
ドガティ君が「おとーさんは家にいるのに寝てばかりで、退屈」と絶望する日々は、終わった。
しかし「ついに自分もコロナ?」と思った時は、結構怖いものですねぇ。
また外では常にマスクしているから、風邪なんてひかないってこともないんですねぇ。