ぼーーーっとした鎌倉プリンスホテル前の景色。鎌倉市七里ガ浜東っていつもわりにぼーーーっとしている(笑)
のんびりしているというのかね。
本日のお話は長いですよ。
ちょっと仕事の関係で、東京へ行かないといけない。東京って久しぶりだ。なんか、うれしいな。
この頃(↓)、ポール・マッカートニーが弾けそうに元気だったね♪
Rock Show♪
江ノ電七里ヶ浜駅のホームから上を見上げる。
このあたりでもおそらく最も傾斜がきついところだろうな。
全部石を組んであるからオドロキだ。
鎌倉行きの電車に乗ろう。
鎌倉駅で江ノ電からJR横須賀線に乗り換えよう。
成田エクスプレスだ! たまにはこれに乗って成田空港に行って、そこから英国にでも行きたいものだ。
2017年に乗ったのが最後かな。もう4年前か! あの時はアリゾナ州なんて変わったところに行った。
残念ながら本日は普通に横須賀線で・・・と思っていたら湘南新宿ラインが来るぞ。
で、渋谷へ。
ハチ公見るのって何年ぶりだろ。
ヒカリエ見るのも久しぶりだわー。
オフィス渋谷キューズって何?
あちゃー、知らないわ、こんなの。
渋谷ってよく変化するよね。
渋谷スクランブル・スクエアってのも知らない。
浦島太郎状態だね。
もともと私は渋谷に疎いし。ここ最近はまったく来なかったし。
とにかく東京メトロの銀座線へ。
日本最古の地下鉄ってだけあって、古いイメージの銀座線。
その渋谷駅も同様だったけど、こりゃ新しい。
渋谷駅で銀座線に乗って赤坂見附駅で降りる。
巨大で複雑な赤坂見附の交差点。
ここを理解するのは難しいらしく、よく間違ったドライバーが警察に捕まっている。
このあたりはお堀のイメージが強い。
旧紀伊藩邸の敷地が変遷を経て、今では東京ガーデンテラス紀尾井町となっている。
ここが赤坂プリンスだった時代は巨木がかなり残されていてまだ良かったが、今のになってから、敷地内の緑はほとんど消えてしまった。
建てたビルがデカすぎるのですよ(↓)。
明治時代に旧藩邸なんてみんな公園にしてしまえば良かったのに。
歴史的遺物はたくさんあるよ。
江戸城の端っこ、赤坂御門はよく保存されている。
緻密に組んだ石も中が抜けて、一部傾いたりしていて面白い。
下の画像で赤の破線で囲った石など、旗型の形に切り刻まれ、周囲の石としっかり組み合わされている。
黒田藩(現在の福岡県)がここの工事を担当したそうだ。
弁慶橋の横には有名なボートハウス。ブラックバス釣りもできる。
でも巨大なウシガエルがいたりするので、それが釣れちゃうとやっかいだね。
ボートハウスの上の森は、旧彦根藩(井伊家)の屋敷跡で、そこにあるのがホテル・ニューオータニだ。
こちらは隣の旧紀伊藩の屋敷跡(現在の東京紀尾井町ガーデンテラス)よりはマシな開発で、敷地内に樹齢数百年の巨木が多く残されている。
246号線沿いに少し進むと、日本が誇るゼネコン、鹿島のビル。
ゼネコンって感じだよねー。
このマークがなぜ鹿島なんだろ?と長年不思議に思って来た。
アルファベットの「 i 」と「n」を横に並べたように見えるからね。
で、調べてみたら、これはカタカナの「カ」なんですって。びっくり!
大工さんの現場で使われる直角に曲がった定規のカネジャクのカであり、鹿島のカであり、チカラのカだそうな。
私の長年の疑問が氷解した。
その隣のデカいビル。
ここには住友電工やオラクルが入居する。
さらにその隣は豊川稲荷(東京別院)だ。
稲荷はどこでも赤い。
茶色いのは食べモノのお稲荷さん。
溜池の三嶋さん。
麹町の鈴川リサさん。
日本橋長谷川町の伊藤萬助?・・・のちのイトマン(伊藤萬)の? でもあの人は大阪だよねーー。これは別人?
誰かご存じかしら?
私はかつて長い間赤坂見附のオフィスで働いていたので、ここは何度も通っているが、初めて気づいた。
さて、どうしよう? 入ってみますか?
赤い稲荷では、中に停まるクルマも赤い?
コンコン!
コンコン! コンコン!
コンコンコンコンコンコンコンコン!!!
鎌倉の佐助稲荷とお狐様の数で勝負だ。
とにかく真っ赤っか。
その隣は広大な敷地。
赤坂迎賓館や赤坂御所を含む巨大な土地だ。
この敷地の南端の石垣はとても整然としていて、それが246号線沿いにずっと続くので、この辺りってちょと高級なイメージに見える。
ぐちゃぐちゃに開発されるよりはいいよね。
おかげ様で気持ちよく歩ける。
すると普段はあまり目にしないクルマが現れる。
ポルシェやベンツなんてのじゃないよ。
マクラーレンだ。
246号線ではよく見かけるが、七里ガ浜東では見かけないねぇ。
爆音鳴らして走るマクラーレンもいて、閉口する。高級なクルマほど控えめに走って頂きたい。それでこそ上品ってもんだ。
まだ石垣が続いている。
マクラーレンの先には草月。生け花の総本山、大きなビルだ。
真上のガラスにも映っているよ。
草月の向こうはまた広い敷地。
公園になっているのだ。
ここは高橋是清の屋敷跡。
蔵相にもなり、積極財政を進めた人として知られる。
私が最初に勤めた銀行の前身で、戦前の国策外国為替銀行である横浜正金銀行の頭取でもあった人だ。その横浜正金銀行は戦後改組され、外国為替専門銀行としての東京銀行に化け、やがて私がそこに就職したという話は以前書いた。でも早々と辞めちゃったが(笑)。
広い敷地です。木がたくさん。
クス、スダジイ、ケヤキ。
鎌倉の山に生えている木と、種類は似ている。
全体が木に覆われ、平らな土地である。
しかし隅っこだけは小高い。
そこに高橋是清翁の像がある。
お参り、お参り。
これからも、世界の金融市場をお守りくださいね。
そのお隣は、フランス的だったりする・・・プラース・カナダ。
30年前に竣工したオフィスビルとカナダ大使館だ。
ピラミッドの上の部分を切り取ったような不思議な外形。
青山ツイン!!
私がまだ学生だった頃に竣工した建物だ。その後私は銀行に勤めるようになるが、当時の私はかなりの美青年(←ホントか?)。その美青年を狙う困ったオジサンが勤めていた会社がこの青山ツインにあった。そのオジサンが勤める会社は私が勤める銀行の取引先であり、そのオジサンは当時の私のような美青年が大好きなのだった。この青山ツインに当時あったその取引先を私が仕事で訪ねて行くと、私は応接室に通され、誰もいない応接室でいきなり肩を組まれたりするという大変な経験を経て、私はオトナになったのだった。一人前の社会人になるということは、大変なことなのだ。
そんな私の昔の記憶などとは無関係に、青山ツインに入るフランスのブランド店、ベルルッティ。
さらにその先。青山一丁目駅がある交差点を挟んで向こうに高層ビル。
ホンダ本社でーーす。
昔、取引先だったので、よく来たなぁ。
向こうは伊藤忠本社ビル。
マクラーレンやホンダだけじゃなく、アストン・マーティンなんてのもあるよ。
ダブルオーセブン、ジェームズ・ボンドのクルマだ。
でもアストン・マーティンなんてちょろいかもしれない。
すぐ近くにはランボルギーニなんてのがある。
いったいこれはいくらするんだ?
代理店のコーンズ。
ベントレーだって売っているよ。3,000万円くらいは用意しよう。
明治神宮外苑前の銀杏並木。
晩秋は見事な景色が見られる。
今はつまらないけどね。
あ、国会議事堂の屋根が丸くなった!
・・・ってわけではなくて、これは聖徳記念絵画館。
明治天皇とその時代をたたえる美術館だ。
あぁ~、長いウォーキングだった。
このあと私は先ほどのカナダ大使館近くに引き返し、そのすぐ近くにあるビルの中で、お仕事を済ませたのだった。
【つづく】
のんびりしているというのかね。
本日のお話は長いですよ。
ちょっと仕事の関係で、東京へ行かないといけない。東京って久しぶりだ。なんか、うれしいな。
この頃(↓)、ポール・マッカートニーが弾けそうに元気だったね♪
Rock Show♪
江ノ電七里ヶ浜駅のホームから上を見上げる。
このあたりでもおそらく最も傾斜がきついところだろうな。
全部石を組んであるからオドロキだ。
鎌倉行きの電車に乗ろう。
鎌倉駅で江ノ電からJR横須賀線に乗り換えよう。
成田エクスプレスだ! たまにはこれに乗って成田空港に行って、そこから英国にでも行きたいものだ。
2017年に乗ったのが最後かな。もう4年前か! あの時はアリゾナ州なんて変わったところに行った。
残念ながら本日は普通に横須賀線で・・・と思っていたら湘南新宿ラインが来るぞ。
で、渋谷へ。
ハチ公見るのって何年ぶりだろ。
ヒカリエ見るのも久しぶりだわー。
オフィス渋谷キューズって何?
あちゃー、知らないわ、こんなの。
渋谷ってよく変化するよね。
渋谷スクランブル・スクエアってのも知らない。
浦島太郎状態だね。
もともと私は渋谷に疎いし。ここ最近はまったく来なかったし。
とにかく東京メトロの銀座線へ。
日本最古の地下鉄ってだけあって、古いイメージの銀座線。
その渋谷駅も同様だったけど、こりゃ新しい。
渋谷駅で銀座線に乗って赤坂見附駅で降りる。
巨大で複雑な赤坂見附の交差点。
ここを理解するのは難しいらしく、よく間違ったドライバーが警察に捕まっている。
このあたりはお堀のイメージが強い。
旧紀伊藩邸の敷地が変遷を経て、今では東京ガーデンテラス紀尾井町となっている。
ここが赤坂プリンスだった時代は巨木がかなり残されていてまだ良かったが、今のになってから、敷地内の緑はほとんど消えてしまった。
建てたビルがデカすぎるのですよ(↓)。
明治時代に旧藩邸なんてみんな公園にしてしまえば良かったのに。
歴史的遺物はたくさんあるよ。
江戸城の端っこ、赤坂御門はよく保存されている。
緻密に組んだ石も中が抜けて、一部傾いたりしていて面白い。
下の画像で赤の破線で囲った石など、旗型の形に切り刻まれ、周囲の石としっかり組み合わされている。
黒田藩(現在の福岡県)がここの工事を担当したそうだ。
弁慶橋の横には有名なボートハウス。ブラックバス釣りもできる。
でも巨大なウシガエルがいたりするので、それが釣れちゃうとやっかいだね。
ボートハウスの上の森は、旧彦根藩(井伊家)の屋敷跡で、そこにあるのがホテル・ニューオータニだ。
こちらは隣の旧紀伊藩の屋敷跡(現在の東京紀尾井町ガーデンテラス)よりはマシな開発で、敷地内に樹齢数百年の巨木が多く残されている。
246号線沿いに少し進むと、日本が誇るゼネコン、鹿島のビル。
ゼネコンって感じだよねー。
このマークがなぜ鹿島なんだろ?と長年不思議に思って来た。
アルファベットの「 i 」と「n」を横に並べたように見えるからね。
で、調べてみたら、これはカタカナの「カ」なんですって。びっくり!
大工さんの現場で使われる直角に曲がった定規のカネジャクのカであり、鹿島のカであり、チカラのカだそうな。
私の長年の疑問が氷解した。
その隣のデカいビル。
ここには住友電工やオラクルが入居する。
さらにその隣は豊川稲荷(東京別院)だ。
稲荷はどこでも赤い。
茶色いのは食べモノのお稲荷さん。
溜池の三嶋さん。
麹町の鈴川リサさん。
日本橋長谷川町の伊藤萬助?・・・のちのイトマン(伊藤萬)の? でもあの人は大阪だよねーー。これは別人?
誰かご存じかしら?
私はかつて長い間赤坂見附のオフィスで働いていたので、ここは何度も通っているが、初めて気づいた。
さて、どうしよう? 入ってみますか?
赤い稲荷では、中に停まるクルマも赤い?
コンコン!
コンコン! コンコン!
コンコンコンコンコンコンコンコン!!!
鎌倉の佐助稲荷とお狐様の数で勝負だ。
とにかく真っ赤っか。
その隣は広大な敷地。
赤坂迎賓館や赤坂御所を含む巨大な土地だ。
この敷地の南端の石垣はとても整然としていて、それが246号線沿いにずっと続くので、この辺りってちょと高級なイメージに見える。
ぐちゃぐちゃに開発されるよりはいいよね。
おかげ様で気持ちよく歩ける。
すると普段はあまり目にしないクルマが現れる。
ポルシェやベンツなんてのじゃないよ。
マクラーレンだ。
246号線ではよく見かけるが、七里ガ浜東では見かけないねぇ。
爆音鳴らして走るマクラーレンもいて、閉口する。高級なクルマほど控えめに走って頂きたい。それでこそ上品ってもんだ。
まだ石垣が続いている。
マクラーレンの先には草月。生け花の総本山、大きなビルだ。
真上のガラスにも映っているよ。
草月の向こうはまた広い敷地。
公園になっているのだ。
ここは高橋是清の屋敷跡。
蔵相にもなり、積極財政を進めた人として知られる。
私が最初に勤めた銀行の前身で、戦前の国策外国為替銀行である横浜正金銀行の頭取でもあった人だ。その横浜正金銀行は戦後改組され、外国為替専門銀行としての東京銀行に化け、やがて私がそこに就職したという話は以前書いた。でも早々と辞めちゃったが(笑)。
広い敷地です。木がたくさん。
クス、スダジイ、ケヤキ。
鎌倉の山に生えている木と、種類は似ている。
全体が木に覆われ、平らな土地である。
しかし隅っこだけは小高い。
そこに高橋是清翁の像がある。
お参り、お参り。
これからも、世界の金融市場をお守りくださいね。
そのお隣は、フランス的だったりする・・・プラース・カナダ。
30年前に竣工したオフィスビルとカナダ大使館だ。
ピラミッドの上の部分を切り取ったような不思議な外形。
青山ツイン!!
私がまだ学生だった頃に竣工した建物だ。その後私は銀行に勤めるようになるが、当時の私はかなりの美青年(←ホントか?)。その美青年を狙う困ったオジサンが勤めていた会社がこの青山ツインにあった。そのオジサンが勤める会社は私が勤める銀行の取引先であり、そのオジサンは当時の私のような美青年が大好きなのだった。この青山ツインに当時あったその取引先を私が仕事で訪ねて行くと、私は応接室に通され、誰もいない応接室でいきなり肩を組まれたりするという大変な経験を経て、私はオトナになったのだった。一人前の社会人になるということは、大変なことなのだ。
そんな私の昔の記憶などとは無関係に、青山ツインに入るフランスのブランド店、ベルルッティ。
さらにその先。青山一丁目駅がある交差点を挟んで向こうに高層ビル。
ホンダ本社でーーす。
昔、取引先だったので、よく来たなぁ。
向こうは伊藤忠本社ビル。
マクラーレンやホンダだけじゃなく、アストン・マーティンなんてのもあるよ。
ダブルオーセブン、ジェームズ・ボンドのクルマだ。
でもアストン・マーティンなんてちょろいかもしれない。
すぐ近くにはランボルギーニなんてのがある。
いったいこれはいくらするんだ?
代理店のコーンズ。
ベントレーだって売っているよ。3,000万円くらいは用意しよう。
明治神宮外苑前の銀杏並木。
晩秋は見事な景色が見られる。
今はつまらないけどね。
あ、国会議事堂の屋根が丸くなった!
・・・ってわけではなくて、これは聖徳記念絵画館。
明治天皇とその時代をたたえる美術館だ。
あぁ~、長いウォーキングだった。
このあと私は先ほどのカナダ大使館近くに引き返し、そのすぐ近くにあるビルの中で、お仕事を済ませたのだった。
【つづく】