蓮って面白い花だねえ。
管理の仕方も独特だし、仏教と強く結びついたイメージがある。
鎌倉では蓮はそろそろ終わりだ。
大きくてきれいな花びらは落ちて、こんな状態。
面白い形だよね。ちょっと不気味でもある。
ハスラとかハスゴンなんて名前の怪獣の顔になりそう。
これは唐門(建長寺)の前の蓮だ。
茶色くなったら、実というか、種も落ちるよ。
大きな種。
皮を剥いて、薬膳料理にも使われたりする。
In Yan 薬膳 蓮の実おこわ
食感がいいんだろうね。
米国大手証券のモルガン・スタンレーにマイク・ウィルソンという著名ストラテジストがいる。
彼は米国株式市場の弱気派(株価が下がると考える人達)の代表格だった。
2022年の下げを彼は見事に当てた。
しかし彼は2023年に入っても弱気を続けた。彼だけではない、多くのプロがそうだった。普通に考えたらそうなって不思議はない状況だった。
しかし上のグラフでご覧のとおり、2023年はほぼ上昇相場が続いた。
次々とプロたちも見通しを変更して強気に転じたが、ウィルソン氏は弱気を貫いた。
ちなみに、画像の彼は右下がりのレジメンタル・タイをしているが、これは彼が下げ相場を予想しているからではない(笑)。
英国とは反対で、米国では右下がりのものが多いのだ。
彼も辛かったでしょう。弱気を言い続けているのに、株価は上がり続けたのだから。それでも彼は弱気な見方を変えなかった。
しかしついに7月下旬、彼は白旗を揚げた。
自分の悲観論が間違っていたと認めたのだ。
しかしこれは怖い。
最も弱気な人ですら強気に転じたということは、世の中のほとんどの人が株価に楽観的になったということであり、そうだとすると、株式投資をする人のうち、もはやこれから新たに買おうと言う人はあまり残っていないということを意味する。
「あのマイク・ウィルソンが強気に転じたってことは、そろそろ逆に米国株もヤバイんじゃない?」なんて囁いていた人は多かったと思うが、本当にそうなった。
7月下旬をピークに米国の株価は下がり始めたのだ(↓)。
ドル金利は上がり、米国の株価は下がる。
ここしばらくは、市場が妙に悲観的になっているねえ。
さて、米国時間本日(17日)の株式市場はどうなるのでしょう。
これを書いている今(米国東海岸時間17日(木)の朝8時30分頃)も開いていいる米国株式先物市場はそこそこ良いのだが、これってあまりあてにならないんだよねー。